最後の勇者

最後の勇者

収録作品:Fate/Grand Order[iOS/And]
作曲者:芳賀敬太

概要


「 ─────オレの名を語るがいい。
🟥🟥🟥の勇者。蜘蛛殺しの蝙蝠。王冠を捨てし王。
臣民全てを生贄にしなければ世界も救えなかった弱き者。
いざ試せ。⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️の鮮血を。🟥🟥🟥の民が身を投げた地獄の底(シバルバー)
その恐怖の真髄をな!!!



人類悪 忘却   
__________

_

Fate/grand order第2部7章の南米篇[黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン]に於いて対峙する「あり得ざる人類悪」との決戦bgm。
本楽曲の基本骨格は本章の戦闘bgmで作曲者曰く新しい音を取り入れたという「スペクタクル・エイジ〜BATTLE 16〜」で、これに重い雰囲気を持たせながらも勇壮なイメージを湧かせるオーケストラに仕上げており、本楽曲の名前の意味も相まって「勝ち残る為に孤独になるしか道がなく、狂い切ってしまった偉大なる勇者王を眠らせんとするレクイエム」の様な楽曲に変貌した。
実際、この楽曲の作成について芳賀氏はこう答えている。

発注のときに「明らかにヤバい章が始まったというのをわからせたい」と聞いて。加えて「最後の勇者」はこの曲(スペクタクル・エイジ〜BATTLE 16〜)のアレンジバージョンにしてほしいという話も聞いていたので、そこにもつなげられるように考えつつ作りました。自分が作ってきた「FGO」の曲の中ではこんなにキャッチーなものはないなと思っています。劇伴というよりは歌メロくらいのつもりで作って、リズムもこれまで封じていたものを解禁して、強いエネルギーが感じられるように意識しました

と述べている。
ミクトランという地底世界の強さ、危険度を表した「スペクタクル・エイジ〜BATTLE 16〜」という骨格があって初めて成り立ったのが「最後の勇者」なのである。
本楽曲に込められた意味を通じ、「彼」が本当に欲した「成したことを誰かが覚えてくれる幸福」を捧げるレクイエム。
その意味を噛み締め、最下層たるシバルバーに至って頂きたい。

「……ああ、しかし。
思い出せる、とは、いい事だ。
過ぎ去った時間が目の前にある。
失ったものが何度でも何度でも、美しく蘇る。」

「――――なるほど。
――――永劫とはいかないが――――
――――過ぎた後も生き続けるとは、こういう事か。」

真に偉大であった勇者王に、最大限の敬意を。


過去ランキング順位



収録サウンドトラック

Fate/Grand Order Original Soundtrack Ⅵ


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最終更新:2024年10月05日 23:01