突撃!隣のゆっくりご飯! 15KB
虐待-いじめ ギャグ パロディ 悲劇 理不尽 越冬 群れ 自然界 現代 独自設定 小ネタです
『突撃!隣のゆっくりご飯!』
カマキリあき
季節は冬。人里から少しだけ離れた山の中。
辺りはすっかり雪に覆われ、動く影など見当たらない。
見渡す限りどこまでも広がる純白の絨毯の下。
雪に埋まったほら穴の中で、それらはゆっくりと過ごしていた。
「ゆー…きょうもさむいね。おとうさん!おかあさん!す~りす~りしようよ…!」
「ゆ!またす~りす~りするの?…ゆふふ、まったくしょうがないおちびちゃんね。さあ、おかあさんたちのそばにきてね…!」
「ゆわーい!す~りす~り、す~りす~り…!ゆふふふっ、おとうさんとおかあさんはとってもあったかいね…!」
「ゆゆっ!おねえちゃんだけずるいよ!まりさもす~りす~りするよ!」
「ゆー、そんなにあわてなくてもおかあさんはどこにもいかないわよ。さあさあ、みんなでいっしょにゆっくりしようね!」
「ゆふふ…!まりさのおちびちゃんはおおきくなってもあまえんぼうさんなのぜ」
「おねえちゃんもおいでよ!いっしょにす~りす~りしてあったまろうよ!」
「ゆっ。もうちょっとしたらいくよ!ゆっくりまっててね!」
お父さんまりさとお母さんありすに一生懸命甘えてすりすりしている仔まりさ達。
離れた所で何かをごそごそと取り出して整理している仔ありすが1匹。
仔といっても、春に生まれ生き残ったこの3匹は既にかなり成長しており、親ゆっくりの半分ほどの背丈になっている。
冬篭りを終えた暁には、恐らく親元を離れ独立する頃合だろう。
巣立つ…と言っても、それなりの規模の群れに所属している彼等には、新しいゆっくりプレイスを探す為の旅に出る必要は無い。
大きな群れに所属している野生ゆっくりが離れて遠くへ旅に出るのは、群れの数が溢れて周囲の餌や住処の確保が困難になった場合のみだ。
ゆっくりの大集団が生活出来る程のゆっくりプレイスをわざわざ離れて、苦労と危険に満ちた旅をする意味など少ないからだ。
時々、自信に満ち溢れた若いゆっくりが未知なる可能性を信じて未開のゆっくりプレイス探しの冒険に旅立つ事がある事はあるのだが…。
この家族のいう親立ちは、せいぜいつがいを探した後、群れのテリトリー内に適当な場所を探し、巣作りをして新しい家庭を持つだけの話だろう。
だが、それでも、大好きな親と一緒に過ごす幸せな時間はこの冬篭りの間だけ…。
仔ゆっくり達は別れをことさら名残惜しみ、ここ最近は理由を見つけてはすりすりしたりぺろぺろしたりする回数が増えた。
甘えん坊の姉妹まりさ達は特にひどく、今日も朝からずっとこの調子だった。
仔ありすも勿論大好きな家族との別れは辛かったが、それと同じ位に春が来るのを待ち望んでいた。
近くの巣にいる仔まりさとは親公認の仲で既に婚約しており、巣立ちと共に一緒に生活している事を約束していたからだ。
冬篭りする前に、巣にする場所も既に見つけている。
春になったら早速2匹一緒に頑張って都会派なおうちを作るのだ。
将来生まれる赤ちゃんの事も考えて、少し広めに掘ろう。
ありすが素敵なコーディネートをして家族全員ゆっくり出来る空間にするのだ。
それから2匹で頑張って狩りをしておいしいごはんさんを沢山集めよう。
子供がいても大丈夫な位、いっぱいご飯を集める事が出来たら、今年中に可愛い赤ちゃんを産む事も出来るかもしれない。
大好きなまりさの為に、ありすのばーじんは大事に取っている。
実は秋に、皆には内緒でふぁーすとちゅっちゅだけした。
まりさの唇と唇が触れ合った瞬間、しあわせーが衝撃となってありすのカスタードを駆け巡った。あの感覚は今でも忘れられない。
好きなゆっくり同士で初めて結ばれる時は、ふぁーすとちゅっちゅとは比べ物にならない位に、とてもとてもゆっくりした幸せな気持ちで満たされるらしい。
あのちゅっちゅより凄いなんて…ありすは一体どうなってしまうのだろう…。
仔ありすはもうすぐ訪れる甘い季節に胸をときめかせていた。
「ゆー?おちびちゃんどうしたの?」
いつまで経っても来ない仔ありすの様子を窺いに、お母さんありすがやって来た。
ありすが整理していたのは、嫁入り道具にと、今まで貯めていたとかいはな宝物の数々。
頑張って作った押し花に、せみの抜け殻、甲虫の羽根。
そして、とても軽くて綺麗なたからものが1つ。
「とってもきれいないしさんね!それってたしか…」
「ゆん!まりさがありすにぷろぽーずするときにくれたたからものよ!」
「ゆーん!とってもとかいはなおくりものね!」
「まりさみたいなびゆっくりといっしょになれるなんて…ありすはしあわせだわ!」
「おかあさんも、あのまりさならあんっしんっね!でも、たまにはおかあさんたちのところへあそびにもどってきてね…!」
「ゆっ…おかあさん…」
「ゆふふふ!さっきからきいてたら、おかあさんもおちびちゃんもきがはやいのぜ。まだまだふゆさんはながいのぜ?」
「そうだよ、おねーちゃん!はやくこっちにきてまりさたちとゆっくりしようね!」
「ゆーゆー!それにそろそろおなかすいてきたよ!みんなでごはんさんむ~しゃむ~しゃしようよ!」
「ゆっ。おとうさんもすいてきたのぜ!みんな、ちょぞうこからごはんさんもってくるのぜ!」
「「ゆわーい!」」
父まりさの言葉に従い、貯蔵庫に向かう。…といっても、単に部屋の端の事だが。
冬篭もりの前に家族総出で集めるだけ集めた餌が葉っぱの上に小山のように積まれている。
「ゆ。きょうはまりさ、いもむしさんにするよ!」
「おとうさんはこのきのこさんにするのぜ!」
「ゆ~ん…このおはなさんもすてがたいね…」
「ありすたちはこのきのみさんにしましょうね!」
「とってもとかいはなおしょくじね!」
皆、思い思いの食べ物を取ると、部屋の真ん中のテーブルに持ち戻る。
「よーし、じゃあみんなでむ~しゃむ~しゃするのぜ!」
「「「ゆわ~い!!!」」」
そして、ゆっくりとご飯を食べようとしたその時。
「突撃いいいいいぃっっ!!!!!!!!!!!!」
ゴシャアア!!!
突然鳴り響いた大声と共におうちを塞いでいた結界さんが吹き飛ぶ。
「隣のぉ!!!!ゆっくりご飯んんんんーーーーー!!!!!!!!」
ズガッ!!!ガシャアッ!!!
結界はおろか、入り口周辺の土を手に持った巨大しゃもじを使い、次々と掘り崩す人間さん。
どうやらこの人間さんが入れるように、穴を広げるつもりらしい。
「「「ゆんやああああああーーーー!!!!!????」」」
「なんなの!?なんなのーー!!!?いったいなんなのおお!!?」
「ゆうううう!!?さぶいいい!!!」
「ゆがあーー!!??やべるのぜーー!!まりさたちがつくったおうちをこわすんじゃないのぜーー!!」
「やめてね!!けっかいさんをこわさないでね!!ゆっくりできなくなるからやめてね!!」
「ゆわああああん!!!ありすたちのゆっくりしたおうちがああああ!!!!」
ようやく大人一人が通れる程度に入り口を拡張した後、しゃもじを持った人間さんがのっそりと入ってくる。
その後ろに続いて、防寒服を来た見慣れないゆっくりが数匹入ってきた。
内、1匹はビデオカメラを持ってパニックになっている家族や部屋の内部を撮影している。
「いやーどうもどうも!冬篭り中の皆さん!来ちゃったのよお~!」
「なにがきたのおおおおおお!!!!???」
「ぐるなああ!!!がえれええええええ!!!!」
「隣のゆっくりご飯!ご存知コメスケです!もうお食事終わっちゃったの?おや、まだみたい。嬉しいねえ~!」
「ばでぃざはぜんぜんうれじぐないいいいい!!!!」
「みなさん、今日は冬篭り中の群れにお邪魔しています!
冬篭りといえば越冬用の食料を貯めているので、これは楽しみですよ~!」
「ぜんぜんたのしくないよおおお!!!」
「ゆええええん!!お、おかあさん…まりさこわい!!!」
「ちょっと奥さん、貯蔵庫ない?貯蔵庫!
あらま!見てください、小高く詰まれたゆっくり達のご馳走!
山菜に虫に木の実に草に…これは栗かな?
ゆっくりだけにゆっ栗!なんつってね!」
「だまれ!!じね!!」
「さわるなあ!!ばりざだちがくろうしてあつめたごはんさんにざわるなああ!!!」
「ゆうう!!ありすたちのきちょうなごはんさんなのよ!ゆっくりやめてね!!」
慌てて駆け寄ってきたお父さんまりさとお母さんありすを、まあまあまあとなだめながら、動けないようにがっちりと掴むコメスケ。
いかに強い両親でも人間の力で抑え付けられては微動だにできない。
歯を食い縛り、必死に力を込めて抵抗しているのに、コメスケは相変わらずニコニコとしている。まるで相手になってない。
あんなに大きくて強いお母さんやお父さんが全く歯が立たないなんて…!!
聞いた事はあっても、人間さんを見たのはこれが初めてだった姉妹。
仔ありすは姉妹まりさと一緒に部屋の隅へ避難し、ガタガタと震えている事しか出来なかった。
「それじゃ、僕はゆっくりのご飯なんて食べれないので、いつものように代役のゆっくり君!」
「「「ゆゆっ!ゆっくりりかいしたよ!!」」」
防寒服を付けた3匹のゆっくりが、ぴょんぴょん飛び跳ねながら餌の山へ群がると睨み付けるまりさ一家を尻目に貪り始める。
「「「む~しゃむ~しゃ!」」」
「ゆゆっ!それなり~!」
「ゆー。ありすはぐるめだね!まりさはまあまあおいしいよ!」
「れいむもありすとおなじで、いまいちかな!でも、おしごとだからがまんしてたべてあげようね!」
「ゆがあああああ!!!!やべろおおお!!!ぞれはばりざだちがおちびぢゃんたちとたべるためにひっしにあづめたんだああああーーーーー!!!!!!!!!!!」
父まりさの悲痛な叫びもむなしく、次々と平らげられる貴重な餌の山。
姉まりさの大好きないもむしさんが。
妹まりさの大好きな山菜さんが。
お母さんありすの大好きなどんぐりさんが。
お父さんまりさの大好きなきのこさんが。
ありすが最後まで取っておいた大好物の柿さんが。
大事に大事に少しずつ食べていた貴重な餌が、よりにもよって美味しい物からどんどんと見ず知らずの侵入者に食い荒らされていく。
「あっあっあっあああああああああっ…!!!!」
「やめてえーーーっ!!もうやめてえええ!!!!」
「おねがいします!もうやめてくださいい!!」
「それがないとふゆさんがこせないんだよ!!??まりさたちしんじゃうよお!!!」
「も~ぐも~ぐ!!れいむはしなないからだいじょうぶだよ!!しんぱいしないでね!!」
「こんなのとかいはじゃないわああああ!!!!!」
「む~しゃむ~しゃ!!しんにとかいはなありすにむかってしつれいしちゃうわね!」
「いやあ~!山の恵みをこんなに沢山申し訳ない!!色々とすみませんね~!!」
「ほんとうにすまなすぎるでしょおおおお!!!!???」
「ゆー。それにしても…なんだか、このおへや、さむくなってきたね!」
「それもそうね。なにかもやせるものがないかしら」
「ゆっ!れいむ、らいたーさんをもってるよ!このごみごはんさんをもやしてあったまろうね!」
「ゆゆーん!れいむ、ないすあいであだよー!」
「ゆゆっ!?こんなところにがらくたがあるわ!」
「よーし!それももやしちゃおうね!ごちそうになったおれいに、きみたちのごみそうじをてつだってあげるね!」
ありす達の大事なたからものや、餌の中からあまり美味しくないけど食べられる筈の物等、燃えそうな物を集めだす3匹。
「????」
ライターの存在を知らないまりさ達は何が起こるのか、全く理解できていない。
「それじゃ、てんかするよー!」
れいむは取り出したチャッカマンをおさげを使って器用にスイッチを押して火をつけた。
乾燥していた食材にあっさりと火が灯る。まるでキャンプファイヤーのよう。
「ゆわー。あったかいねー!」
「ゆふふ。きれいね。とってもとかいはね!」
「まずいたべものさんも、むだにしたらばちがあたるからね!」
「そうだね!あいかわらずいいこというね!じゃあどんどんもやしていこうね!」
「「「ゆい、ゆい、おー!」」」
3匹は残った餌や、たからもの等を次々と運んで燃やし始めた。
「あったかいね~!まるでこの部屋だけ春になったようで極楽だね!いやあ、こんな真冬にキャンプファイヤーなんてオツだねほんと!」
「ふざげるなあ!ふざげるなあああああ!!!!!」
「ゆわああああ!!!!まりさのたからものが!!!」
「「ゆぐぐぐうううううう…!!!!もういいかげんにしてえええ!!!!」
このままでは春を待たず一家全滅だ。
もう、怖がってなんかいられない。
3匹の凶行を止める為、3姉妹は飛び出した。
「ゆっ…?れいむたちのおしごとのじゃまをしないでね!」
「あぶないよ!さぎょうのじゃまだからおうちのひとはだまってみてていいからね!」
頭数が同じとはいえ、倍以上の大きさを誇る相手に敵うはずも無く、簡単に弾き飛ばされる姉妹。
振り絞った勇気など何の意味も無かった。
ただただ無駄な体力を使って痛い思いをしただけだ。
何事も無かったかのように鼻歌をうたいながら作業を再開する3匹。
そして…れいむがそれを取り出したのを見て、ありすは泣き叫んだ。
「やめてええええ!!!??それはまりさにもらったたからものなのおお!!!!」
「ゆうっ!!??や、やめてあげてね!!!それはおちびちゃんがこんやくのしるしにもらっただいじないしさんなのよ!!」
「おねがいしますうう!!!あいするまりさからもらっただいじなだいじなおもいでのいしさんなのおおお!!」
「ゆゆ?このきたないぺっとぼとるのふたがどうしたの?」
「ゆー、やれやれ。こんなごみをたからものなんて…。そんなまちのらみたいなこといっちゃだめだよ…!」
れいむ達は泣いて懇願する仔ありす達を鼻で笑い、火の山へ投げ込んだ。
真っ赤な炎の中、まりさから貰った大事なボトルキャップはぐにゃりと溶け曲がり、その姿を変えていった。
「いやあああああああああああ!!!!!」
無力感に苛まれ、涙を流す仔ありす達の前では相変わらずどんどん燃やされていく。
そしてとうとう、巣にあった燃やせる物は全て火の中にくべられてしまった。
「ゆあああああああぁぁぁぁ………」
既に両親は解放されていたが、何も出来ずただ見守る事しかできない。
パチパチと音を立てて燃えさかる炎の中へ突っ込み回収するなど出来るはずも無い。
燃えていく。全てが燃えていく。
今は亡き姉妹と一緒に集めたたからものも。
姉妹まりさと一緒に作った花飾りも。
お母さんと一緒にコーディネートした家具も。
そしてお父さんと一緒に苦労して集めた、冬を越す為に必要な餌も。
先程まで家族で囲んだ大きな枝さんのテーブルも。
今朝まで家族を包み込んでいたふかふかの雑草のベッドも。
全てがメラメラと燃やされていく…。
もはやありす達一家は叫ぶ気力すら無くなり、燃え盛る炎を黙って見つめていた。
ポカンと放心してる家族を残し、人間達はあっさりと立ち去った。
現れた時と変わらぬニコニコとした笑みを浮かべながら、去り際に何やら礼らしき事を言ってたがまるで耳に入らない。
暫くして完全に火が燃え尽きた後、突然、父まりさが奇声をあげ泣き始めた。
「あ゛ーーーーーーーーーーーーーっ!!あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
大粒の涙がぼろぼろとこぼれる。
最初から最後まで、結局何も出来なかった。
家族の前で全てが奪われていく間、何ひとつ。
巣の中には何も残されていなかった。
大切な餌も、家具も、思い出の品々も。
そして訪れる筈だった幸せな未来さえも。
お父さんまりさの泣く姿につられお母さんありすも姉妹まりさも、そして仔ありすも家族全員泣き始めた。
ぽっかりと大きく崩された穴からは雪の混じった冷たい風が容赦なく一家に吹き付けていた…。
(終わらない)
「ゆー…きょうもさむいね。おとうさん!おかあさん!す~りす~りしようよ…!」
「ゆ!またす~りす~りするの?…ゆふふ、まったくしょうがないおちびちゃんだね。さあ、おかあさんたちのそばにきてね…!」
「ゆわーい!す~りす~り、す~りす~り…!ゆふふふっ、おとうさんとおかあさんはとってもあったかいね…!」
「ゆゆっ!おねえちゃんだけずるいよ!れいむもす~りす~りするよ!」
「ゆー、そんなにあわてなくてもおかあさんはどこにもいかないよ。さあさあ、みんなでいっしょにゆっくりしようね!」
「ゆふふふ…!まりさのおちびちゃんたちはおおきくなってもあまえんぼうさんだね!」
「おねえちゃんもおいでよ!いっしょにす~りす~りしてあったまろうよ!」
「ゆっ。もうちょっとしたらいくよ!ゆっくりまっててね!」
お父さんまりさとお母さんれいむに一生懸命甘えてすりすりしている仔まりさと仔れいむ。
離れた所で何かをごそごそと取り出して整理している仔まりさが1匹。
冬篭りする直前、群れのみんなと狩りに行った時に見つけたたからものだ。
春になったら婚約者のありすに、この素敵な宝物をプレゼントしよう。
近くの巣にいる仔ありすとは親公認の仲で既に婚約しており、巣立ちと共に一緒に生活している事を約束している。
仔まりさは大好きな家族との別れは辛かったが、それと同じ位に春が来るのを待ち望んでいた。
冬篭りする前に、巣にする場所も既に見つけている。
春になったら早速2匹一緒に頑張っておうちを作るのだ。
将来生まれる赤ちゃんの事も考えて、少し広めに掘ろう。
それから2匹で頑張って狩りをしておいしいごはんさんを沢山集めよう。
子供がいても大丈夫な位、いっぱいご飯を集める事が出来たら、今年中に可愛い赤ちゃんを産ませる事が出来るかもしれない。
仔まりさはもうすぐ訪れる甘い季節に胸を膨らませていた。
「おねえちゃん、いいかげんこっちきてよ。れいむのおうたをいっしょにきこうよ!」
「ゆっくりりかいしたよ!いまいくね!」
「ゆーゆゆ~、ゆっくりしてるね~♪ゆんゆ、ゆーん♪」
「いもうとれいむはおうたがとってもおじょうずになったね!」
「ゆゆ~ん!もうどこへおよめにだしてもはずかしくないね!」
「ゆふふっ!れいむもまりさおねえちゃんみたいにすてきなゆっくりとけっこんっしたいな~!」
「ゆ~ん、そうだね!あんなきれいなありすならおちびちゃんとのあかちゃんもきっとかわいいね!おとうさんもいまからたのしみだよ!」
「ゆゆっ…!?や、やめてよ、なんだかはずかしいよー…!」
「ゆーゆっゆ!おちびちゃんてれることないのに!」
「ゆふふ。たまにはおかあさんたちのところへあそびにもどってきてね…!」
「ゆゆ!?それはそうとまりさ、そろそろおなかすいてきたよ!みんなでごはんさんむ~しゃむ~しゃしようよ!」
「そういえばそうだね!みんな、ちょぞうこからごはんさんもってこようね!」
「よーし、それじゃあみんなでむ~しゃむ~しゃしようね!」
「「「ゆわ~い!!!」」」
そして、ゆっくりとご飯を食べようとしたその時…。
(ひとまず終わり)
あとがき
今回から名前付ける事にしました。
なんか保管庫でカマあき(仮)ってなってたんで、カマキリあきでいいやと。
本来食料だけ奪うつもりがいつの間にかこんな話に。
今まで書いたの
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- 流石にこれはゆっくりが可哀想だしアシスタントがとことんウザい、
せめて凸るのはゲスゆ一家にしてくれ -- 2023-04-13 07:38:33
- センスのカケラもなし。クソSSだわー -- 2017-02-25 09:57:11
- ごめん
さすがにないわ
初めてゆっくりがかわいそうだと思った こいつら善良だし
センスないよ 君 -- 2015-10-20 14:37:59
- アシスタントの3匹に腹立つなんて愚かなks人間だこと -- 2014-02-24 00:56:47
- いい理不尽さだ、これは良作 -- 2013-12-17 02:53:11
- すごい理不尽だったな。
とにかくアシスタントの三匹にひたすらに腹が立った。 -- 2012-01-29 13:47:53
- ↓それはゆっくりできる良い妄想だ。 -- 2012-01-29 00:07:53
- アシスタントの3匹にムカついてゆっくりできなかったが
「毎年代替わりしててその時には古い奴らは透明な箱に
入れられて新人が美味しいご飯を食べているのを
見せ付けられながら餓死させられている」
って妄想をしたらとてもゆっくりできた -- 2012-01-27 23:27:32
- くそコメワロタ
-- 2011-10-27 16:43:48
- くそこめんとはゆっくりできないよ!ゆっくりやめてあげてね! -- 2011-10-27 06:56:37
- みんな一体誰と戦っているんだw
-- 2011-10-02 16:14:32
- >ゆっくり狩をしないといけない背景とか
>虐待鬼意三が虐待しに来た理由とか
どう見てもただの遊びだろw
駆除とかの狩りならこんな非効率な事するわけない
-- 2011-07-07 20:44:16
- もうちょいご飯関係に集中して欲しかったな -- 2011-07-05 22:18:47
- 見ろ!人がゆっくりのようだ! -- 2011-01-17 00:08:57
- SSより糞コメントの方が面白かった -- 2010-12-31 01:56:52
- 面白かったのに糞コメントどものせいで興醒めした -- 2010-11-20 11:29:47
- ほんとうにすまなすぎるでしょおおおお!!!!???
で、超吹いた -- 2010-10-24 18:08:07
- このSS最高!!!あと、昔の隣の晩御飯は、ヨネスケが勝手に冷蔵庫を開けて冷蔵庫の残り物を食べたり、ご飯を催促する番組だったよ。 -- 2010-09-09 01:01:31
- ↓その発言は詩に対して具体性に欠けるといってるのと同じくらい的外れ -- 2010-09-08 23:07:49
- 「突撃いいいいいぃっっ!!!!!!!!!!!!」
「隣のぉ!!!!ゆっくりご飯んんんんーーーーー!!!!!!!!」
このセリフが無ければ元ネタわから程パロ部分が少ない
ゆっくり狩をしないといけない背景 とか
虐待鬼意三が虐待しに来た理由 とか
SS面白くする背景要素を「パロだから」で省いてどうすんだ -- 2010-08-27 06:13:58
最終更新:2010年01月23日 04:50