ホドモエシティ

ホドモエシティ


概要

ホドモエが あらわしているのは 船の帆と 渦巻く水のこと


イッシュ地方の港町である「ホドモエシティ」で流れるBGM。
あらゆる意味で他の町の音楽とは一線を画した癖のある曲で、特にイントロは一回聞いただけでも耳に残るほど。
港町の曲だけあって異文化であるオリエンタルな雰囲気が色濃く、音頭を取りたくなるようなメロディーとリズムはとても印象的。
低音を効かしたベースや木琴の音色は実に耳に心地よく、中毒性も抜群でいつまでも聴いていける。
実は1ループ40秒ほどしかない短い曲であるが、その短さの中にキャッチーさをぎゅっと凝縮したかのような濃厚な楽曲である。
その独特さやインパクトから「ホドモエシティと言ったら何はともあれこのBGM」と思い浮かべるプレイヤーも多いはず。

続編である『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』でも引き続き使用。
『ブラック2・ホワイト2』ではホドモエシティが再開発されており、港町から観光ホテルが立ち並ぶホテル街へと変化している。
ただホドモエシティの象徴(?)たるこのBGMは相変わらずのため、それほどイメージは変わらないはずである。

ちなみにホドモエシティの「ホドモエ」とは舟の帆を丸くまるめて巴形にした文様である「帆巴文(ほどもえもん)」から由来。
和製用語なので英語では「Driftveil City」という名称になっている。「Drift」と「veil」を合わせた粋な造語である。

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝 後編・藍の円盤』では、テラリウムドーム内の海岸地帯「コーストエリア」のBGM「ドーム・コーストエリア」として復活を果たした。
コーストエリアの四天王を務めるタロは、父親がホドモエシティのジムリーダー、ヤーコンであることが作中で示されており、それに関連した選曲と考えられる。
テラリウムドームを管理するブルーベリー学園はイッシュ地方にあり、ドーム内の全てのフィールドBGMは、イッシュ地方を舞台とするBWの楽曲が複数ミックスしてアレンジされている。
コーストエリアのBGMは、曲の中盤から、6番道路→(ソウリュウシティ?)→ホドモエシティ→4番道路&6番道路の流れで展開しており、懐かしの楽曲の数々が自然と融合している点で、BW経験者こそ必聴といえる。
夏の日差しを思わせるギター、軽快なパーカッション、主張の強いベース音が海岸の風景とマッチし、名曲が巧みに融合された主旋律によりノスタルジーを感じさせる一曲となっている。


過去ランキング順位


サウンドトラック

ニンテンドーDS ポケモンブラック・ホワイト スーパーミュージックコレクション


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最終更新:2024年02月27日 22:10