【詳細】
「公主」とは中国における王家の娘のこと。
三十年前から起こり始めた特殊な
神隠しである
公主隠しを引き起こしているとみられる謎の存在。
また、血文字などを残す怪異の場合も、この存在が引き起こしているとされている。
その血文字は公主隠しの現場に残されていることが多い。
公主隠しによって消失した
リシュリューは消え去る間際、「公主には"親"がいる」と書き残した。
また、
井伊が
榊原に語った話では、公主は世界を救うために行動し、公主隠しを起こして人々に警告するのだという。
謎の存在であるあるが30年ほど前に
松平・元信達は公主と呼ばれる存在と友達になろうとしたが失敗した、とかつての仲間である
オラニエは告げていた。
そして「無様な救い」を得た、とも。
9巻下における
織田・信長とのやり取りにて、
末世とは
運命の自殺による世界の滅びであり、
公主隠しとは
運命が自殺を止められないよう、自分と関わろうとする人間達を消し去っていたという事実が判明する。
では何故運命を公主と呼んだのか。
創世計画における「メサイア計画」を主導していた
松平・元信の
字面「傀儡男【イエスマン】」。
イエスマンとは常に首を下に振るということであり、つまりは「首肯」。
これを逆さまに読むことで「肯首」とし、これを判じて「公主」とした。
最終更新:2018年03月17日 21:15