生産に関する主な経済活動
米国
- GDP
毎月21~30日(四半期ベース)に発表される。世界中の投資家が注目している。特に速報値は必ずチェックしたい。
- 耐久財受注
毎月20~30日に発表される。耐久財新規受注は速報として先立って発表され、非国防資本財受注は設備投資の先行指標として注目度が高い。
日本
- GDP
速報は3月・6月・9月・12月の四半期ごと。2次速報は4ヶ月半後。発表時期が遅いので、他の国のGDPと比べて、マーケットへ直接の影響も限定されるケースが多い。また、海外からの投資収益の季節変動が大きいことなどを背景に日本の場合はかなりブレがある。
- 鉱工業生産
月次・速報は翌月下旬、確報は翌々月。|景気判断でも最も重要な経済指標の一つで、速報に注目が集まる。ただし、非常に揺れが大きい指標でもある。
ユーロ
- GDP
3月・6月・9月・12月(中旬)に発表。欧州委員会統計局(Euro-stat)が、翌四半期の最終月に速報値を発表し、その次月で改定値が発表される。
英国
- GDP
1月・4月・7月・10月(下旬)に発表。速報値発表後、次月で2回改定値が発表される。英国の景気動向は米国に先行する傾向が見られるため、世界経済の先行きを占う上で注目が必要となる。