さいごのたたかい
概要
我は……完全暗黒物質……
ゼムスの憎しみが増大せしもの……
本作におけるラストボスである「ゼロムス」との戦闘で流れるBGM。アドバンス版やDS版では隠しボス戦でも使用。
セシルがクリスタルを使ってゼロムスの真の姿を照らし出し、それと同時に「
FINAL FANTASY」からこの曲へと移り変わっていく。
タイトル通りの曲だが「最後の戦い」と表記を間違われやすい。だが次作の『
FF5』のラスボス曲は「最後の戦い」が正式曲名。ややこしい。
なお『
FF9』のラスボス曲はこの曲と同名の「最後の闘い」というタイトルが付けられている。
イントロからループ終了まで全部がサビと言えるぐらい、終始盛り上がりっぱなしのヒロイックで熱い戦闘曲。
曲の前半部分にフィールド曲である「ファイナルファンタジーIV・メインテーマ」のフレーズが使われていることも見逃せない。
またゼロムスの方もラスボスの中ではかなりの強敵と言える方で、必殺技の「ビッグバーン」で全滅させられたプレイヤーも少なくない。
ラスボス戦前の演出、ゼロムス自体の強さ、そしてこの曲の格好良さが合わさって、本作のラストバトルをこれ以上なく盛り上げてくれる。
本作のみならずFFシリーズの数あるラストバトル曲の中でも、とりわけ高い人気を持つ1曲である。
原曲のスーパーファミコン版だけでなくニンテンドーDS版のサントラも発売されているが、DS版はややテンポが遅めになっている。
ちなみに続編の『
FF4TA』のラスボス曲「生命の戦い」も前半にメインテーマのフレーズが入っておりこの曲を彷彿とさせるものがある。
『
チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』では「オメガ戦」としてDS+とは別のアレンジが行われた。シンバルが鳴り響く電子楽器をメインとした機械感あふれる曲である。
発売前となるジャンプフェスタ2019において、追加ダンジョン「次元の狭間」の映像でFF14デザインのオメガとともにネタバレ全開のお披露目となった。
とは言うものの、実際のプレイで初めて流れるのは「別の」オメガとの対決の時である。
そう……帰る……帰るんだわ……
誰にも、何にも、邪魔をさせるものか……ッ!
『
ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』では第十三世界を舞台にFF4の要素が多数オマージュされたストーリーが展開されたが、その締めくくりとしてパッチ6.5“光明の起点”において遂に大妖異ゼロムスが誕生。
一連のストーリーのトリを務めることになり、曲も原作のアレンジとなる「最後の闘い(FINAL FANTASY IV) ~暁月~」が流れる。
この曲はコーラスに加えて、主に電子音源が幅を利かせているテクノ調のアレンジとなっており、全体的にバックで打ち付けられるキックが強めの曲である。
同時に原曲の流れも極力尊重した構成にもなっており、原作同様ラストバトルに相応しい盛り上がりを見せてくれるだろう。
過去ランキング順位
ファイナルファンタジーIV「最後の闘い」
シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+「オメガ戦」
ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ「最後の闘い(FINAL FANTASY IV) ~暁月~」
サウンドトラック
FINAL FANTASY IV OST REVIVAL DISC
FINAL FANTASY IV ORIGINAL SOUND VERSION
スーファミ版
FINAL FANTASY IV Original Sound Track Remaster Version
スーファミ版
FINAL FANTASY IV Original Soundtrack
ニンテンドーDS版
チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ! Original Soundtrack
「オメガ戦」が収録されている。
最終更新:2025年04月25日 22:41