くおん ~ひかりとなみのきおく~
概要
オープニングデモのスタッフロールで流れる曲で、終盤のイベントなどでもたびたび流される。
優しい波音を思わせるような、思い出を懐かしむような、しかしそれでいて未来へ向かう小さな変化を感じさせるようなメロディであり、その未来への期待と思い出が消えてしまうような寂しさが入り混じる美しく切ないピアノの旋律は、まさに『X-2』の変わりゆくスピラの世界観を表現している。
作中でもスピラ各地の人々が過去と踏ん切りをつけ、自分の進む道を見つけ出す終盤のイベントで流れ、XとX-2をプレイした人間にはイベントも相まってとても心に残る曲となっている。
ピアノをメインにしているという点で、
前作の「
ザナルカンドにて」とも共通している部分があるが、「
ザナルカンドにて」にも劣らないとても完成度の高い名曲である。
だがこのBGMが流れるオープニングデモと、ゲーム開始直後のムービーのギャップが激しすぎるという声もある。
この曲は元々メインテーマとしてボーカル曲の形で使われる予定だったが、「1000の言葉」ほうが採用されお蔵入りになる所だった。
しかしディレクターの意向より、ボーカルなしのバージョンででオープニングデモで使われることとなった経緯がある。
この曲のボーカルバージョンは後に発売された『FINAL FANTASY X-2 Vocal Collection YUNA』に「Morning glow」というタイトルで収録された。(歌:青木麻由子)
過去ランキング順位
サウンドトラック
FINAL FANTASY X-2 Original Soundtrack
FINAL FANTASY X-2 VOCAL COLLECTION/YUNA
最終更新:2023年08月24日 22:26