THE IDOLM@STER Live For You!
【あいじるますたー らいぶ ふぉー ゆー】
| ジャンル |
ライブシミュレーション |
&amazon |
| 対応機種 |
Xbox 360 |
| 発売・開発元 |
バンダイナムコゲームス |
| 発売日 |
2008年2月28日 |
| 定価 |
7,140円 税抜 |
| レーティング |
CERO:B 12才以上対象 |
| 判定 |
賛否両論
|
| アイドルマスターシリーズ |
「今度のアイマスはライブプロデュース!」自由にステージをプロデュースするライブ特化作
概要
アーケードおよびXbox 360で展開された『
THE IDOLM@STER』のファンディスク的ポジションにあたるライブシミュレーションゲーム。
プレイヤーは特別番組のスペシャルプロデューサー(ファン代表P)となり、アイドルたちのライブを成功させることが目的となる。
前作の育成要素やストーリー要素を廃し、衣装や楽曲、ステージ背景、カメラワークなどを自由に設定してライブ鑑賞や応援という名のリズムゲームを楽しむ仕様に特化している。
評価点
- 手軽にライブ鑑賞とコーディネートを楽しめる仕様
- 前作のようなスケジュール管理やレッスン、オーディションといった育成の手間をかけず、最初から解放されている衣装やアクセサリーを組み合わせて自由なライブ演出を楽しめる。
- カメラの視点切り替え機能が充実しており、アップや引き、切り替えのタイミングなどをプロデューサーの好み通りに操作して、お気に入りのアイドルやステージ演出を好みの角度からじっくり鑑賞できる。
- 新曲や新衣装の追加と音質の向上
- 「Shiny Smile」をはじめとする新曲や新たな衣装が多数追加され、Xbox 360の表現力を活かしたライブパフォーマンスの質が高まっている。
- 応援パートのリズムゲームは難易度設定が幅広く、音ゲーが得意でない層から上級者まで幅広く遊べる作りになっている。
- PV作成ツールとしての機能性の高さ
- ライブ中のカメラ操作や演出の自由度が高く、お気に入りのユニットや楽曲のステージを録画して楽しむなどのファンディスク的な鑑賞用ツールとして非常にすぐれている。
論争点
- 育成・ストーリー要素の全廃に対する賛否
- アイドルとのコミュニケーションや人間ドラマ、一からプロデュースしていく達成感を重視していたファンからは、単なるライブ鑑賞ツールになってしまったことへの物足りなさが指摘された。
- 一方で、煩雑な育成の手間をかけずに好きな曲や衣装をすぐに楽しめる手軽さを歓迎する層や、純粋なPV鑑賞ツールとして割り切る層からは肯定的な評価を受けた。
- スペシャルプロデューサーに対するアイドルの距離感や対応の扱い
- 今作のプレイヤーは担当プロデューサーではなく特別番組のファン代表プロデューサーという立場であるため、アイドルたちの対応が全体的にどこかよそよそしく、見ていて気持ち悪いと感じる意見や不満の声が上がった。
- 特に星井美希の対応は塩対応と評されるほど冷ややかであり、前作の親密な関係性を期待したユーザーから強い抵抗感を示された。
- しかしその一方で、ビジネスライクでよそよそしい会話はアイドルの新たな一面を見られる表現として捉える向きもあり、星井美希が冷たい対応をとるのも前作の主人公プロデューサーに対して一筋である証明であり設定上の矛盾はないとして評価・納得する声も存在する。
- 応援パートのゲーム性に対する好みの差
- ライブ中にボタンを押してコールを送る応援システムについて、ライブの臨場感が高まるという好意的な意見がある一方で、画面の譜面に集中するあまり肝心のアイドルやダンスモーションをじっくり見られないという相反する意見が上がった。
問題点
- フルプライスに見合わない圧倒的なボリューム不足
- ゲームのメインがライブのコーディネートと簡単なリズムゲームのみであり、前作をプレイ済みのユーザーからはファンディスクレベルの内容に対してフルプライスの価格が高すぎるという批判が相次いだ。
- シングルモードのストーリー性やイベント要素が皆無に等しく、単体で長く遊び続けるためのモチベーションを維持しにくい。
- 追加ダウンロードコンテンツ依存の商法
- 初期状態で収録されている衣装やアクセサリのバリエーションは限られており、真に多様なカスタマイズを楽しむためには高額な有料アイテムを追加購入し続ける必要があった。
- 継続的な課金を前提とした商法に対して、ユーザーからの強い不満と批判が集中した。
- 前作からの使い回し要素の多さ
- 新曲や新衣装が追加されたとはいえ、楽曲やダンスモーション、衣装モデルの大部分は前作からの使い回しが目立ち、新鮮味に欠ける。
総評
- 前作の複雑な育成要素を削ぎ落とし、アイドルたちのライブパフォーマンス鑑賞と演出プロデュースに特化したファンディスク的な一作。
- カメラワークの自由度の高さやライブの質は評価されたものの、ゲーム単体としてのボリュームの薄さやストーリーの不在、さらには高額な追加ダウンロードコンテンツに依存した販売体制により、価格対効果の観点から賛否が激しく分かれる結果となった。
最終更新:2026年09月21日 12:15