「エクシーズモンスターはレベルを持たない。よって効果は無効」



 ★★★★★★★



 敗北した。
 俺は、勝鬨勇雄は、敗北した。
 敗北した自分にそしらぬ顔で手を差し伸べる奴がいた。
 俺は奴の手を弾いた。
 そして、俺は震える足を引きずって、選手用の通路を逃げるように退いていた。

 壁に手をつきナメクジのように進む。
 みじめさと自分と自分を倒した相手への怒りで頭が割れるように痛かったが、歩くことだけはやめなかった。
 前に進むことを止めることこそが本当の敗北だということくらいは知っていたからだ。

「……く、そ。クソッ!!!」

 目の奥にこびりつくのは敗北の瞬間だった。
 俺が舞網チャンピオンシップで優勝するために鍛え上げたデュエルタクティクス、デュエルマッスル、
 そしてエースカードとなる融合モンスターの「覇勝星イダテン」とその効果。
 そのすべてを残酷に否定する対戦相手――榊遊矢とそのしもべ「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」。
 モンスターが破壊されLPが0になったときに交錯した奴の目は、いつか見た奴とはまるきり別人のように冷たかった。

 なんだあれは。俺はあんなものは聞いていない。知らない。分からない。
 俺が掲げる勝利のためのデュエルを否定するため、奴は楽しいデュエルをするのではなかったのか。
 あれは、あの軍人のように無機質で暴力的なデュエルは、奴のするべき光のデュエルではないのではないのか。
 俺は榊遊矢に対するそんな思いをつのらせる。そしてそれ以上に、あの瞳に恐怖する。

 俺が梁山泊塾で学んできた勝利のためのデュエル、他人を虐げてでも勝利を勝ち取るという教え。
 それが俺の知る中で、デュエルのもっとも闇の部分であったはずだった。
 しかしあの眼の奥にあるものは、闇は、その比ではなかった。
 あれは対戦相手を倒すためのデュエルではない……壊し、奪い、殺すためのデュエルだ。
 あれに比べたら。俺のデュエルなど。子供の遊びだと。言われているかのような。

 ……敗北だった。
 俺が唯一持ち、すがっていた「勝利(信念)」を全て破壊する、最悪の敗北だった。
 もはやいま、俺の中には何もない。どうすればいいのか何をすればいいのかすら分からない。
 塾に戻り、塾長に絞られ、そして――また学び直す? 鍛え直す?
 そうすればあの眼を越える深さの闇を俺が手に入れることが出来るとでもいうのか?
 いや出来ないだろう。これまでと同じデュエルを極めてもあんなものには辿り着かないことくらい分かる。
 つまりは八方塞がりだ。空っぽで、あやふやだ。足が震える。膝が崩れる。
 倒 れる。


 俺は持っていたデッキを廊下に散らばせながら冷たい床へと倒れ込んだ。
 腕が足が頬が肌が床にぶつかり冷たい温度を俺に伝える。
 ただ、その冷たさが俺の中に唯一残っていたものを、逆に知らせた。
 俺の空っぽの身体と心の中では、あんなデュエルで俺を殺しておきながら
 死体となった俺に手を差し伸べてきた榊遊矢への憎しみだけが、苦く黒く熱く渦を巻いていた。
 榊遊矢が憎い。俺から勝利を奪い、全てを奪った男が憎い。
 憎い。殺したいほどに憎い。

「榊……遊矢……ァ……!」

 そうだ
 おかしいふざけているどうして俺が奪われなければならない。
 俺は奪う側だったはずだ。情け容赦ない拳とデュエルで勝利を奪うのが俺だったはずだ。
 それを奪われたおかしいありえないならば奪い返すしかない。だがデュエルではあの瞳を倒せない。
 たどり着けない。なら俺は。俺に残ったものはこの体の中で渦巻く憎悪の火炉のみ。ならば。

「俺は……ッ!!」

 ――目を見開いて地べたを睨んだ。
 そこに見知らぬカードが落ちていることに俺は気付いた。
 なんだこれは。こんなカードを俺は知らない――わけではなかった。それは「シャブティのお守り」だった。

 《シャブティのお守り/Charm of Shabti》 †
 効果モンスター
 星1/地属性/岩石族/攻 100/守 100
 手札からこのカードを捨てる。
 エンドフェイズまで、自分フィールド上の「墓守の」という
 名のついたモンスターカードが受ける戦闘ダメージを0にする。

 古いカードだ。ただの効果モンスターだから俺でもよく知っている。だがここにある意味は分からない。
 俺のデッキは「墓守」デッキではないし、こんなカードが挟まるようなスキマはない。
 持ってきているカードの中に紛れている可能性もない。カタログで名前と効果を読んだことがあるくらいだ。
 なぜここにあるのか。そして。

「馬鹿な――」

 どうしてこのカードは、地面に「立っている」のか。
 薄い紙、カードであるはずの「シャブティのお守り」が、地面に垂直に立って俺を「見つめていた」。

 その瞳が。吸い込まれるようなその赤い瞳が、俺に語りかけてくる。

 お前の望みは、叶えられると。

「……!!」

 俺の望み。
 勝利を。揺らがぬ勝利を、奪い返すこと。
 奴を越える闇を手に、奴からすべてを奪うこと。
 叶えられると言うのか。どうやって。何をすれば? お前を、掴めば?

 「シャブティのお守り」は答えなかった。
 だが俺はその赤い瞳の奥に、確かに奴を越える闇を感じ取った。
 その瞳に魅入られるように俺は――勝鬨勇雄は、「シャブティのお守り」を、掴んだ。


 ★★★★★★★



 聖杯戦争、というものだそうだ。
 参加者一人に一騎与えられる尋常ならざるしもべと共に殺し合い、生き残ったものが聖杯を掴み、
 そしてその者の望みを――願望器であるその聖杯が、叶える。
 なるほど俺の望み通りだった。
 俺がすべてを奪い返し、より深い闇を手にするのに、おあつらえむけのシチュエーションだった。
 確かに嘘はない。間違いでもない。確かに真実だ。だが。

「ウフフフ……とてもいい。とてもいいぞカチドキ=サン。そなたは実にカワイイ茶菓子……」

 だが俺に与えられたシャブティ(御供人形)は、
 人身御供のニンジャに化けた。

「獣のごとき荒い風味の……クフフフ、さながら無骨なカリントよ……のう?」

 そして俺は今、そのニンジャによって、壁に鎖でつながれている。

「フフ、カワイイ」
「ぐ……どういう、ことだ……サーヴァントはマスターに逆らえないのではないのか……」

 ニンジャというよりは弥生時代の偉人のような風貌の、男ニンジャだった。
 両サイドに髪を結い上げ、白の弥生式ニンジャ装束を着込んだ、美形の男ニンジャだ。
 その白くたおやかな手が壁に張り付けられた俺の顎を撫でた。
 ニンジャ――クラスにして「ネクロマンサー」である異端のそのサーヴァントは、俺を気に入ったようだった。
 顔が寄ってくる。近い位置に。
 覗き込んでくる。その瞳の奥には――何年? 何十年? いや、何百年?
 とにかく長い時間をかけて熟成された、妖しい光――闇の光が蝋燭めいて揺れている。

 榊遊矢の奥に俺が垣間見たものと、同等か。
 あるいはそれ以上の闇が、たしかに俺の目の前にあった。
 しかし俺はその闇を、こいつを、従えることができない。
 どころか歩くことさえ。
 前に進むことさえ、こいつの――“ウィッカーマン”の前に許されてはいないのだった。

「令呪を持って……め、命じたはずだ……俺に絶対服従しろと」
「令呪? ウフフ……そんなものが、おれに効くとでも思っていたのかね?
 おれを普通のサーヴァントと同等だと思わぬことよ……。死霊を操るジツや呪いに通じるこのおれが、
 お前ごときモータルの持つ呪いに操られるとでも? クッフフフ、それこそ甘い夢よ」

 ウィッカーマンは俺をがんじがらめにしていた鎖を外す。
 俺は再びコンクリートの地面に倒れ込んだ。
 治安の悪い街の、スラムの廃ビルの地下だ。試合会場の通路なんかよりずっと汚い。
 ウィッカーマンはその床に俺の顔をこすりつけるように、頭を足で踏みつけてきた。

「ぐあ……ッ!!」
「全く。無力で無知な弱きモータルよ……愛玩するには足りても、
 このような者に喚ばれたとあらばハトリ者にも笑われようものぞ。恥辱の極み」
「ぐああッ!!」
「おまけに集めた墨壺の泥も……ウフフフフ、まあよい。また集めればよいのだ。
 幸いここには高い生命力を持つ者が集まるのであろうから……それもニンジャより、強く美味」
「グアーッ!!」
「クフフフフ!! 抵抗できぬ愛しき哀れなハチミツダンゴ……お前も我が望みのために全てを捧げよ!
 ああ、我が君ワンソー! 今こそこの異なる文化の試練を乗り越え復活の礎たる泥を集めたてまつれば!」

 ニンジャが興奮しながら俺を踏みつける。
 俺は頭をぐらつかせながら地を舐める。地を舐め血を舐める。尋常ではない。
 尋常ではなかった。ここは尋常の世界ではなかった。
 俺はいま、違う「次元」へとやってきてしまった。

「ウフフフフフハハハハ! お慕い申し上げまする! お待ち申し上げまする! 
 一日千秋の思いにて! いざ、いざ、いざ、いざ帝国へ! 帝国へ! 帝国へ! ハハハハハ!」

 屈辱と痛み、身体と心に刻まれるニンジャへの恐怖が、
 空っぽになりかけていた俺の器を泥のようにずるずると満たし始める。
 そしてそれは体内に残っていた榊遊矢への怒りと憎しみの炎によって燃やされて、固まった。
 もうそれは消えないだろう。
 例え身体が貫かれ大きな傷が空こうと流れ出ることのない固形の憎悪。

「グワーッ! グワ……ハハハハハハッ!
 ……ハハばハハははハは!!! あはバはははッ!!」

 気が付けば御供のニンジャの馬鹿笑いに吊られるように俺も笑っていた。

「ゆうやァ!! サガギ、遊矢ッ! お前はやはり光だ!
 俺が闇なのだ! あは、ははは!! お前も知らない闇がここにあったぞ!」

 この闇と共に俺は往くのだ。
 この闇に飲まれ、俺は勝利を手にし、俺は唯一の勝者となる。
 俺は笑いながらウィッカーマンも笑っていたので楽しくなってさらに笑い、遊矢を殺して笑いたいと思った。
 そう河川敷で親と楽しくデュエルする奴が俺の知らない闇を持っていたとしても、
 俺がそれより強い闇に呑まれたのだから俺にとって奴はやはり覆い閉ざすべき光だ。
 この聖杯戦争の他の参加者だって俺が覆い閉ざす。
 俺が喚んだ闇がそうするのだから俺がそうするのと同じだ。
 勝利を。
 どんな汚い手を使ってでも、勝利を。
 勝利、を……。……。


 ★★★★★★★


「おや……クフフフ、気をやったか。全く弱く愛しきカワイイ存在よ」

 と。
 気絶した俺の腕を引き上げてウィッカーマンが愛しそうにそう呟いたが、
 これは俺の知らないことだ。

「……令呪、か。フフフ、よき呪い。だが甘い。
 細やかなところまで伝えられていれば、おれも危うかったやもしれぬが。
 なるほどおれを問答無用で喚ぶだけあって……聖杯というモノもなかなか美味な宝の様子」

 この呟きも当然、俺が知ることのないところだ。
 どうも実際は「絶対服従」などという長期に渡りかつ曖昧な命令は令呪の対象外であり、
 それゆえに俺の令呪がウィッカーマンに全く通じなかったというのも、
 俺がこの次元に連れてこられたとき気付いた説明では、伺い知れなかったことだった。

「フム。もしこの墨壺での召喚かなわぬとするならば。
 我が君のため、聖杯、とやらを頂くのも、やぶさかではないな……クフフフ……。
 さてどうするか……。考える時間もまた一興。楽しもうとしようぞ……」

 ――こうして俺は細かいルールを知らない故の敗北をまた喫し、
 しばらくは、あるいはずっと、この妖しきネクロマンサーのしもべとして聖杯戦争次元を戦うことになる。




【クラス】
ネクロマンサー

【真名】
ウィッカーマン(ゴグウ・ニンジャ)@ニンジャスレイヤー
(外見はグラマラス・キラーズ準拠)

【ステータス】
筋力B 耐久D 敏捷B+ 魔力A 幸運B 宝具C

【属性】
混沌・悪

【クラス別スキル】
呪術:A
死や生に関する呪術に通ずるスキル。転じて呪いへの耐性。
ウィッカーマンの使う呪術は2つ。
人間や人間でないものの生命エネルギーを集め、
エネルギーの塊である「緋色の泥」を生成する呪物の生成と、
死体の額に紋様めいた傷をつけ、ゾンビめいたゴーレムに変化させる「歪み者化」である。
「緋色の泥」は本人は別の目的に使用しようとしているため積極的には使わないが、
とてつもない回復が一瞬で出来るほどのエネルギーを持っている。
「歪み者化」は死体を首が180°捻れ前方に垂れ下がったゾンビめいた存在に変えてしまう。
これをウィッカーマンは自在に操れる。知性はないがダメージを顧みない攻撃は油断ならない。
ちなみにニンジャも歪み者にしていたので歪み者化できない死体はそんなにない模様。

【保有スキル】
カラテ:B+
ニンジャの体術。リアルニンジャであるウィッカーマンは、
作中でも最高レベルのカラテを持つニンジャであるダークニンジャと渡り合うレベルのカラテを持つ。

カトン・ジツ:A
火を扱うジツの総称。さまざまなカテゴリーがあるが、Aクラスのカトンは強者の証。
罪なきモータルを薪として焼殺し、その炎の中でザゼンすることで宿した凄絶なカトン・ジツである。
ウィッカーマンは自らの体内に燃え盛る炎を宿した炉を内包しており、
刃物などで深い傷を負った場合、血の代わりに炎が噴き出す。
この炎で反撃する致命的カウンター能力がまずひとつあり、貪欲な炎は刺した者を一瞬で火だるまにする。
さらに傷から吹き出す炎をロケットめいた推進機関として利用し機動力を上げる使い方もする。
しかも炎そのものがウィッカーマンの傷を回復する効果を持っており、傷はしばらくすれば塞がってしまう。
カウンター、移動バフ、オート回復の3つが揃った優秀なカトン。
弱点は射程の短さ。身体から離れた炎はそう長くは続かない。

【宝具】
「マツオの墨壺」
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ウィッカーマンが所持していた、忍殺世界における重要な偉人であるマツオ・バショーのアーティファクト。
その中には奥の細道に記されたニンジャの秘密を綴る暗号を解くプロトコルが記されているとかなんとか。
とくに墨壺自体が何かするわけではないが、ウィッカーマンの呪術のひとつである「緋色の泥」は
この墨壺の能力によって生成されるものではないかとの論もある。実際、緋色の泥はこの墨壺に集められ、
ウィッカーマンにとっての「あるじ」を召喚するために使われようとしていた。

【Weapon】
鎖付きクナイ・ダート
飛び道具としても当然使うが、鎖鎌のような運用や、拘束目的にも使う便利な武器。
空中の金属粒子からカラテ生成するらしいので残弾は無限といっていい。

【人物背景】
 ◆忍◆ニンジャ名鑑#380【ゴグウ・ニンジャ】◆殺◆
 カツ・ワンソーの陣営でハトリ・ニンジャの軍勢と対した古代ニンジャ。
 大戦争はハトリの勝利に終わり、平安時代が幕を開けた。
 追撃の手を逃れた彼は、以後永い眠りについたが、
 時折目覚めては、歴史上に闇の干渉の痕跡を幾度か残している。

カツ・ワンソーはニンジャスレイヤーにおけるニンジャの祖であり最強のニンジャ。
ウィッカーマン(ゴグウ・ニンジャ)はそのカツ・ワンソーに古代の頃から仕えていた生けし伝説、リアルニンジャである。
本編では、エピソード『ザイバツ・ヤング・チーム』のボスを務める。
墨壺に集めた緋色の泥を使用してカツ・ワンソーを復活せしめんとしていたところを、
作中最強のニンジャに近いダークニンジャに退治されてしまった。該当エピソードを読めば完全把握可能。
また該当エピソードは現在コミカライズ中でもあるので追えば把握可能。外見はコミカライズ準拠だし、読もう。

【サーヴァントとしての願い】
カツ・ワンソーの復活。

【方針】
まだ未定。本編では城を歪み者で占拠し、やってくる冒険者やニンジャを捕らえては墨壺の泥にしていた。
キャスターっぽい待ちの戦術が好きなのかもしれない。
でも普通に戦っても普通に強いし、歪み者作りすぎてもルール違反なので上手く立ち回ろう。


【マスター】
勝鬨勇雄@遊戯王ARC-V

【マスターとしての願い】
勝利を。榊遊矢より深い闇を。

【Weapon】
デュエルディスク
カードはほとんど落としてきたので武器にしかならないかもしれない。
数枚くらいは持ち合わせがあるかもしれない。他の書き手に任せます。

【能力・技能】
デュエルタクティクス 前回の準優勝者なのでけっこうある
デュエルマッスル リアルファイト勢なのでけっこうある

【人物背景】
遊戯王ARC-Vで開催された世界的アクションデュエル大会、舞網チャンピオンシップの前回準優勝者。
本作品ではデュエリストのほとんどは多種多様なデュエルスクールに通ってるのだが、
彼が通っているのは「梁山泊塾」というリアルファイトで場を制す武闘派のデュエルスクールである。
バトルフィールド上に散らばっているアクションカード(取ると有利)を取るため、相手への直接攻撃をするそのさまは、
観客の言葉を失わせるほどに残虐なモノであるが塾の方針である
「勝つためならば非道な手段も厭わない」に則った結果らしい。リアルファイルを制するものがデュエルを制す。

本編の二回戦で因縁があった榊遊矢と対戦し、遊矢を追いつめるも遊矢が謎の力に覚醒した結果
自分がやっていた以上の残虐なデュエルによって敗北、さらに「梁山泊塾」が全寮制で外出を禁じていたため
エクシーズに関する細かいルールを知らずに醜態をさらすという最悪な負け方をしてしまう。
再登場はあるのかないのか現状不明。
とりあえずARC-V39話前後を見れば完全把握可能か。ちなみに、MMDモデルが存在する。

【方針】
聖杯を手に入れ、勝利する。榊遊矢から全てを奪う。
とりあえずウィッカーマンに従う?



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最終更新:2015年03月29日 03:47