さらにたたかうものたち
概要
本作における中ボス戦で流れるBGM。CMでも使用された。
オーケストラ風の通常戦闘「闘う者達」から打って変わってロック調のBGMに仕上がっている。
植松氏によると、機種がPSになったことで「やっとロックの音楽が作れる」ということで勢いにのって制作したとのこと。
ギターによるインパクトのあるイントロと、オルガンによる疾走感のあるキャッチーなメロディが印象的。
このエレキギター+オルガンの組み合わせによる戦闘曲は『
FF8』の「
Force Your Way」など、後の植松氏の作品でも多く見ることができる。
本曲が初めて使用された相手は「
エアバスター」という巨大ロボットであり、この他にも『FF7』にはロボットや人間など今まであまり見なかった系統のボスが多数登場する。
ゲーム内ではそれらのボスが当時まだ珍しかった3Dポリゴンで表現されていたので、当時プレイした人にとっては『FF7』の斬新さやPSの表現力の進化と一緒に記憶に残っているのではないだろうか。
上記の通り人気曲のため公式でもよくアレンジされており、『FF7』の派生作品である『FF7AC』や『
CCFF7』、また『
DFF』でもアレンジが使用されている。
音ゲーである『
TFF』ではDLCの追加曲として配信されており、そこの解説文に「
シリーズの中でもダントツの人気曲」と太鼓判が押されているほど。
フルリメイク作の『
ファイナルファンタジーVII REMAKE』では各ボスごとに大幅にアレンジされた専用曲が用意され、しかも展開に合わせて曲をシームレスに切り替えていく手の込んだ作りとなっている。
体験版によってお披露目された「ガードスコーピオン」でこのことがプレイヤーにはっきりと示されることとなった。
「ガードスコーピオン」と「ルーファウス神羅」はかなり原曲を崩したものとなっており、「ガードスコーピオン」は「爆破ミッション」との、「ルーファウス神羅」は「神羅のテーマ」との混成曲となっている。
これに対し「
エアバスター」と「ハンドレッドガンナー」は序盤が原曲にかなり近いアレンジとなっている。
エアバスター戦は原曲が初めて流れたボス戦だけあり、曲だけでなく戦闘も挟み撃ちで行う当時を思い起こさせるものとなっている。
戦闘フェーズ 第2段階へ移行
ここからがエアバスターの本領発揮だ
ところが第2段階へ移行すると両腕を分離させ、逆に三方向から挟み撃ちされ高威力のバスターキャノンが放たれる厳しい展開となり、曲もコーラスが入り始めかなりアレンジされたものとなる。
そして最終フェーズに移行すると、迫力のあるイントロと共になんと
エアバスターが空を飛ぶ空中戦となり、ここまで来ると音圧とコーラスそして
エアバスターの攻撃がより激しいものとなる。
曲と展開をシンクロさせることで、プレイヤーのテンションもどんどん上げていくよう計算された作りとなっていることが分かるはずである。
なお『
ファイナルファンタジーVII REMAKE INTERGRADE』での、兵器開発部門統括スカーレットが駆る最新型バトルアーマーとの戦闘曲「クリムゾン・メア」は「ハンドレッドガンナー」の一部修正曲であり、『
ファイナルファンタジーVII REBIRTH』の「クリムゾン・メア改」は更に後半部をアレンジしたものである。
過去ランキング順位
ファイナルファンタジーVII「更に闘う者達」
ファイナルファンタジーVII REMAKE「ガードスコーピオン」
ファイナルファンタジーVII REMAKE「ルーファウス神羅」
ファイナルファンタジーVII REMAKE「エアバスター」
サウンドトラック
FINAL FANTASY VII ORIGINAL SOUNDTRACK
FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack
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FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack PV
『FINAL FANTASY VII REMAKE』プレイ動画③ 戦闘フェーズが3段階に変化するエアバスター
最終更新:2024年08月24日 06:40