Dance and Death “body”

Dance and Death “body”


概要

こちらヘンリー。敵を発見した!

自チームのターンで敵を探知した際に流れる戦闘BGMのひとつ。
本作の戦闘曲は『覚醒』以降のFEシリーズと同様に、戦闘の状況に合わせて切り替わるようになっている。
本楽曲も同様で、敵味方共に索敵していない状態では「“leg”」が流れ、味方が敵を探知した際には「”body”」に、逆に味方の移動中に敵から探知された際には「“soul”」に移り変わる。
「“leg”」が嵐の前の静けさに伴う緊張感、「”soul”」が一触即発の戦況での焦りや危機感を想起させる一方で、
「“body”」の再生中は味方が敵を狙える、つまりこちらから攻撃を仕掛けられる状況のため、その曲調も闘志を引き立てるような勇壮な色合いが強い。

荒々しくも力強いエレキギターと流麗なストリングス、厳粛さを感じさせるホルンに繊細なピアノ、そして神々しいコーラスが合わさった、激しくも美しい曲に仕上がっている。
関河義人氏によるこの系統の音楽は、同氏が過去作曲を担当した『ファミコンウォーズDS 失われた光』の「希望を継ぐ者 エド」等に代表されるBGMから既に確立されていたが、
本作では弦楽器を中心に生演奏の音源を収録することで、更に情感豊かで厚みのあるサウンドへ進化したと言えるかもしれない。
以下、本作の演奏参加者一覧
ヴァイオリン:仁科人美、弘田彩花、今西彩菜
ヴィオラ:河原結花
チェロ:小棚木優
ホルン:堀篤夫
フルート:平瀬夏海

楽曲の完成度もさることながら、
  • モスキートのスタン攻撃、続くラーカーによる地中からの突き上げの追撃で致命傷を負う「アーカムの墓所」
  • 岩山の頂上から降ってくるクラッシャーの自爆特攻で、開幕全滅が起こりやすい「モニュメントバレー基地外」
  • 考えなしに遮蔽物の前へ出ると、隊員の体力の半分以上を一撃で奪うキャノンから集中砲火される「エメラルドシティ」深部
のように、比較的難易度がハードな本作でも難所に当るステージで多用されることもあってか、プレイヤーには初プレイ時の思い出と共に脳裏に刻まれやすく、
「crossroad -my justice vs your justice」や「HOT SPOT_2」などの戦闘曲と共に本作の音楽の顔として支持されている。

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最終更新:2022年08月23日 22:33