ストキャスティクス - ＦＸはじめる基本から＠WIKI By恵財塾

ストキャスティクス

2本のラインから相場の状態を見るオシレーター系指標！

　ストキャスティクスは価格の変化率から、相場の「買われすぎ・売られすぎ」を判断する、ボリンジャーバンドやRSIと同様の「オシレーター系指標」と呼ばれるテクニカル指標だ。分析手法はRSIに似ている。

• 「%D」の動きを見逃すな

　ストキャスティクスの最大の特徴は、「%K（Kライン）」と「%D（Dライン）」という2つのラインがあること。この2つのラインの相関関係から売買ポイントを読み取ることができる。「%K（Kライン）」は過去5日間の終値のうち、直近の終値が相対的にどの水準にあるかを表している。「%D（Dライン）」は「%K（Kライン）」の数値を3日間で修正したもので、Dラインのほうが滑らかな線となり、Kラインより遅行する。
　分析にはDラインが重要で、Dラインが70%以上になれば買われすぎと判断され、特に85%以上になったら売りを仕掛けるポイントになる。同様に30%以下になれば売られすぎと判断され、15%以下になったら買いを仕掛けるポイントになるとされている。
　ストキャスティクスを活用してトレンドの転換点を計ることもできる。例えば、2つのラインがともに85%以上もしくは15%以下にあり、ラインが交差する場合にはトレンド転換のサインとなる。

トップページへ