がれきのおうさまWiki
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「隔月で『出版』される、地域密着型の同人誌。一冊2000円。建築や都市の表現をテーマに唄っているが、紙面の半分は雑多なトピックスで構成されており、チェス講座や海外論文の翻訳、食文化の移り変わりから人気のスイーツ店ピックアップ、果てはCDレビューまで扱っている。編集者は三月運音。『雑誌についてご用の向きは黒土探偵事務所までメール、またはお電話ください(電話は高確率でコードが抜かれているので、メールの方が確実です)』」
「一冊350ページ前後に及ぶ本は一部にカルト的人気を誇っているが、どう考えても『元が取れていない』。最新号は33号(号数は『紙風船』から共通)。通常は市内の展覧会で販売される事が多いが、時折市内のDJイベントやライブハウスで別冊が配布される事があり、販売された部数と内容の全容を把握することはマニアでも至難である。過去に掲載されたものでは、『瓦礫の王』の他にも地域と地形を建築学の観点から分析した『都市構造という幻覚剤と投与分量を間違え続ける私達』『ブレイクダンサー、JR、ジャスコ』(著:三月運音)、風土文化を古神道の見地(と、伝統の形骸化への苛立ち)から読み解く『鬼神論-異界という頑迷な虚妄に関する一省察-』『宗像に見る習合という構造』『諏訪と原始信仰から紐解く郷土史』(著:哭澤滝那)、某映画国家に対する見解(と、タランティーノとゴッドファーザーとマフィア映画への愛)を述べる『HOLLYWOOD HATE』(著:T.N)、ハードコアパンクへの憎悪、愛着をニッチな視点で描いた『地方都市的音楽憎悪』、地元シーンのライブレポートを編纂した『学際ゲリラを磔にしろ!』(著:MiHaRu)、海外読者からの貴重な寄稿文である『ハニカムソサエティ』(著:ルーツィア・マクシミリアン、本人の日本語執筆)、『ロードクリーナー』(著:マリア・ランカスター、日本語執筆)、『DeLusion ControLLer』(著:Klara Kranz、訳:三月運音)、地方版の麺マニア・ミシュランと名高い『麺王』(著:J・ゾーン)、和菓子から洋菓子まで、身近なスイーツに勝手な評価を下した『スイーツデストロイヤー』(著:猫砲)なども人気のトピックスだった。『瓦礫の王』作者が記したチェス講座は現在も史料価値が高いと言われ、オークションで高値が付くこともしばしば。
レアなパターンでは27号別冊(特集:サン・ラの系譜と神秘主義とクラウス・ディンガー・コミュニティ)が冬寂(ウィンターミュート)・レコーズから発売された”QUIETISM/MUTEPHOBIA/RHAPSODOMANCY Split”(いずれもMiHaRuのプロジェクト。それぞれクラストコア、インダストリアルスラッシュ、ノイズコア)に、31号別冊(特集:エッセンシャル・ケイオス――ノイズなる意識の創出)が”RED SEA”『Corporate Void』(ノイズ/ヘヴィドローンユニット)の特典としてライブ会場売りされた(余談ではあるが、通常の客層とは違った層が混じるライブになったそうである)。
なお、前進である『紙風船』は現在全ての在庫が品切れで、県内一つの中学校と一つの高校にバックナンバーがストックされるのみ。誰がこんなもん寄贈した。」
レアなパターンでは27号別冊(特集:サン・ラの系譜と神秘主義とクラウス・ディンガー・コミュニティ)が冬寂(ウィンターミュート)・レコーズから発売された”QUIETISM/MUTEPHOBIA/RHAPSODOMANCY Split”(いずれもMiHaRuのプロジェクト。それぞれクラストコア、インダストリアルスラッシュ、ノイズコア)に、31号別冊(特集:エッセンシャル・ケイオス――ノイズなる意識の創出)が”RED SEA”『Corporate Void』(ノイズ/ヘヴィドローンユニット)の特典としてライブ会場売りされた(余談ではあるが、通常の客層とは違った層が混じるライブになったそうである)。
なお、前進である『紙風船』は現在全ての在庫が品切れで、県内一つの中学校と一つの高校にバックナンバーがストックされるのみ。誰がこんなもん寄贈した。」
原文そのまま。
タグと重なってしまう部分のみ編集しました。
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