第二章 - 画像レスラー@ ウィキ(跡地)

…危なかった
つい勢いで抱き寄せてしまいそうになったが、私には小鳥さんという素敵というには言葉が足らない人がいる

｢これじゃげれげれと変わらな…｣

言いかけてハッとなる

｢小ま…？｣

｢す、すみません四季様、今すぐ仕事に戻りますからお許し下さい｣

四季様についた埃を払う手振りをし、体勢を元に戻させる

｢行ってきますね｣

ダッシュ
現場と反対方向に

｢あ、ちょっ…こらーっ！｣

しばし呆気にとられていた四季様の叫びを背に、あたいは街へと駈ける

げれげれって…何だっけ

続く

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