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「お嬢、お勤めご苦労様でした!!」
「お嬢、今日も素敵でした!」
「おう、今日もうちのLIVE見に来てくれてありがとうな!」

 赤い髪の少女が黒塗りの高級車の後部座席から降りる。
 今日も地元での凱旋公演を終え、ホテルの代わりに実家に帰る。
 先程、プロデューサーの許可もちゃんと取った。
 そして、組の黒い服を着た若い衆達に迎えられる。
 約数十人にほどに頭を下げられ、少女はその間を歩いていく。。

 ゴッサムシティの西地区でかなり有名なマフィアファミリー『村上組』。
 その組長をしている自分の父親に話をして、赤髪の少女『村上巴』は歩いていく。

 長い廊下を歩いていく。
 アイドルとしてデビューし、親元を離れて数か月。
 久しぶりの帰ってきた実家だから安心感がある。
 そして、自分の部屋に着いた。
 服をいつもの刺繍入りのスカジャンに着替える。 

 ――――そこでふと感じた違和感。



「いつから村上組はニューヨーク・マフィアなんぞに成り上がったんじゃ?」



 違和感が強くなった時に全てが鮮明になった。

 少女が全てが偽りだと気付いた。
 LIVEステージも、プロデューサーも、組の若い衆も、父親でさえ。
 そう、彼女が思い出すのも一瞬だった。

「ゴッサムシティのマフィアファミリー『村上組』っていうのもなんかおかしいっと思ったけん……
 ……何が実家のような安心感じゃ! ああ、胸糞悪……」

 ベッドに顔を埋め、足をバタバタと動かす。
 しばらくして、動きを止めて、気持ちを落ち着ける。

 まずは本棚にあった漫画雑誌を重ねて衣服の下に仕込む。
 元の世界の若い衆が危険な場所に行くとき、大体こういうことをしていた。
 次に机の引き出しの中を漁る。
 こんなこともあろうかとチャカ……もとい拳銃を一挺ほど隠しておいたのが、幸いした。

「タマも入っとるな……あくまでも護身用じゃ護身用……」

 そう、巴は自分自身に言い聞かせる。

「うちは帰るんじゃ……本当の場所に……!」

 13歳。
 まだ中学生である。
 しかし、それでも多くの修羅場(ステージ)を経験してきた。
 だが、このような異常事態は巴にとって生まれて初めてである。

「なんじゃこれ……?」

 拳銃の近くに『何か』あった。
 巴が手にしたソレは――――シャブティだった。
 次の刹那、シャブティは別のものに変わった。

「……白い侍……?」
「我が名はセイバー……」

 巴の目の前には白い仮面と大柄の体躯に、巴の身の丈以上の長さ日本刀。
 そして、何よりも得体のしれないほどの迫力を感じる。

「なんじゃお前は!? どっから入ってきた!?
 敵か!? 敵ならどっからでもかかってき!」
「……? ……心配するな、私は貴行の敵ではない」
「信用できんのう!」

 拳銃をセイバーと名乗った男に向ける。
 しかし、目の前のセイバーは全く動じない。

「撃つぞ!」
「構わんが?」
「うちは本気じゃ!」
「ほう、ならば試すがいい」

 ……パァン、と音と同時に銃弾が放たれた。
 巴は銃の反動で手首に鋭い衝撃が走る。

「構わんと言ったが本当に撃ってくるとはな」
「!?」

 驚愕。
 巴が放った弾丸をセイバーの手で掴まれていた。

「このバケモンが……!」
「化け物ではない……サーヴァントだ」
「は? 鯖じゃと?」
「鯖ではない、サーヴァントだ……落ち着け」

 そこでセイバーによって巴は聞かされる。
 聖杯について。
 聖杯戦争について。
 その他色々……だが。

「なんじゃそれは?」
「貴行には叶えたい願いはないのか?」
「うちは聖杯なんてチャラチャラしたもん、興味ないんじゃ。
 うちは元の世界に帰れればいい。それでええなセイバー!」
「それでいい……私も聖杯――偽りの奇跡など要らぬ。
 ……それに貴行はまだ少女だ、未来がある」
「……ガキ扱いするな、このお面野郎が……!」
「私はお面野郎ではない」
「だったら、アンタの本当の名前はなんなんじゃ?
 『セイバー』ゆうのも本名なわけないじゃろ?」 
「………………」

 しばらくの沈黙。

 そして――――

「我は空(クウ)、我は鋼(コウ)、我は刃(ジン)……
 我は一振りの剣にて全ての『罪』を刈り取り『悪』を滅する……


 我が名は――――セイバーのサーヴァント・ハクメン!」






【クラス】
 セイバー

【真名】
 ハクメン@BLAZBLUE

【ステータス】
 筋力:A 耐久:A 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:A

【属性】
 秩序・中庸

【クラススキル】
 対魔力:C
 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

 騎乗:E
 申し訳ない程度のクラス別補正の騎乗スキルである。

【保有スキル】
 秩序の力:-
 世界の脅威に対抗する力。
 その力の源は「絶対的な意志」であり、『事象干渉』すら跳ね除ける力がある。


【宝具】
『虚空陣』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1
 ハクメンが使う剣技の総称。

『スサノオユニット』
 ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 強大な力を持つ三輝神のひとつで、ハクメンの体そのもの。

【weapon】
『斬魔・鳴神』
 野太刀の形をした非常に長い刀身の刀。ある程度の魔術を無効化する能力を持つ。

【人物背景】
  むかしむかし まっくろな怪獣が現れました。
  怪獣はとてもつよく しかも みんなをたべてしまいます。
  こまった人たちは 一生懸命闘いましたが 怪獣はとても強く、だれも勝てません。
  みんながこまりはてた その時 しろいお侍さんが5人のなかまをつれて
  みんなのまえにあらわれました。
  しろいお侍さんたちはとってもつよく とうとう怪獣をたおしてしまいました。
  そしてしろいお侍さんはみんなにいいました
  『もうわるいことをしてはだめだぞ』と ふしぎです 悪いのは怪獣なのに
  おこったみんなは しろいお侍さんを まっくろな扉の中にとじこめてしまいました。

  けれど ほんとうは 悪い蛇さんがだいたい悪いんだ ほんとだよ。


【サーヴァントとしての願い】
 聖杯の破壊及び敵を滅する。


【マスター】
 村上巴@アイドルマスターシンデレラガールズ

【マスターとしての願い】
 元の世界に帰る。

【weapon】
 特になし……?

【能力・技能】
 アイドルとしての才能。

【人物背景】
 アイドルマスターシンデレラガールズに登場する任侠アイドルである。
 親が彼女に強要したからアイドルになったという経緯があり、
 本人はチャラチャラしてるからやりたくなかったと言っている。
 ただ、親のワガママにうんざりしながらも顔を立てるためにアイドルを始めたり、
 辞めたらプロデューサーに迷惑がかかると言って活動を続けるあたり、非常に義理堅い子。

【方針】
 元の世界に帰る方法を探すかのう。
 ただなぁ……売られた喧嘩は絶対に負けん。それがうちのモットーじゃけん。



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最終更新:2015年04月06日 02:19