MACD
移動平均線の動きに注目して売買ポイントを探す!
MACD(Moving Average Convergence/Divergence)日本語で「移動平均収束発散法」。RSI・ストキャスティクス・サイコロジカルと同じように、価格変動に形成されるジグザグとした値動きを分せくする「オシレーター系」のテクニカル分析として利用される。
- 計算式は複雑だが使い方は実に簡単
MACDを算出する計算式は難解だが、指標の見方はRSIやストキャスティクスと似ているのでそれほど複雑ではない。
MACDは2本の移動平均線の方向性・乖離・絡み具合に注目して売買ポイントを見つける。移動平均には単純移動平均(SMA)ではなく、指数移動平均(EMA)が使われ、複雑な計算式のため電卓ですぐに求めることはできない。とにかくこの2本の線は、1本が早く動く線(MACD)で、もう1本が遅く動く線(シグナル)とだけ覚えよう。
基本的な見方としては、MACDがシグナルを下方から上に抜いた時が買いのサインとなり、逆に上方から下に抜ければ売りのサインとなる。この見方は移動平均線の「ゴールデンクロス・デッドクロス」の見方とほとんど同じといえる。この場合、MACDが短期移動平均線で、シグナルを長期移動平均線と見れば理解しやすくなる。
また、この指標ではゼロの目盛りが重要なポイントになる。MACDがシグナルを上に抜いて、買いのシグナルが出た後、2本の線がゼロの目盛りを上回れば、買いのシグナルは本物と見なすことができる。逆に、MACDがシグナルを下に抜いて売りシグナルが出た後、2本の線がゼロの目盛りを下回れば、本格的な下げ基調とみてよいだろう。
MACDは2本の移動平均線の方向性・乖離・絡み具合に注目して売買ポイントを見つける。移動平均には単純移動平均(SMA)ではなく、指数移動平均(EMA)が使われ、複雑な計算式のため電卓ですぐに求めることはできない。とにかくこの2本の線は、1本が早く動く線(MACD)で、もう1本が遅く動く線(シグナル)とだけ覚えよう。
基本的な見方としては、MACDがシグナルを下方から上に抜いた時が買いのサインとなり、逆に上方から下に抜ければ売りのサインとなる。この見方は移動平均線の「ゴールデンクロス・デッドクロス」の見方とほとんど同じといえる。この場合、MACDが短期移動平均線で、シグナルを長期移動平均線と見れば理解しやすくなる。
また、この指標ではゼロの目盛りが重要なポイントになる。MACDがシグナルを上に抜いて、買いのシグナルが出た後、2本の線がゼロの目盛りを上回れば、買いのシグナルは本物と見なすことができる。逆に、MACDがシグナルを下に抜いて売りシグナルが出た後、2本の線がゼロの目盛りを下回れば、本格的な下げ基調とみてよいだろう。