エポナ条約機構(Epona Treaty Organization:ETO)は1995年に成立した軍事同盟で、1989年、1990年の
ファーニケス・
リュドスカヤの両大国の政変、1991年のジバール戦争と相次いだ世界的な政情不安に対応すべく、JTFに先駆けて締結される。
それまで圧倒的な国力を背景に地域での存在感を堅持してきた二大国がテロリズムで内部から安定を揺るがされたことをきっかけとして、緊張の高まった近隣諸国が合同で防衛・生存を確保すべくアカトルイス連邦の首都エポナにおいて幾度かの会合を実施、
- 王室の構成員が犠牲となるテロを受け国民の意識が高まっていたアカトルイス連邦
- ジバール戦争前後に国境付近を反体制派の根拠地や他国軍の前線基地とされ実効支配権・中立を脅かされたフルシア公国
- 独立から日が浅く、高い練度に対する装備の質・量の不足が懸念となっていたルスラン共和国
上記三カ国が大規模テロ発生時に協力して対処することを確認しつつ、各国から部隊を出し合って対テロ紛争特殊部隊を編成。
裏ではファーニケス・リュドスカヤ両大国の政権交代・政策転換による関係の変化を憂慮しており、
表向きに中立を宣言しているフルシアを除いたアカトルイス、ルスランは万が一進行を受けた場合は協同で防衛に当たることを秘密裏に約束。
1997年には大陸中央部エポニック地方の国家郡との連携を模索していた
イタリカ共和国、2001年にファーニケスとバルドソス大陸での覇権を争う
ノーベレン王国が参加。
現在では世界的に非対称戦争が活発となっていることを受けファーニケス・リュドスカヤを仮想敵とする方針を撤回、共闘姿勢へ転換した。
それを代表する活動のひとつとしてJTFへの派遣が挙げられる。
最終更新:2021年11月24日 21:23