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  • 始まりの場所、見上げた月に落ちていく(後編)

ギャルゲ・ロワイアル@ wiki

始まりの場所、見上げた月に落ちていく(後編)

最終更新:2007年11月19日 15:36

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だれでも歓迎! 編集

始まりの場所、見上げた月に落ちていく(後編) ◆TFNAWZdzjA


「あああぁあああああっ!!!」
「うあっ……!?」


ことみの投げナイフを、ギリギリのところで銃で受け止める。
完全にことみは錯乱してしまって、こちらの声を聞くつもりはないと言わんばかりにナイフを閃かせる。

「衛ちゃんから離れるの、この人殺しっ……!!」
「待て、違う……!」
「騙されないの! 貴方が四葉ちゃんをっ……衛ちゃんをっ……!!」

もはや決別は決定的だった。
今のハクオロでは誤解を解く方法など、何一つない。ことみを止める手段なんてない。
もともと武装や身体能力において、ことみがハクオロに勝てるものなどない。
戦う気のなかったハクオロだが、こうなっては仕方ない。ことみの手首を捻りあげると、そのまま地面に押し倒すしかなかった。

「うあっ……放すのっ……!!」
「聞いてくれっ、私は殺し合いに乗ってなど……!」
「嘘! そんな嘘なのっ……!!」

聞く耳持たない。そんな状態だった。
気づけばいつの間にかパワーショベルカーの音が聞こえなくなっていた。どうやら、この学校から離れていったらしい。
これでしばらくは安心なはずだ。誤解されているとはいえ、この少女を放っておくつもりはなかった。

「君の、名前は……?」
「一ノ瀬ことみっ……四葉ちゃんと恋太郎さんと亜沙さんのっ……仲間なの!」
「皆、殺し合いには乗っていなかったんだな?」
「そうなの! 皆で主催者を打倒しようって……そう決めていたのにっ……いたのにぃ!」

感情のままに喚き散らす。
ハクオロはその全てをまず吐き出させようと思った。そうすればそれなりに冷静さを取り戻すはずだ、と。
衛は少し悲しそうな顔でことみを見ていた。あまり喋らせないほうがいいので、弁解はしないように釘を刺している。


だが、それが致命的なまでにまずかった。
ハクオロは名雪がいなくなったことで安心してしまった。ことみは大声でハクオロへの恨み言を口にしてしまった。
まだ、危機が去ったわけではない。
その名雪と互角に渡り合っていたマーダーの存在を、ハクオロたちは失念していたのだ。


「ここにいたか、人殺し共」


絶対的な殺意、そして明確な敵意を意志の中に孕んだまま。
名雪が追いかけていったと思われていた武が、未だこの学校内に。ことみの叫び声を聞きつけて現れた。

(しまった……まだ、奴がいたか……)
(……今なら!)

ハクオロに生じた刹那の動揺を、ことみは見逃さなかった。
拘束を外し、取り落としていたナイフでハクオロを斬りつける。さすがにそれには反応できたハクオロだが、僅かに腹部を刺されてしまった。
衛の悲鳴にも近い叫び声と同時に、ことみはハクオロの元から離れる。もちろん、武の傍にもいかない。

「痛っ……待つんだ、ことみ。私は……」
「はくおろさんっ……!! 待って、ことみさんっ……ハク、おろさんは……!」
「そこで待ってるの、衛ちゃん。絶対に私が救って見せるから」
「役者は揃った、ってやつか? ともあれ、殺し合いに乗った奴らは全員、殺すだけだ」


何故、武はここにいるのか。
それは今までの流れが全て武の作戦によるものだったからだ。

武は名雪をうまく校門まで誘導すると、その後は茂みに姿を隠した。
通常、人は探し人を追跡するとき、ついつい遠くに目を向けてしまう。そんな心理効果を利用し、名雪を体よく学校から追い出させたのだ。
名雪を殺すことは出来ないが、他の三人なら自分だけで始末できる。

「まだ、名前は聞いてなかったな……何者だ、貴様は」
「俺か? 武だ、倉成武。もっとも……名乗ってもあまり意味がないけどな」

倉成武、その名前はどこかで聞いたことがあるような気がした。
だが、今はそんなことに構っている余裕はない。
ハクオロと重傷の衛、一ノ瀬ことみ、倉成武……三つの派閥に分かれてしまっている。どちらも味方じゃない。

学校で初めて生じた誤解。
それが今、唸りを上げてハクオロに襲いかかろうとしていた。



     ◇     ◇     ◇     ◇



(ハクオロと……知らない女が二人。一人はどう見てもハクオロと敵対している……)

俺は何か、妙な違和感を覚えていた。
ハクオロはどう考えても人殺し、殺し合いに乗った男だ。こいつは確実に殺してしまうべき。
だが、さっきまで俺を騙そうとしていた、あの小柄な女は大怪我を負っている。誰が、そんな目にあわせたのか。

きっとハクオロだ。
つまり、あの女はただ利用されていただけなんだ。諸悪の根源はあの仮面の男、そうに違いない。
ついこの前の俺が、あの女。きっと人質か何かを取られて仕方なく従っていた。そして俺を騙そうとして、失敗したからあんな目にあったのか。

「ハクオロはいいとして、他の二人の名前は聞いてなかったな。一応、教えてくれるか?」
「……私は一ノ瀬ことみ、この子は衛ちゃんって言うの」
「…………衛?」

頭の中で何かが弾けた。記憶の奥底からその言葉が流れ込んできた。
それはこの島で今のところ唯一、俺がこの手で殺した女の名前。殺し合いに乗っていたあの女の最期の言葉。

『ま、もる……ちか……げ…………す、ぐ……から……待って……て……』

違う、あの女は殺し合いに乗っていた。
たとえあの小柄な女がそうだとしても、俺には関係ない。あいつも脅されたとはいえ殺し合いに乗ったんだ。
この島では誰にも心を許してはいけない。甘えを捨てろ、優しさを捨てろ。

ガリッ!

―――――俺には、関係ない? 本当に?

『……分かった。 お前の妹は俺が守る…… 』

そう誓ったのは誰だったか。
そんな偽善を、そんな自己満足を殺した女に投げかけたのは誰だったか。
他ならぬ俺の口から飛び出した言葉ではなかったか。

「違う……俺は」

つぐみ以外の参加者を殺す、と誓った。俺が誓ったのはそんな偽善じゃない。
圭一や佐藤のような、善人ぶって俺を騙し、利用しようとした奴らを全て殺すと誓ったのだ。そんなこと、言ってはいない。
こうしている間にもつぐみが危険な目にあっているかも知れない。
つぐみなら大抵のことは大丈夫だろうが、早くに合流したい。俺が信じられるのはこの島で唯一、あいつだけなんだ。

「あっ……あぐ……っ……」

悔しさが胸を去来した。
裏切った圭一、美凪たち……俺は本当にあいつらのことを、仲間だと思っていたんだ。
それこそあの海難事故で出逢った、つぐみを含めた仲間たちと同じ。それだけの信頼を寄せていたのに。

ガリッ!

所詮、あいつらは俺を利用していただけなんだ。
LeMUの仲間たちのような存在じゃない。比べるだけ失礼な話だった。
優、空、少年、ココ……そしてつぐみ。巻き込まれたのはつぐみだけというのが、安心なのかどうか。

ガリッ!

本物の仲間に逢いたかった。
そのためには、殺し合いに乗った奴らは全員殺さないといけない。偽者の仲間面する奴らに騙されるな。

(この島で生き残るためには……誰も信用してはいけないんだっ……!)

落ち着け、落ち着くんだ。
皆が慌てたときはいつもこの言葉を投げた。落ち着け、そして俺自身も落ち着け、と。
さあ、過去に涙している暇はない。俺はここで……ハクオロたちを殺さなければならないんだ。


     ◇     ◇     ◇     ◇


「……ことみ、無理を承知で頼みがある」

ハクオロの言葉に一番驚いたのは、他ならぬことみだったことは言うまでもない。
敵対している相手、それも恨み心頭となっている者に対して『頼み』をしたいと言う。

ことみはどんな提案が来ても拒む気でいた。
すでに武と共にハクオロを殺す決意すら固めようとしていた。たとえその後、武に殺されることになろうとも。
欲を言えば衛を安全な場所に連れ出したかったが……ハクオロも武も、それを易々と許しはしないだろう、と。

だからハクオロの提案は、ことみにとって意外すぎる一言になった。

「私が時間を稼ぐ。衛を連れて逃げてくれないか」
「は……?」

それは何の冗談か、と思った。
武のほうを一瞬だけ見ると、何やら顔をしかめながら『違う……違う……』と口に出して何かを否定している。
どうやらこちらの言葉は聞こえていない。ハクオロもそれを承知でことみにこの提案をしているのだ。
ハクオロはデイパックから双剣を取り出すと、残りのデイパックを全てことみのほうに放り投げた。

「なんのつもり、なの……?」
「弁明も釈明も説明もしている時間はない。どうするのだ……承諾か、拒絶か」

ことみは混乱する思考の中、極めて冷静な部分で一所懸命に考察を開始する。
自分にとって何一つデメリットのない提案。衛も楽々と救えるし、武に殺される心配事もない。
ハクオロは放っておけば武に殺されてしまうだろうし、デイパックと一緒に放り出されたのはハクオロが持っていた銃だ。
これがあればハクオロが心変わりしても、十分に対処できる。後はハクオロが他に武器を隠し持っていないかどうか、だが。

「その話、乗ったの」

ことみの凛とした声に、ハクオロが微笑する。
何もかも恐れていては何も出来ない。何より、衛の傷は重い。こんなところに放置していれば戦いに巻き込まれる。
ハクオロがどんな策を考えているのか知らないが、それでも優先順位を間違えてはいけない、と言い聞かせた。

「感謝する……今後については衛に聞いてくれ。少し落ち着かせればいい」
「礼なんていらない、全然嬉しくないの」
「そうだったな……それでは、衛のことを頼む」

ハクオロが一歩、前に出る。ことみと衛を背中に隠すかのように。
ことみには訳が分からない。後ろからこの引き金を引けば、容易にハクオロの命を奪えるというのに。
どうして衛と自分を庇うようなことをするのか。ハクオロは四葉を殺した人殺し、極悪人ではなかったのか。
疑問の上に疑問が圧し掛かってくる。ことみは訳も分からないまま、衛に肩を貸してゆっくりとその場を後にする。

「衛ちゃん、しっかりするの……私は四葉ちゃんの仲間だった、信用してほしいの」
「ぅ……ん……だ、いじょ……うぶ……あのね、こと、みちゃん……はくぉろさんは、ね……」
「今はいいの。まずはこの場から離れるから、しっかり掴まってて」

ことみが肩を貸す背後で、殺意は際限なく湧き上がっていく。
武は改めてハクオロを敵と見定め、ハクオロは武を足止めしようと剣を構える。

学校の戦い、最後の激突。
傷ついた皇の退却戦、人間不信の青年の殲滅戦の幕が。

「征くぞぉぉおおおおっ!!!」
「応っ……!!!」

月光に照らされた今、斬って落とされた。



     ◇     ◇     ◇     ◇



「はぁぁあああっ!!!」

先手はハクオロ。
この戦いは武の気を自分に向けなければならない戦い。
ならば守りに徹するな、攻めて攻めて攻め落とせ。双剣は扱わない、ただ一本を使う。残るひとつは鞘に収めて腰に挿す。

軽々と斬撃を武は受け止める。
永遠神剣『求め』に自我はないが、それでも爛々と輝く刃は血を欲しているようにも見える。
武はハクオロの攻撃を弾き、返す刀で首を狙う。

「死ねっ!」
「ぐっ……なんのっ……」

首をそらして、剣を避ける。すごい風圧が顔に当たり、ひやりと冷や汗を流した。
あの一撃は人を両断することも可能な一撃だ。
ハクオロは五合ほど打ち合ったあと、少し距離をとる。自分の武器を見て、嫌な汗が止まらなくなった。

(たった何度かの攻撃で刃こぼれか……これは単純な斬りあいでは時間稼ぎも出来ないな)

僅かに背後を見る。
疲労困憊のことみと重傷の衛、その逃げ足は当然遅い。とはいえ、さすがに見えなくなっていた。
瓦礫の山に感謝する。これで武の目標は自分だけ。思う存分、この学校内で戦えるはずだ。
西棟はすでに瓦礫の山……ならば、自分が活路を見出す先は、東棟の校舎にある。

「ぐっ……あああああっ!!」
「うぉぉおおりゃあああああっ!!!」

六合目、オボロの剣のうちのひとつが打ち砕かれた。
確実に敵の得物を打ち砕いた感触に、武の口元が釣りあがる。だが、それはすぐに憤りへと変化することとなる。
刀が折れることなど百も承知。もともとオボロの刀は速度を重視した軽量化、片手で扱える剣。
名剣ともいえる『求め』を相手にはできない。だからこそ、ハクオロは刀が折れた瞬間に東棟へと走り出した。

「逃がすかよっ!」

もちろん、武はその後を追う。
戦いの舞台は渡り廊下から東棟へ。


「はあ、はあ、はあっ……」

残った唯一の武器、オボロのもう一本の剣を床に捨てる。
これでは武に太刀打ちできないのは明白。それらことみに刺された腹部からは今も出血している状態だ。
このコンディションで戦うなど、愚の骨頂。

(これか……)

まずは校舎内の案内表に目を通す。
破壊された西棟に何があったかは知らない。だが、東棟ならハクオロは熟知していた。
心の中に去来する仲間の姿。最悪の出逢いだったが、きっと最良の仲間に巡り合えた。

そして今また、彼女に……神尾観鈴に感謝する。
彼女との出逢いの場所、放送室。
結局、誤解の末に悲劇を生んでしまったあの策略。だが、今回こそはきっと良い方向に導いてくれるだろうと信じて。

放送室に到着する。
武は今頃、別のところを探しているだろう。もう一本のオボロの剣を廊下に置いてきた。
本来なら階段において、二階に行ったと錯覚させるべきだが、武の疑心暗鬼をうまく利用させてもらう。
深読みし、二階に行ってくれるだろう。

(……これなら)

本来ならハクオロの世界に、これらの知識はない。
だが、記憶のどこかでこれの使い方を知っている自分がいた。これもまた、記憶喪失である自分への謎のひとつなのだろうか。
今はそんなことを考えている暇はない。
ハクオロは武を誘き寄せるため、そのための準備を執り行った。


     ◇     ◇     ◇     ◇


「……こ、ここまでくれば大丈夫……」

ことみは学校を亜沙の抜け穴を伝って脱出し、そのまま南下して小屋へと身を寄せていた。
参加者が寄ってくるかもしれないので、電気はつけられない。月明かりだけが頼りだ。
少し粗末だが、ベッドの上に衛を寝かせる。衛は意識も途絶え途絶えで、ここまで来るのにも苦労した。

「衛ちゃん、私の声が聞こえる?」
「う……ん、聞こえるよ」
「少しだけここで休むの。その後、何がしたいの?」

この先の行動は考えていない。そして黙って逃がしたハクオロの真意も分からない。
ことみにとって衛だけが情報を握っている存在だった。そしてやっと見つけた四葉の姉妹だった。
衛は少しだけ考え込むと、年相応に少しだけ照れくさそうな笑みを浮かべて。


「悠人さん……千影ちゃん……」
「え……?」
「ぁ……ぃ……たぃよ……ぁのふたりに逢いたいよ……」


そんな、まるで儚い夢を語るような小さなつぶやき。
恋する少女は静かに可愛らしく笑い、ことみは安心させるように微笑みを返した。
月をおぼろげに見上げる。黄色い月は幻想的な光景を連想させ、ことみの意識は少しずつ落ちていく。
やがて、僅か一時間にも満たない時間。少女たちは休息を迎えるのだった。


【E-5 小屋/1日目 真夜中】
【衛@Sister Princess】
【装備:TVカメラ付きラジコンカー(カッターナイフ付き バッテリー残量50分/1時間)】
【所持品:支給品一式、ローラースケート@Sister Princess、スーパーで入手した食料品、飲み物、日用品、医薬品多数】
【状態:精神、思考状態は回復、疲労大、全身打撲により重傷】
【思考・行動】
基本方針1:死体を発見し遙や四葉の死に遭遇したが、ゲームには乗らない。
基本方針2:あにぃに会いたい
基本方針3:悠人さんがいなくてもくじけない
0:悠人さんと……千影ちゃんに、逢いたいな……
1:少しの間、休眠を取る
2:別れたメンバーを心配
3:ハクオロのことを心配、ことみには四葉のことを聞いてみたい
4:ネリネをマーダーとして警戒。
【備考】
※悠人の本音を聞いた事と互いの気持ちをぶつけた事で絆が深まりました。
※TVカメラ付きラジコンカーは一般家庭用のコンセントからでも充電可能です。充電すれば何度でも使えます。
※ラジコンカーには紐でカッターナイフがくくりつけられてます。
※医薬品は包帯、傷薬、消毒液、風邪薬など、一通りそろっています。軽症であればそれなりの人数、治療は可能です。
※日用品の詳細は次の書き手さんにまかせます。
※それなりの応急処置を施しましたが、重傷です。少し休まなければ一人で歩くことも出来ません。


【E-5 小屋/1日目 真夜中】
【一ノ瀬ことみ@CLANNAD】
【装備:Mk.22(3/8)】
【所持品:投げナイフ×2、ビニール傘、ランダム支給品2(確認済み、武器ではない)
支給品一式×3、予備マガジン(8)x4、スーパーで入手した品(日用品、医薬品多数)、タオル、陽平のデイバック】
【状態:肉体的疲労極大、腹部に軽い打撲、精神的疲労小、後頭部に痛み、かなり困惑】
【思考・行動】
基本:ゲームには乗らない
0:休眠中……なの
1:ハクオロに矛盾した不信感
2:今後必要な物を集める為に商店街へ向かう
3:衛を見守りながら身体を休ませる
4:神社から離れる
5:工場あるいは倉庫に向かい爆弾の材料を入手する(但し知人の居場所に関する情報が手に入った場合は、この限りでない)
6:鷹野の居場所を突き止める
7:ネリネとハクオロ、そして武と名雪(外見だけ)を強く警戒

※ハクオロが四葉を殺害したと思っています。(ほぼ確信しています)
※首輪の盗聴に気付いています。
※魔法についての分析を始めました。
※あゆは自分にとっては危険人物。良美に不信感。
※良美のNGワードが『汚い』であると推測



     ◇     ◇     ◇     ◇



ところ変わって、武。
ハクオロの後を追って校舎の中に入ってきたはいいが、障害物を使われてあまく隠れられてしまった。
学校は広い。一度見失ってしまうと、見つけるのには苦労する。

「ん……? あれは」

階段と廊下、二つの道へと続く分かれ道。
廊下のほうに、ハクオロが持っていたものと思われる剣が落ちていた。

(大急ぎで逃げたから落としたのか……? 唯一の武器を?)

そんな間の抜けた話が有り得るか?
自問してすぐに首を振る。いくら莫迦とはいえ、ハクオロにとって唯一の抵抗の証を落としたままにするはずがない。
要するに、これは誘き寄せ。武器を捨ててでも逃げ出すことに特化させた、苦し紛れの策と武は断じた。

それはハクオロの思惑通り。
武はオボロの剣を拾い、また床に捨てると『求め』で叩き折った。刀剣類は『求め』だけあればいい。
一度は使えるか、とも思ったが意味がない。『求め』のように、これだけ頑丈な剣なら折れる心配もないのだから。

「さあ、出てこいよハクオロ……お前は俺が殺してやる」

ガリガリと首を掻きながら、そして周囲を警戒しながら二階へとあがる。
二階には誰もいなかった。ならば三階、四階と上って行く。屋上まで上ってみたが、仮面の男の姿はなし。
どこかでやり過ごされたか、と舌打ちする。すぐに踵を返そうとしたところで。


『あー、あー……聞こえるか、倉成武』
「……!」


聞こえてきたのは、若干ひび割れたハクオロの声。
武は弾かれたように顔を上げる。この音声は放送室……奴は絶対にそこにいる。
逃がすものか、と足に力を込めて疾走する。放送室がどこにあるのかは知らない、まずは案内板を見つけなければ。

『勘違いしているようだから、言っておく。私は殺し合いになど乗ってはいない』
(今更、そんな言葉なんて信じられねえよ……!)

階段を駆け下りる。
案内板は一階にあったはずだ。
放送が終わる前に見つけ、今度こそきっちり殺してやる。そんな思いで武は走る。

『だが、お前が殺し合いに乗っているというのなら、私は全力でお前を倒す』
「っ……殺し合いに乗ってるのはお前らだろうがっ……!」

憤りながら、一階まで駆け下りた。
案内板を見つけ、目を通す。そして焦る心の中でよし、と心でガッツポーズ。
放送室はここと同じ一階だ。つまり、今も視界に入っている……そう、あの部屋。あの向こう側にハクオロはいる。

『もしも私と殺し合うことを望むのなら、屋上まで登って来い』
(莫迦め……お前は放送室で死ぬんだよ)

今の奴に武器はない。
大方、屋上に移動させるよう騙して、その隙に逃げ出そうと考えているのだろう。
武にはその意図はお見通しだった。ハクオロはこのまま、ろくな抵抗も出来ないまま、ここで殺される。
そんな光景を幻視しながら、武は放送室のドアを『求め』で叩き壊した。

「うぉぉおおらぁぁあああっ!!!」

そのまま放送室に雪崩れ込む。
まだ放送は続いているのだから、ハクオロはそこにいる。袋小路で逃げる場所なんてない。
固定概念に支配されて、武はそう思い込まされていた。

『そこで決着をつけよう……私はそこで待つ、勇気があるのなら追って来い』
「なっ……あっ……」

考える力があまりの怒りで沸騰する。
放送機材はそのままスイッチが入っており、武の声まで学校中に響いたことだろう。
重要なのはそこではない。その機材の上に、放送室にはあって当然の機械類がある。

「かっ、カセットテープ、だと……!?」

ハクオロの放送はそこから流れていた。
録音された機械が、ひび割れたハクオロの音声を忠実に再現。武をうまく放送室まで誘き出した。


「ふっ……ふざけんなぁぁああああっ!!!」



     ◇     ◇     ◇     ◇



「……ふう、何とかなったようだな」

武の地獄の奥底から響いてくるような、怒りに任せた雄たけび。
それを背後に聞きながら、ハクオロは正門までたどり着いていた。死ぬ気はなかったが、無事でいられることに安堵した。
正直、さすがに今回は死を覚悟していた。とはいえ、一難が去っただけに過ぎない。

(デイパックは全て失ったし、衛たちもここからはだいぶ離れているだろうな……)

実際は小屋の中で休憩しているため、そんなに距離は離れていない。
そんなことをハクオロが知る由もない。このまま一人で歩くのは危険だと思うのだが、命があるだけで十分。
贅沢なことは言ってられない。
まずはこれからの身の振り方を考えなければ。病院へと行くルートはふたつ。


このまま小屋、廃線と南下して病院を目指すルート。
少し回り道をし、商店街を経由して病院に行くルート。


(さあ、私はどうするべきか)


     ◇     ◇     ◇     ◇



「はあっ……はあっ……はあっ……」

カセットテープと、放送機材一式を武は怒りに任せて破壊し尽くしていた。
ハクオロの手の内で踊らされていたと思うと、我慢ならなかった。
だが、ここで怒りに全てを流されてはいけない。落ち着け、落ち着け、と心の中で反芻する。

(そうだ……俺がここに来た理由は、圭一を追うこと。ハクオロを殺すことなんて、二の次だ)

それに、学校に来た理由はもうひとつある。
富竹のカメラ……ここに写っているフィルムを現像することが目的だった。学校か、映画館なら出来るはずなのだから。

首筋をガリガリと掻き毟る。
雛見沢症候群の侵攻を、キュレイウィルスが堰きとめる。
少しの猶予のあと、武は立ち上がった。
学校が半壊している今、現像できるかどうかは分からないが。


「圭一たちはここに来ていない……なら、どこにいるんだ?」


武はカメラを現像できる場所を探しながら、再会すべき怨敵に思いを馳せていた。



【F-4(マップ左下) 平地/1日目 真夜中】
【ハクオロ@うたわれるもの】
【装備:なし】
【所持品:なし】
【状態:精神疲労、左肩脱臼、背中に大きな痣、腹部に刺し傷(応急処置済み)】
【思考・行動】
基本方針:ゲームには乗らない。
0:どちらかのルートを選択し、病院へ向かう
1:衛とことみが心配
2:仲間や同志と合流しタカノたちを倒す
3:トウカがマーダーに間違われるようなうっかりをしていないか不安
4:悠人の思考が若干心配。(精神状態が安定した事に気付いてない)
5:ことみからの疑いを晴らしたい。
6:武、名雪(外見だけ)を強く警戒
7:自衛のために武器がほしい

【備考】
※校舎の周辺の地形とレジャービルの内部状況を把握済み。
※オボロの刀(×2)は大破。



【E-4 学校校舎東棟/1日目 真夜中】
【倉成武@Ever17】
【装備:投げナイフ2本、永遠神剣第四位「求め」@永遠のアセリア、貴子のリボン(右手首に巻きつけてる)】
【所持品:支給品一式 ジッポライター、富竹のカメラ&フィルム4本@ひぐらしのなく頃に
     ナポリタンの帽子@永遠のアセリア、可憐のロケット@Sister Princess、首輪(厳島貴子)、鍵】】
【状態:L5侵蝕中。中度の疲労。極度の疑心暗鬼。頭蓋骨に皹(内出血の恐れあり)。頬と口内裂傷(ほぼ回復)。頚部に痒み。脇腹と肩に銃傷。刀傷が無数。服に返り血】

【思考・行動】
基本方針:つぐみ以外誰も信用する気はない
0:フィルムを調べる
1:圭一たちの居場所を把握し、殺しに行く
2:つぐみを探す
3:圭一たちと良美を殺す。今度はもう躊躇しない
4:陽平と瑞穂にもう一度会いたい
5:ハクオロを強く警戒
6:衛とことみについて、若干の罪悪感

【備考】
※キュレイウィルスにより、L5の侵蝕が遅れています、現在はL3相当の状態で疑心や強いストレスによって症状はさらに進行します
※前原圭一、遠野美凪の知り合いの情報を得ました。
※富竹のカメラは普通のカメラです(以外と上物)フラッシュは上手く使えば目潰しになるかも
※永遠神剣第四位「求め」について
「求め」の本来の主は高嶺悠人、魔力持ちなら以下のスキルを使用可能、制限により持ち主を支配することは不可能。
ヘビーアタック:神剣によって上昇した能力での攻撃。
オーラフォトンバリア:マナによる強固なバリア、制限により銃弾を半減程度)
※キュレイにより少しづつですが傷の治療が行われています。
※もし、学校で現像できなかった場合、映画館に向かうことを考えています。ルートは後続の書き手さんに任せます
※所有している鍵は祭具殿のものと考えていますが別の物への鍵にしても構いません


163:始まりの場所、見上げた月に落ちていく(中編) 投下順に読む 164:彼女たちの流儀
163:始まりの場所、見上げた月に落ちていく(中編) 時系列順に読む 164:彼女たちの流儀
163:始まりの場所、見上げた月に落ちていく(中編) ハクオロ 171:出会わなければ殺戮の夜叉でいられた
163:始まりの場所、見上げた月に落ちていく(中編) 衛 174:少女連鎖(Ⅱ)-少女達の檻-
163:始まりの場所、見上げた月に落ちていく(中編) 一ノ瀬ことみ 174:少女連鎖(Ⅱ)-少女達の檻-
163:始まりの場所、見上げた月に落ちていく(中編) 水瀬名雪 174:少女連鎖(Ⅱ)-少女達の檻-
163:始まりの場所、見上げた月に落ちていく(中編) 倉成武 170:決着は、初めて出会った場所で――(前編)


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