「負けない私が最高に素敵」
【所属】 |
武蔵アリアダスト教導院 |
【役職】 |
トーリの姉 |
【名前】 |
葵・喜美 |
【読み方】 |
あおい・きみ |
【種族】 |
極東人 |
【元ネタ】 |
三つ葉葵? |
【字名】 |
不明 |
【戦種】 |
全方位賢姉 |
【装備】 |
高嶺舞 |
【HN】 |
賢姉or賢姉様 |
【登場巻】 |
1巻上 |
【人物】
亜麻色の波打つ長髪にリボンを絡ませた極東式の女子制服を着用。
エロとダンスの神である
ウズメ系サダ派を信仰し、弟と同じ、時にそれ以上のハイテンションキャラ。基本的に自分中心主義であり、「女」であることに対し独自の持論と誇りを持つ。
自分以外の男性はもとより女性に対してもかなり厳しいが、「弟は別腹。そういうものだ」と言い切り、トーリに関してのハードルは色んな意味で低い。
つまりブラコン。
朝に弱いらしく毎朝トーリが起こしている他、彼の作った朝食を食べ登校、紅茶を求める、起きるたびにトーリの姿を求めるなどトーリに対する依存度は結構高い。
アニメコメンタリーによると、放課後しょっちゅうトーリと「デート」と称して出かけているのだとか。
「青い黄身」にも聞こえる自分の名前を気に入っておらず、ジョセフィーヌだのベルフローレ葵だの適当な芸名を付けて名乗っている。
容姿もスタイルも名前さえも自分にとっては「飾り」として服などと同一の存在と見ており、その認識故に
蜻蛉切の割断能力が通じなかったこともある。
「刃は軽い方に滑る」と喜美は言うが、その理屈だと割断しまくれば最終的に本体に害が及ぶような気もするが何かにつけて芸名を変えているらしいので恐らく割断しまくっている間にビンタを食らうだろう。
本名で呼ぶクラスメイトに注意したのは1巻冒頭部くらいなもので、幼馴染として付き合いの深い
浅間は普通に名前で読んでるし、
その後喜美と呼ぶクラスメイトに注意している様子は確認できない。
本多・正純等「葵姉」と呼ぶのも多い。
気まぐれな彼女をコントロールできるのはほぼトーリのみで、付き合いの長い浅間であっても弟と合わせ現在進行形で苦労している。
普段から言動は軽いが、いざ怒った際には半眼で無言になるためわかりやすい上に、
また気に入った相手に対しては抱きしめ、頬を寄せ密になり対象を知ろうとする癖がある。
良く
向井・鈴がその犠牲になっているらしいが、弟にするのは珍しいらしい。
5巻上にてその珍しい場面が見られたが、その際トーリは下半身全裸であったため絵面がなんともアレな状態であった。
なおアニメ1期のOP映像中、鈴に対し抱きついている場面が在るため、恐らくそれが拾われている。
役職持ちでも委員会や部活に所属しているわけでもないが、かつて
ホライゾン・アリアダストを目の前で事故で失い、ただ衰弱していくトーリを見ているしかできなかったクラスメイト達の中、
彼女だけはそんな愚弟に活を入れ立ち直らせたため梅組の面々も喜美のことをそれなりに評価している。
個性によるものも大きいとは思うが、悩みを得てふらついている人間に対し、何人も的確なアドバイス及び物理的な説法を叩き込んで立ち直らせているため、
武蔵の面々の中でもそれなりに発言力が高い。
トーリを「愚弟」呼びするのも、彼を
戻した時から。
そんな彼女だが役職持ちでないにもかかわらず
副長や各国の特務クラスと相対する場面が結構ある。
しかし戦闘系の術式を一切持たず、奉じているのもエロとダンスの神様と戦闘能力は無いに等しいものの、浅間と共に
転機編を改造して作り上げた芸能系主神であるウズメ系の術式、
高嶺舞を使用し、
奉納を続ける限り物理攻撃・術式攻撃問わずあらゆる攻撃を無効化する。
個人レベルで神に気に入れられているらしく、彼女の奉納の効率は他の奏者に比べコスパに優れているとされる。
術式を発動するための奉納はダンスはもちろん、化粧やタップ等も認められている。
何か対応できないものがあるたびに
浅間神社の水垢離用お風呂で浅間とともに改良を加えているため無効化出来る範囲はかなり広く、浅間は高嶺舞の改造で年間術式担当件数をかなり稼いでいるのだとか。
契約している
走狗は喜美によく似た
ウズィ。
奉じている神が神なので、踊り子としても優秀で
きみとあさまでではボーカルを務める。
また踊り子としての実力は、
五大頂の一角
丹羽・長秀が
ネルトリンゲンの戦いで展開した彼女の大規模劇場術式を無効化して現れた際に、彼女とその背後にいる3000人のバックダンサーに対して
白魔女、
女装、
両腕という前代未聞のライブメンバーで挑み、
相手が逆順を成立させることでこちらを無力化しようとしているのを逆手に取り、ほぼ壊滅状態に追いやるという技能を見せつけた。
バランス感覚では同じくバランスに優れるという
立花・宗茂と比較されたこともあるほどで、一般生徒であるがその能力は特務クラスに匹敵することがうかがえる。
最も彼女の場合は気分屋なので、そこが惜しいところ。
しかし気分屋だがだからこそ気分が乗れば戦闘能力は凄まじく
- 梅組面々が苦戦していた弥助を意図もたやすく倒した
- トーリの黄泉帰りの最後の障害であるアマテラスを抑えるためにノリにノって舞を披露、周囲を巻き込んで対抗した
- 石川・数正をオリオトライに対する母親の威厳として剣術で向こうが動くまもなく倒した。
などとしている。
武蔵最大の戦闘技術を持つ
本多・二代の攻撃を無力化する事が出来るので、ある意味武蔵最強。
11巻中カバー裏の設定資料では、作者直々の「最強キャラ」との明言を受けている。
本人は自身の防御力を「
巨乳防御」としている。
そんな彼女には弱点もある。
それは将来の話、お化けや幽霊の類が大の苦手。
その話が出るとすぐに耳をふさいでしゃがみこんでしまう上に非常に取り乱すほどで、ホラー系能楽を見るときは席についた時点で気絶しているらしい。
実際、3巻下では
前田・利家が呼び出した
幽霊船を見て瞬時に気絶しており、浅間によれば気絶すると白目を剥いているらしいが、本人曰く自分の白目は「清楚で!洗いたての白!」とのこと。
作中終盤、10巻下にて
オリオトライ・真喜子こと
葵・オリオトライの産みの母だったことが判明した。
トーリとホライゾンを失い、武蔵が
創世計画を行った世界では
福島・正則の回想から、喜美が福島からするともう一人の母親のようなものとなっていたりしていたらしく、自分の弟とホライゾンがいた証を望み、彼らの毛を利用して代理母となって姪っ子に当たるオリオトライを産んだという。
ただしオリオトライがいた未来では自分が母と名乗ることはなかったものの世話はしていたようで、
小野・忠明や
小野・善鬼らから舞ではなく剣術を学びそれを教授していたという。
オリオトライもそのことは薄々気がついていたようで、彼女は抽出され武蔵へ教員として乗り込むことを決意するにあたり本名ではなく運命の介入をごまかすための偽名として「真は喜美の子」という意味で「オリオトライ・真喜子」を名乗るようになった。
10巻下にて別の未来では母親に教えを受けて剣を使うようになったらしく、それを聞いた後に自身独自の技へと昇華しようと舞を極めることを誓っている。
11巻上では射撃の的となったが、持ち前のバランス感覚により浅間の素の射撃があたっても倒れなかった。
最終更新:2023年12月19日 12:46