不死身の敵に挑む

ふじみのてきにいどむ


概要

本作のボス戦で流れる曲であり、ドラゴンクエストシリーズ初となる汎用ボス曲でもある。
通常戦闘曲の「戦火を交えて」と同様に、シリーズボス曲でも随一のハイテンポの曲であり、緊張感を感じさせつつも次第にテンションを上げていく曲構成となっており、ボス戦に相応しい熱い曲である。
特に終盤のフレーズのテンションの上げ方は尋常ではないが、このフレーズは1976年にすぎやま氏が作曲した「オーディオ交響曲 第1番」の第四楽章が元になっていると言われている。
この曲はシリーズ最凶クラスの悪役と言われる「ゲマ」や、シリーズ屈指の巨体と強さを誇る「ブオーン」との戦闘でも流れることから、印象に残りやすい曲である。


オーブがゆうきで
みちあふれた!( )


原作の時点でも十分印象に残る曲であるのだが、他の作品でもいくつか印象に残るシーンで使われている。
特に『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』では、このシリーズを代表するシステムである「とどめの一撃」においてこの曲が使われている。
超ド派手な必殺技を叩きこみ決着をつけることから、プレイヤーは強烈なカタルシスとともにこの曲を記憶に残すことになる。
また『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族』では、「眠れる勇者と導きの盟友」での魔勇者アンルシア戦の最終局面や常闇の聖戦で使われ、その後も数多のボス戦で使用されている。
その中でも「いにしえの竜の伝承」の最終シナリオである「ナドラガンドの決戦」では、この曲をバックに邪竜神ナドラガとブオーンが激闘を繰り広げる凄まじい展開となっている。
その圧巻の巨体で神墟ナドラグラムを破壊しながら暴れまわるトンデモない絵面となっている上に、旧作の強敵が味方として、そのフィジカルに物を言わせてナドラガンドの神とタイマン勝負を繰り広げる展開は激アツである。
これだけ様々な世代の作品において何度も強烈な印象を与えてくる曲もそうはないだろう。

過去ランキング順位


サウンドトラック

ドラゴンクエスト ゲーム音源大全集2


SFC版I~III,V,VIのオリジナル音源

交響組曲「ドラゴンクエストV」天空の花嫁


NHK交響楽団 演奏

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最終更新:2023年12月22日 20:30