なきおうじょのためのセプテット
概要
『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』の6面ラストボスであるレミリア・スカーレット戦で流れる曲。
『東方紅魔郷』はwindows移行後最初の東方作品であり、初めて楽曲がWAV形式で収録された。
この曲に限らず、『東方紅魔郷』~『
東方永夜抄』まではMIDIでも収録されており、曲によってはWAV版とは大幅に異なるものもある。
ただし現在のwindows(vista・7以降など)ではMIDIドライバが搭載されておらず、別途MIDIドライバをインストールしないと聴けない。
盛り上げよう盛り上げようと頑張った曲です。この曲はテーマであるレミリア・スカーレットだけをイメージした物です。不思議なことに、ゲームが終盤に向えば向かうほど、
曲が持つ対象物は狭く小さな物になっていく。しかしながら、どんどんと深くもなっていく。この曲は、私にゲームの幻覚を見せる。幻想のゲームを遊んでいる感じを曲が与えてくれる。
ジャンルなど無い、何だから判らないけど何かのゲームを遊んでいる幻覚。サビ後半のピアノは特にお気に入り。作曲中どんどんとテンションがあがってラストは勢いに任せてといった感じ。
そんなんで良いのか?
…とあるように、実にゲームのラストボスらしい壮大かつ盛り上がる曲である。
曲名はモーリス・ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」が元になっていると思われるが、あくまで曲名だけで曲調などはまったく異なる。
同作品内おまけテキストにてZUN氏も一切の関係もないと述べている(あくまで雰囲気のみとのこと)。
原曲を収録したサウンドトラックは存在しないが、準公式として『
東方萃夢想』・『
東方緋想天』にて黄昏フロンティアのNKZ氏と
あきやまうに氏によって
アレンジされたバージョンがサウンドトラック『幻想曲抜萃』と『全人類ノ天楽録』にそれぞれ収録されている。
東方wikiにて定期的に行われる東方人気投票音楽部門において第1回から投票数1位になるほど東方屈指の人気曲であり、その後の人気投票では長らく1位は逃していたが、第6回では1位に再び返り咲いて、以後の人気投票では第10回まで1位を維持したが、次の第11回で妹のテーマ曲である「
U.N.オーエンは彼女なのか?」に首位の座を奪われるものの、第15回で再び1位に返り咲いた。
姉妹別にテーマ曲が異なることもあってか、上記楽曲とは1,2位を争うレベルである。
二次創作でも人気があり、ヴォーカルアレンジ等多数のアレンジ曲が今もなお様々なサークルから作られており、2019年1月現在までに手掛けられたアレンジ曲数は推定2500以上にも及ぶ。
過去ランキング順位
サウンドトラック
幻想曲抜萃
全人類ノ天楽録 -東方緋想天ORIGINAL SOUND TRACK-
最終更新:2025年03月09日 16:40