ザナルカンドにて
概要
最後かもしれないだろ?
だから ぜんぶ話しておきたいんだ
本作のオープニングムービーで流れる曲であり、スタッフロール後の「THE END」を背景にしたゲームクリア画面で流れる曲でもある(また、ゲーム本編でも一度だけ流れる)。
そのため、真の意味で『FFX』という作品はこの曲に始まりこの曲で終わる作品であると言えるほど、作品内において印象深い一曲である。
また、作中で流れる曲のうち「
萌動」、「明かされた真実」、「Ending Theme」にはこの曲のフレーズが使用されている。
本作はPS2発売直後に発売された、同時に21世紀に入り発売された初のFF作品であり、
シリーズの新たな時代への幕開けを知らせた一曲だとも言えるだろう。
だが元々この楽曲はあるフルート奏者の為に作曲された曲であり、実はゲーム音楽ですらなかった。
しかし当のフルート奏者からは、「悲しすぎる」という理由から没曲とされた経緯を持つ。
その後、本作への楽曲提供時に他の楽曲作成までの「つなぎ」として提出されたことがきっかけで本作で使用されることとなった。
そのため映像とは全く関係無しに作曲されたのだが、イベントディレクターの鳥山求氏が本曲をオープニングに張り付けたことで注目を集める。
余りに本曲がムービーとハマッていたためスタッフからも驚かれたらしい。
「週刊ファミ通 2019年8月15日増刊号」での通巻1600号記念企画「ゲーム音楽 最高の1曲」では、8位の「
仲間を求めて」、4位の「
ビッグブリッヂの死闘」を抑えてFF
シリーズ最上位の3位に入っている。
そして2020年にNHKにて放送された「全
ファイナルファンタジー大投票」において、音楽部門投票堂々の1位を獲得した。
過去ランキング順位
サウンドトラック
FINAL FANTASY X Original Soundtrack
PIANO COLLECTIONS/FINAL FANTASY X
image d'amour(イマージュ・アムール)
FINAL FANTASY X HD Remaster Original Soundtrack
関連動画
FINAL FANTASY X オリジナル・サウンドトラック
「ザナルカンドにて」(Distant Worlds: music from FINAL FANTASY THE JOURNEY OF 100)
最終更新:2025年03月15日 10:43