※本編のネタバレが含まれています



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【アーマードライダー】

腰に装備する変身ベルト「戦極ドライバー」と果実(もしくは木の実)の形をした錠前「ロックシード」の組み合わせで変身した鎧武者。
所謂仮面ライダーに相当する存在であり、元々はヘルヘイムの森の侵略に対抗するためにユグドラシルコーポレーションが開発したシステム。
本企画では戦極ドライバー及び上位機種のゲネシスドライバーの開発者であるキャスター(戦極凌馬)によってドライバー及びロックシードが量産されており、グラスホッパーの武装集団化に大きく関わっている。
グラスホッパー団員が変身したアーマードライダーは本編中にも度々登場しているが、大抵の場合彼らはサーヴァントたちの噛ませ犬となって殺されることが多い。
とはいえ戦闘力自体はインベスと同等以上のものがあり、銃火器等で武装しただけの人間とアーマードライダーの間には天と地ほどの力の差が存在する。(小説 仮面ライダー鎧武においてはアーマードライダーは単騎でも武装集団と渡り合えるとされている)
このため本企画においては名無しの黒影トルーパーがアーマードライダーへの変身能力や魔術技能を持たない大半のマスターを圧倒する戦闘力を持つというとんでもない事態になっている。
またマスターとして参加している呉島貴虎及び呉島光実も戦極ドライバー(光実はゲネシスドライバーも)を所持しており、彼らの今後の活躍が期待される。

【ヴィジランテ】

自警団を意味する言葉。アメコミにおいては自警活動で悪と戦うヒーローのことを指す。
バットマンなど著名なヒーローの多くはヴィジランテに属し、公的権力の指揮下にあるヒーローは比較的少ない。
所謂私刑行為による活動である為、時に警察からも敵視されることがある。
中にはロールシャッハ、レッドフードと言った苛烈で暴力的なヴィジランテも存在する。
Gotham Chaliceにおいてはグラスホッパーが本来の意味での『ヴィジランテ(自警団)』として活動している。

【ヴィラン】

アメコミにおいて悪役を意味する言葉。
ゴッサム・シティを舞台としたバットマンにおいても数多くの個性的なヴィランが登場する。
精神を病んだ狂人や裏社会を牛耳る悪党等、ゴッサムに相応しく陰鬱でダークなキャラクターが多い。
バットマンの世界観の都合上、その殆どが肉体的には常人であることも特徴か。
Gotham Chaliceにおいてはジョーカー、ペンギンといったヴィランが登場している。
ノーマン・スタンスフィールド、志々雄真実、少佐も「裏社会に精通し、悪事に手を染めている」という意味では原作のヴィランに近い。

【ウォッチャー】

「ハロォ――――――ゥ、ゴッサムシティィッ!」
Gotham Chaliceの監督役である『監視者』のサーヴァント。要するにルーラーの立ち位置である。
真名はヘルヘイム@仮面ライダー鎧武。森の侵食は会場でも始まっており、各地で果実やインベスの存在が確認されている。
聖杯戦争の監視を主な目的としており、自らの能力によってゴッサムシティ全域を監視している。
状況把握能力はずば抜けているもののルール違反者に自ら手を下す権限は持っておらず、
その点においては参加者への討伐令通達や自身の使い魔であるフェムシンムを使って対処する。
ただしウォッチャー自身にフェムシンムを支配する能力は無く、その上フェムシンムは独自の思惑で行動する者も居る。
そのため『聖杯戦争を管理し支配する力』という点では然程優れているとは言えない。
あくまで聖杯戦争の監視が中心であり、当人も不確定様子等のイレギュラーを楽しんでいる節がある。

【インベス】

ヘルヘイムの植物から成る果実を食べた生物の成れの果て。
白虎や青龍など、基本的になんらかの動物・聖獣などをモチーフにした外見をしている。
本企画はヘルヘイムが監視役を務めていることもあり、街の至る所にヘルヘイムの植物が自生している。
そのため果実を食らった民間人がインベスに変貌し、他者に襲い掛かるという事態がたびたび発生しているのである。
主にグラスホッパーがインベスの処理を行っているようだが、時にサーヴァントとも接触することがあり、植物の生息範囲も相まって極めて神出鬼没。
とはいえサーヴァントにとってはさしたる脅威ではなく、寧ろマスターや民間人が注意を払うべき存在と言えるだろう。




【グラスホッパー】

伊坂幸太郎作品のコミカライズ「魔王 JUVENILE REMIX」に登場する自警団。通称「バッタ」。
原作「魔王」には存在せず、同作者の他作品のタイトルから名称を取ったと思われる漫画版オリジナルの組織。
会長の犬養舜二がマスターとして参戦していることからGotham Chaliceにも登場している。
原作においては寂れた地方都市・猫田市で活動しており、精力的な活動や犬養のカリスマ性から絶大な支持を誇っている。
企業による都市開発にも否定的な立場を取っており、このことが企業に反発する猫田市民からの支持を更に強固にしている。
市民からの人気は高い一方、裏ではリンチによるギャングの粛清・(ある幹部の独断ではあるが)殺し屋を用いた敵対政治家の抹殺などの過激な所業を行う。
更にグラスホッパーが活動を始めてから猫田市の死傷事件数が二倍以上に増加するなど黒い噂も絶えない。
また彼らの思想に感化され過激な行動に走った者もおり、一概に「正義の自警団」とは言えない複雑な組織と化している。
会場内のゴッサム・シティにおいても精力的な活動をしており、キャスター(戦極凌馬)の手引きにより戦極ドライバーが支給される等武装集団化が進んでいる。

【ゴッサム・シティ】

Gotham Chaliceの舞台となるアメリカ東海岸沿いの大都市(正確にはそれを模した電脳空間)。
バットマンシリーズの舞台でもあり、バットマンの活動はゴッサム・シティに限定されている。
治安は極めて劣悪。様々な犯罪組織が跋扈し、行政機関も主にマフィアとの癒着によって成り立っている有様。
街の治安維持を担うゴッサム市警でさえも汚職警官の巣窟であり、まさに犯罪都市そのものである。
また経済活動は盛んではあるものの、市民間の格差も深刻なレベルであり治安悪化を促進させている。
バットマンが自警活動を行うのも無理はないとしか言い様が無い。
因みに本企画の電脳ゴッサムにおいては沢芽市@仮面ライダー鎧武と姉妹都市になっている模様。
参加者の呉島貴虎も触れていたが、こんな街と提携を結んで大丈夫なのだろうか…




【シェリル・ノームのライブ】

聖杯戦争初日である12/21日の18時に開催されたライブ。
イベント用のホールを借りた小規模なものであり、観客も抽選で選ばれた数百名前後のみ。
今までのイメージとは異なるシェリルの新曲を初めてライブで披露する場でもあった。
…のだが、そんなライブ会場はたちまち激戦の地へと変貌した。
まず会場の警備員としてグラスホッパーが雇われ、リーダーでありマスターでもある犬養が会場入り。
続いて無差別な殺戮とシェリルのサヨナラ&ファック(端的に言えば死姦である)を目論むデスドレインが大型トラックを用いて会場への突撃を敢行。
更に犬養逮捕を目論み警察隊を引き連れてきたノーマン&鯨、悪を断罪すべくデスドレインを追ってきたセリュー、シェリルのサーヴァントであるウルキオラに恨みを持つデェムシュ等、聖杯戦争に関わる者達が続々と会場へと接近。
気が付けば会場内外は7名の参加者+監視役の使い魔が戦意を持って入り乱れる魔窟と化していたのだ。
会場の無事を祈りたいところだが、デスドレインがトラックで突撃を行った時点で既に無事ではない。








【日本】

太平洋の西側に浮かぶ島国。言わずと知れた我々の生きる国。
Gotham Chaliceはアメリカを舞台とした物語だが、登場人物には日本人が比較的多め。参加者46名中18名、実に4割近くに及ぶ。
加えてハナ・N・フォンテーンスタンド、ン・ダグバ・ゼバ、グリムジョー・ジャガージャックのように
自身が日本人でなくとも日本または日本人に馴染みのある人物まで含めれば、さらに関わりを見出せるようになる。
(メタ的な話をすれば、日本で制作されるアニメや漫画の大半が日本を舞台としているためという事情があるのだが)
そして単に日本人が多いというだけではなく、劇中でも日本とゴッサムシティの公的な関わりが強いと描写されている。
沢芽市との姉妹都市提携によるユグドラシルコーポレーションのゴッサムシティ進出を始めとして、
自警団グラスホッパーを結成した犬養舜二、アメリカ国籍を取得した施政者の広川剛志、研修で滞在中の検事の御剣怜侍。
さらには芸能事務所の346プロまでもが支社を建て、NPCのシンデレラプロジェクト一同(みくりーな除く)が渡米してライブを敢行予定。
ついでに言えば、仲間外れにされたみくりーなもユグドラシル傘下のハイスクールで留学生ライフを満喫(?)中。
……日本人が想像を絶するレベルの犯罪都市であるのに、この盛況っぷりである。
何が日本人の行動力をここまで駆り立てたのだろうか。




【フェムシンム】

『ヘルヘイムの森』の侵略に晒され、滅びの運命を辿った種族。
ロシュオを始めとする数名のフェムシンムが森の侵食を克服し、オーバーロードインベスとなった。
しかし力に溺れたデェムシュやレデュエらの暴走によって一族は根絶やしにされ、
現在は王であるロシュオを中心とするごく少数のオーバーロードが生存するのみ。
文明を再建することもなく、ヘルヘイムの森と化した世界で退屈を持て余しながら生きていた。
Gotham Chaliceではウォッチャーの宝具によってフェムシンム(オーバーロード)が使い魔として召還されている。
聖杯戦争の円滑な進行の為の警備員としての役割を宛てがわれているものの、
召還されたフェムシンムはウォッチャーにも制御することが出来ない。
そのため彼らは各々の思惑で動いており、イレギュラーを楽しむウォッチャーもそれを黙認している節がある。
中でも取り立てて凶暴なデェムシュは行動方針が破壊と殺戮であり、主催側の人物なのにやってることは殆ど無差別マーダーである。




















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最終更新:2016年09月16日 06:38