【クラス】
セイヴァー
【真名】
ジェダ・ドーマ@ヴァンパイア セイヴァー
【パラメーター】
筋力C 耐久A+ 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具EX
【属性】
秩序・悪
【クラススキル】
対英雄:C-
英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
Cランクならば、相手のパラメーターをすべて1ランク下のものに変換する。
しかしダークストーカーもとい悪の属性を持つ英霊に対してはまったく効果を発揮しない。
【保有スキル】
液体:A
質量・密度を自由に変えられる液状の身体。
セイヴァーの身体は本来心臓や脳がある部位も含め、全て血液のような可変液体で構成されている。
一般的にサーヴァントの弱点と言われている心臓の破壊や首の切断を受けてもセイヴァーは消滅しない他、
魔力を消費することで液体を再構成し、肉体の損傷を短時間で修復できる。
液状の体を生かして身体の形状を変化させて攻撃することもできる。
ただし、大量の液体を展開すると魔力消費が激しくなる。
魂同化:A+
サーヴァント共通の能力である魂喰いが固有スキルに昇華されるまでに至った上位スキル。
セイヴァーは生前から魂と己が身を同化する能力を持ち、魔力を得ることができた。
通常の魂喰いよりも多くの魔力を回復できる。
A+ランクならば事実上の単独行動も可能となる。
飛行:B
翼を利用して空を飛ぶことができる。
空中において、敏捷のランクはこのスキルのランクが適用される。
【宝具】
『魂へ課す下僕の証(プロヴァ=ディ=セルヴォ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1
セイヴァーの背丈を超える巨大な契約書。契約書は何枚でも作成することが可能。
これに敵を巨大な赤い液体で構成した手で掴むなどして叩きつけることで敵との『契約』が成立し、魔力の大部分を奪うことができる。
本来は魂をそのまま抜き取ることも可能だが、セイヴァー自身が不完全な状態であるために魂の中の魔力回路から魔力を奪うにとどまっている。
『契約』が成立した場合、契約書には敵の姿が魚拓のように浮き出る。
『終焉の紅に沈め(フィナーレ=ロッソ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:4
地面から赤い液体の手を伸ばし、敵を捕獲するとセイヴァーの赤い液体で満たされた空間に引きずり込む。
その中では一切の抵抗が許されず、セイヴァーは一方的に攻撃を加えることができる。
だが、相手を大量の液体で飲み込むという都合上、魔力消費は『魂へ課す下僕の証』に比べて多い。
『神体(フィータス・オブ・ゴッド)』
ランク:- 種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
セイヴァーが生前作り上げようとした膨大な数の魂を収めきる堅牢な器。
外見は頭が肥大化した巨大な胎児の姿をしている。
セイヴァーと融合することで全世界の魂と瞬時に同化し、その世界において唯一の完全体となる。
この宝具はセイヴァーが生存していた時点でまだ未完成で、
全世界の全ての魂を収めるにはセイヴァーが「価値ある魂」を集めなければならなかった。
よってこの宝具はセイヴァーの手に余るものであったため、失われている。
【weapon】
身体を構成する液体。
赤い液体あらゆる形状に変化させる。
翼をもぎ取って鎌に変えることができ、
自分の首を切って飛び出た血飛沫を浴びせるという芸当も可能。
【サーヴァントとしての願い】
全ての魂の『救済』。同化。
【人物背景】
魔界三大貴族の一つ、ドーマ家当主。
「冥王」と呼ばれるS級魔族。年齢は6千歳を超えるが、三大貴族の中では最も若い。
ヴォシュタル家の当主ガルナン=ヴォシュタルの死去を機に、魔界の覇権を求めてベリオール・アーンスランドに戦いを挑もうと画策する。
その折りに当時は部下だったオゾムに騙されて、魔界と人間界を結ぶ扉から膨大な魔力を得ようとするが、
その際に自身の限界を超える魔力の量に呑まれて消滅する。
その100余年後、ベリオールの没後に復活を遂げると、争いが渦巻き、滅亡に瀕する魔界の惨状を憂い、
他者の魂を自分と同化する能力を用いて魔界全ての魂を融合させて唯一完全肉体を手に入れようと企む。
ジェダ自身はこれを「魂の救済」と称している。
ヴァンパイアセイヴァーのストーリーでは「価値ある魂」の持ち主を集め、我が身と同化して最終的な容れものとなる「神体」を完全なものにするために、
「魔次元」という特殊空間を作り出して他のダークストーカーを呼び込んでいる。
此度の聖杯戦争ではセイヴァーとして召喚されたが、その姿は復活したばかりの不完全な状態で現界している。
これは「魂の救済」のために動き出した時期が復活以降であり、復活前の全盛期の状態ではセイヴァーのクラスに当てはまらなかったことが原因。
性格は常に沈着冷静、紳士的且つ慇懃で理知的な話し方をするが、端々に相手を見下す態度が見られる。
勝利時に奇声のような高笑いを発するなど、狂気に満ちた行動も特徴的。非常な自信家であり自己陶酔者でもある。
最終更新:2015年05月30日 00:13