はじめに

 どんなジャンルのゲームでもパズル(謎解き)要素は多かれ少なかれ存在するはずだ。ギミックと呼ぶ人もいるかもしれない。
 FPSでもレバーをひいたりスイッチを押したりは鍵を開けたりは日常茶飯事だ。

 ここでは色々なゲームで頻出する定番のパズルを並べてみた。

 パズル要素は無くてもいいが、少しはあった方が嬉しい要素である。プレイヤーも銃を撃って走るだけでは飽きてしまうだろうから。

鍵を見つけてロックされた扉を開く

 ロックされた扉を開けるには鍵を使うのが最もベターな手段と言えるだろう。

 注意点としては、扉と鍵は十分に離れている必要がある。少なくとも鍵は別の部屋にあるのが良い。扉の前の机に置いてあったら鍵をかける意味がないからだ。

 実際の作り方は鍵のかかったドアを開けるには?を参照しよう。

特定の順番でスイッチを押す

 鍵のかかった扉がある。扉のすぐそばには3つのスイッチが並んでいる。
 中央、右、左の順番でスイッチを押すと見事に扉は開く。

 といったようなパズルだ。暗証番号を入力するのでも良いが、数字入力を作るのは難しいしプレイヤーも別に数字を入力したいとは思ってないので、こちらのほうがオススメだ。

ヒントの出し方
 地面に石でも置いて順番を示すと良い。テキストだと直接的すぎるし。
 中央のスイッチの下に1個小さい石が落ちていて、右のスイッチの下には2個の小さい石が……のような形である。
(このヒントは普段はあんまり気にしない床を見なければ分からないというのがミソ)

破壊できるオブジェクトで大事なものを隠す

 扉や鍵を破壊できるオブジェクトで隠しておいて、そのオブジェクトを破壊することで先に進めるというギミック。
 幸いにもGameguruではどんなオブジェクトでも爆発物にできるので割と簡単に実装できるのも良い。

一方通行ジャンプ(orワープ)

 ジャンプ台(jump pad)を設置して高所に登る。高所からは単純に飛び降りれば落下ダメージが痛いので安全に降りられる道を探す必要がある。(面倒なら死を覚悟して飛び降りても良い)

 ジャンプ台をマップの隅に隠しておく手もあるし、ジャンプ台を連続して乗り継がないと行けない場所があっても良い。

 また高所にキーアイテムやゴールを用意するならばジャンプ台を使わずともGameGuruにはジェットっパックがあるので、それを使う手もある。

 人間は基本的に頭上は死角であるため、高低差を利用して飽きないレベル作りをしていこう。


特定のタイミングでレバーをひく

 二人で同時にレバーをひかないと開かない、なんていうギミックはありがちです。
 これをシングルプレイで再現するとすれば「3、2、1」でドン! とひく感じです。

 二人同時にレバーをひくというシチュエーション以外でも使えることはあります。時計の秒針が特定の時間を指している時にレバーをひくなども考えられます。

(もう少し工夫するなら単純な秒針ではなく、太陽のシンボルにして太陽が直上にある時にレバーをひく……みたいなのも考えられますね)

カウントダウン(時間制限)

 これは本当によくあるギミックですが、レバーをひいてから何秒以内に扉をくぐらなければ扉がロックされてしまう。というパターンです。

 ただしこのギミックはプレイヤーに多大なストレスを与えてしまう、いわゆるクソギミックであるためあまり多用しない方が良い。ゲーム中に一つか二つで十分だろう。

 例えば少し遠くにあるレバーを引いて制限時間以内に扉に到達する! という場合、レバーをひいた瞬間に通路上に敵をスポーンさせる。なんていう意地悪なギミックも考えられる。

敵を全滅させると開く扉


最終更新:2021年04月11日 00:12