MARIA

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MARIA - (2021/08/30 (月) 11:40:53) の編集履歴(バックアップ)


メイリア

収録作品:アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~[PS3]
ボーカル/コーラス:霜月はるか
ギター/ベース:Dani
作詞:青木香苗
作曲/編曲:阿知波大輔
レコーディングエンジニア:Dani
ミキシングエンジニア:阿知波大輔

概要

本作のシナリオ上におけるラスボス戦で流れる曲。曲名の読み方は「マリア」ではなく「メイリア」である。

霜月はるかによる多重コーラスと哀愁を漂わせたギターサウンドが印象的な、まるで鎮魂歌のような、「何か」に対して祈りを捧げているような、一見すると「ラスボス曲らしさ」とは正反対に位置するであろう「静謐さ」「厳粛さ」などを感じさせる楽曲。
そして本曲は今作においてだけでなく、アトリエシリーズ全体から見ても非常に印象的な使い方がなされる。

まず今作におけるメインシナリオの概要(あらすじ)が
薬師の少女アーシャが行方不明になった妹のニオを取り戻すために、錬金術と光る花の秘密を知る旅に出る
というものだが、本曲は行方不明となった妹・ニオ関連のイベントテーマであるBGM「導き」をアレンジした楽曲である。
ネタバレゆえ詳細は省くが、ゲーム開始直後のシーンでプレイヤーが真っ先に耳にするBGMが「導き」であり、
その後も「光る花」に関連するイベント、そしてニオ救出の山場であるラストダンジョンなどでも「導き」のメロディは幾度となく流れ、
この「導き」を聴きながら辿り着いた最果て、黄昏世界の鍵を握っている今作のラスボス戦で満を持して「MARIA」が流れる。
これら一連の楽曲の流れ・演出がシナリオの流れと見事にマッチしており、プレイヤーからの評価が高い。

また本曲には「アルトネリコ」シリーズのヒュムノスのような、架空の言語による歌詞が付けられている。
アルトネリコのヒュムノス語は制作者から言語体系や解読法などについて十分なヒントが与えられ、かなり正確に歌詞の意味を解読できるようになっている一方で、本曲の歌詞については解読のヒントになるような情報は全くといっていいほど与えられていない。
歌詞には黄昏シリーズで扱いたい共通のテーマに関連する”裏設定”が込められており、「邦訳を公表するつもりはない」とのこと。

──『アーシャのアトリエ』の『MARIA』(お気に入りの曲です)という曲には、歌詞に裏設定が含まれているとのことですが、今後明かされることはあるのでしょうか?
裏設定を明かしてしまっては裏設定と呼べないので、あくまでそれに関わる謎が明かされるかもしれない、という説明に抑えさせていただきます。
──前作『アーシャのアトリエ』で、阿知波大輔さんが作曲し、霜月はるかさんがコーラスをしていた曲『MARIA』の歌詞の意味について、今作『エスカ&ロジーのアトリエ』で関連した話は出ますでしょうか?
黄昏シリーズとしてあつかいたい共通のテーマに関連する、という解釈でよいのであれば、前作で投げっぱなしになっていた部分のいくつかについては、進展が見られるはずです。霜月さんには今回も複数曲お願いしておりますので、ご期待ください!

上記で語っていた通りに『シャリーのアトリエ』にて、本曲のインストアレンジ「MARIA ORIGIN」が黄昏世界に関連するイベントで使用されている。

過去ランキング順位


サウンドトラック

-Twilight Hour- アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ ボーカルアルバム