バーニン'ラバー

BURNIN' RUBBER

Buggy Popper

機種:AC, FC, PC, NS, PS4
サウンドプログラム (AC):きたざわつよし *1
サウンド(FC):中本博通 ほか
開発・発売元:データイースト
開発元 (FC):酒田エス・エー・エス
発売日:1982年11月 (AC)、1986年10月8日 (FC)、2011年1月18日 (PC)、2020年9月24日 (NS, PS4)

概要

データイーストが1982年に発表したドライブアクションゲーム。
4方向レバー、ジャンプボタンを使用して自車を操作し、アザーカーや障害物を突破して給油所を目指す。
当初はデコカセットシステムでリリースされたが、後に細部を改善して通常の基板でも販売された。
なお本記事のタイトル表記はデコカセットシステム版のパッケージやMZ-1500版、X1版に準拠したもの。
インストカードに記載のタイトルは中点のある『Burnin' Rubber (バーニン・ラバー)』表記となっていた。
また北米では後に『BUMP 'N' JUMP』というタイトルに改められた。

サウンドプログラムは、後に同社の『カウンターステア』でディレクションなどを担当するきたざわつよし氏によるもの。*2
「スタート」は、アルフレッド・ニューマン作曲の20世紀フォックス映画ファンファーレをモチーフにした漫画トリオのギャグ「今週のハイライト」のメロディが元ネタと思われる。
「メインBGM」は地味にループが長いうえ、後半はノイズ発声によるハイハットパートが追加される。

1986年には『バギー・ポッパー』としてファミコンへ移植された。
同社のファミコン第一弾である『B-ウイング』では、実はドライバのバグによりパルス波の音色が1種類しか使えないようになっていた。
中本博通氏の指摘により問題が発覚し、本作の頃にはある程度は音色を選べるようになっていたという。
本作では選べるようになった音色を活かし、ステージごとに作曲者を変え、曲調が変わるような工夫をしたという。
中本氏によれば「それぞれの代表作を知っている人であれば、どの曲を誰が作曲したのかを聴いて当てることができる」としている。*3

2011年にプロジェクトEGGへファミコン版が移植された際は、中点のない『バギーポッパー』というタイトル表記となった。

2020年にアーケードアーカイブスへアーケード版が移植された際は、アポストロフィや中点のない『バーニンラバー』というタイトル表記となった。

収録曲

曲名 作・編曲者 補足 順位
アーケード版収録曲
起動音
クレジット
スタート ゲームスタート
メインBGM 全滅後もネームエントリーにかけて流れ続ける
ゴール PATTERNクリア
CONGRATULATIONS!
ファミコン版『バギー・ポッパー』収録曲 (仮曲名)
ゲームスタート SCENE 01 スタート
タ゛レカタスケテ
SEASIDE SCENE 01, 06, 11, 16
CITY SCENE 02, 05, 10, 13
COUNTRY SCENE 03, 08, 12, 14
MOUNTAINS SCENE 04, 07, 09, 15
クリア SCENEクリア (16を除く)
ブラックバギー SCENE 16ボス
エンディング
ゲームオーバー

レジェンド オブ ゲームミュージック ~プレミアムBOX~


DISC 6にアーケード版を収録

PV

FC版『バギーポッパー』 (プロジェクトEGG) 紹介映像

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最終更新:2023年11月18日 15:45