太陽のしっぽ

太陽のしっぽ WILD, PURE, SIMPLE LIFE

機種:PS
作曲者:鈴木康行、菅沼恵美子
発売元:アートディンク
発売年:1996年

概要

『アクアノートの休日』の飯田和敏氏が手掛けた原始人が主人公のオープンワールド型の3Dアクションゲーム。
後に飯田氏は「企画書なしで直感だけで作った」と語っており、そのためプレステ屈指の怪作に仕上がった。
プレイの目的が「フィールドに落ちてる和菓子を食べながらマンモスを狩って、その牙を繋いで太陽まで届く塔を完成させる」という意味不明なもの。
ただしゲームとしての自由度はとても高く、健康的(夜は強制的に寝る)で自由気ままな原始生活がエンジョイできる。

音楽の方もゲーム内容に劣らず非常に独特。アートディンクに所属していた鈴木康行氏(元ジャレコ)と菅沼恵美子氏が担当。
鈴木氏によるとこのゲームはシステム、グラフィック、音楽ともに全体がまるで「学園祭に向けて練習するバンド」のような作り方だったという。
「原始的サイケデリックテクノ」ともいうべきかなんともカオスなBGMが使われている。特にフィールドの曲はインパクトが絶大。
サントラは作曲者と吉川哲也氏が編曲したアレンジバージョンとゲーム中(?)の環境音も収録してある。

ちなみにゲームディスクをCD再生すると飯田氏が自作したテーマソング(ゲーム未使用)を聞くことができる。
飯田氏によると会社が入居しているビルの非常階段の吹き抜けで録音したという。
余談だが植松伸夫氏が好きなゲームとしてこの作品を挙げている。

収録曲(サウンドトラック順)

曲名 作・編曲者 補足 順位
WILD CHILD RiSing 環境音(駅のアナウンス)
太陽のしっぽ(アレンジ) 編:鈴木康行 アレンジバージョン
原始睡眠 環境音(寝る原始人)
原始人生・おどってポン!(アレンジ) 編:鈴木康行 アレンジバージョン
原始な日常 環境音(歩く原始人)
Junguu Kibao(アレンジ) 編:吉川哲也 アレンジバージョン
死闘原始編 環境音(戦う原始人)
Cool Jets(楽園の人々)(アレンジ) 編:吉川哲也 アレンジバージョン
原始のなごみ 環境音(焚き火をする原始人)
Wild Child&Manmos(アレンジ) 編:菅沼恵美子 アレンジバージョン
オープニング
おどってポン!
原始人生 フィールド
Yboob
Evil Eater
Bar efoot of Life
Junguu Kibao
迷い人をさがせ!
Galaxy-net
Heaven
象牙をみがいて
Simple Dance
洞窟の中で
あぁしんどい
平和な日
恐ろしい夢
Cool Jets(楽園の人々) エンディング
Wild Child&Manmos
サントラ未収録
テーマソング 飯田和敏 ゲームディスクをCD再生すれば聞ける
歌:飯田和敏

サウンドトラック

太陽のしっぽ GM-PROGRESS-8


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最終更新:2020年11月26日 13:06