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ノイエ・ジール - (2007/11/30 (金) 15:55:56) の編集履歴(バックアップ)


ノイエ・ジール


AMX-002 NEUE ZIEL
アクシズ先遣隊がデラーズ・フリートに譲渡したMA。
「ジオンの精神が形になったようだ」とアナベル・ガトー少佐に評された。

初期ステータス

チューンpt 30952 スラスター出力 79/99
HP 6300/10000 スラスター速度 75/99
実弾防御 60/99 レーダー性能 70/95
ビーム防御 87/99 バランサー 30/48
機動性 73/99 旋回速度 17/20

制限事項 宇宙専用
SPAタイプ 一斉射撃

兵装ステータス

威力・耐久 命中 連射 弾速 リロード 弾数
1 メガカノン砲 342/350/360 18/54 - 1/43 1/35 6-9-12
2 大型ミサイル 399/409/420 18/54 - 1/43 1/35 6-9-12
3 偏向型メガ粒子砲 456/467/480 18/54 - 1/43 1/35 10-14-20
有線クローアーム 583/595/600 25/54 - 1/43 1/35 5-7-10
ビームサーベル 1363/1477/1600 20/35 - - - -

機体特徴

機動力の高い多彩な武器を持つアクシズ製の超大型MA。
その大きさ故要塞内の一部通路を通れない、出撃不可ミッションなどがある。
MAであるが操作はビグ・ザムと同じくMSタイプである。
また、オールドタイプでもオールレンジ攻撃できるレアな機体である。
全MAの中で最も対弾・対ビーム性能が高く、機動性も随一のオーパーツ性能。

強力な狙撃ビームを持つため、宇宙の殲滅系ミッションでは不動でSSを取るのも可能な強力機体。
防衛目標のあるミッションの場合、特に真価を発揮する。

要塞内部の狭い通路は通れないため、一部ミッションは出撃できてもクリア不可能。
操作タイプがMSであっても図体がでかいため、コンテナ運びはできない。
また、そもそも出撃不可能なミッションがあり場所を選ぶ機体といえる。

Iフィールド

今作ではIFがアンチビーム機能として完璧ではない上、巨体であるが故の被弾率の高さを考慮し、回避や防御は怠らないようにする必要がある。

機動性能

操作タイプの恩恵で三号機よりは小回りは利くもの、大型スラスタータイプであるため細かい動きは苦手。
限界突破せずともスラスター性能はほぼ最大に近い強化が可能。
下手に小回りせず、ステップキャンセルブーストダッシュで振り切って、距離を保ち射撃に転じるのが良い。

メイン射撃

メイン2のミサイルだけ突出して超高性能。

親切ご丁寧にビームと実体弾を分けて切り替えて使用するデンドロと比べて、明らかに砲撃性能はこちらが上。
共通して地上足元の敵には当てられないので距離を離して使うこと。

メイン1:腹部メガカノン砲と全身の小型ミサイル*11発の複合攻撃。
チャージショットは6発発射でビームタイプは変わらない。
弾速が遅いため使いにくい。

メイン2:隠し腕のビーム砲*4とスカート下部からの大型ミサイルの複合攻撃。
ビームが狙撃タイプで4本合わさるとメイン1よりも破壊力も上。
横に広げて撃つため命中しやすく、予測射撃しなくても当たりやすい。
元から3連射可能で非常に使いやすいが、チャージショットは6連射と更に強化される。
チャージショット1回のビーム部分だけで演習用標的の7割強を奪う脅威の破壊力。
設定ミスじゃないかと思うくらいIF持ちも真っ向からねじ伏せる兵器である。
なお、チャージショットは勝手に標的が切り替わるため、ノーマルとうまく使い分けよう。

ミサイルは横から発射されるため正面だと敵に届かないとこが多い。
ミサイルといいつつミサイルは当たったらラッキー程度のおまけにすぎない。
横向きだとミサイルを当てやすいがビームの幅が狭まり命中率が下がるので、動きの遅い戦艦相手以外には狙わない方がよいだろう。

メイン3:肩と背部スカートからの偏向メガ粒子砲*9。
弾速が遅く、全段ヒット時の破壊力もミサイル以下。
チャージショットでも弾速が遅く本数も変わらず、威力もあまり増えない。

サブ射撃

有線クローアーム*2による狙撃ビームタイプのオールレンジ攻撃
1発あたりの破壊力はνガンダムなどよりかなり高く、5連射で演習用標的の5割を奪う。
格闘を行うと飛ばした手が瞬時に戻ってくるので、他のサイコミュ兵器同様、常に飛ばしておくと効果的。

格闘

サーベルの威力はデンドロには及ばないものの、比較的サーベルは当てやすい。
全体的に振りが遅く伸びも悪く、通常コンボは存在しない。
チャージブースト格闘は全段命中すると演習用標的の6割を奪う強力な攻撃。
格闘はこれだけ狙っていけばいいだろう。

SPA

サブも含めたビーム・ミサイル一斉射撃。
有線クロービームは手元で撃つのでオールレンジ攻撃は含まれない。
全段命中時の破壊力は相当なものだが、全体的に弾速が遅めで途中でダウンさせてしまいやすい。
ダウンしない動きが遅い大型MAなどにはとても有効である。
メインのミサイルが非常に優秀なので、攻撃手段としてよりも緊急時の回避手段的な位置づけ。


出自

「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」
デラーズ・フリートを陰ながら援助する為、同じジオン残党であるアクシズ側から引き渡された巨大MA。有線式クローアームにより、ニュータイプでなくともオールレンジ攻撃を行えるのが最大の特徴。Iフィールドを搭載している為、ビーム攻撃も意に介さない。

C.D.A. 若き彗星の肖像ではノイエ・ジールの原型になったといえるゼロ・ジ・アールが登場。逆襲のシャアのα・アジールと併せ、このタイプの空間戦闘用MAはゼロ・ジ・アール→ノイエ・ジール→α・アジールという形で辿って行った様である。

一部のゲームではシャア専用機体ノイエ・ジールIIも登場。
機体のペインティングは赤紫の様な色合いとなり、有線クローアームがファンネルに換装され本当のオールレンジ攻撃が可能となった。

劇中での活躍

ガンダム試作2号機を失った後のアナベル・ガトー少佐がパイロットを務め、地球にスペースコロニーを落下させる星の屑作戦の最終段階においてコロニー防衛のため戦線に投入された。
コンペイトウからの連邦軍の追撃艦隊を奇襲し、戦艦を次々に撃沈、ガンダム試作3号機すらも圧倒する。
その際、地球連邦軍が地球へ向かうコロニーを焼き尽くすために稼動準備を進めていたソーラ・システムIIのコントロール母艦を稼動直後に撃破し、作動不能に陥らせるという戦果を挙げている。

ガンダム試作3号機との最終決戦では始終圧倒し、撃墜寸前まで追い詰めるも、再稼動したソーラ・システムIIの照射に巻き込まれ中破。

その後、残存した味方部隊とともにアクシズ先遣艦隊へと到達するため連邦の包囲網を突破しようとするが、圧倒的多数による攻撃に加え、機体・パイロットの心身ともに消耗が激しく、各所に被弾。
味方機が次々脱落する中、サラミス級宇宙巡洋艦に特攻を仕掛け、壮絶に散った。
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