【クラス】
アーチャー
【真名】
エシディシ@ジョジョの奇妙な冒険
【パラメーター】
筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B+
【属性】
混沌・悪
【クラススキル】
対魔力:A+
現代の魔術はおろか神代の魔術を用いても彼を傷つけるのはほぼ不可能である。
十万年以上の長きにわたり生きつづけ、積み上げたその神秘は破格のランクを誇る。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【保有スキル】
原初の一(偽):D
偽りのアルティメット・ワン、アルティメット・シイングに至る進化の過程。生まれついての吸血種が宝具による肉体改造で変異したたった4人の柱の闇の一族、その一人。
英霊の座においてもその4人しか持ちえないスキルであり、Dランクでも破格のもの。
本来の原初の一のように星のバックアップは受けられないが、関節を無視した柔軟な動き、卓越した身体能力、肉体の再生、全身の細胞からの捕食、他の生物との一体化など様々な能力を持つ。
とある二つの宝具を用いればこのスキルは最高ランクとなるが彼はそのうちのいずれも持ち合わせていない。
王佐の才:C+
王たるものを支える才。
味方のカリスマを1ランク向上させ、また同ランク以下の反骨の相などカリスマを無効化するスキルを無効にする。
加えて王の目的や命令を達成するための情報収集や援護などにおいて有利な補正を得る。
令呪によるバックアップもより強力な効果が得られるが、逆に高い対魔力を保持するにも関わらず不本意な令呪による命令への抵抗力も低下する。
生前は仲間より先んじて赤石のありかを突き止め、またただ一人王たる者の味方をして同族を全滅させる援護を行うなどした。
またこのスキルを持つ者はマスターとの仲が険悪になりにくい。
ラーニング:A
僅かに会話を耳にしただけで異国言語を習得、一目見ただけで銃を分解、発達した文明にも瞬く間に馴染んで見せるなどを可能とする高度な学習能力と適応力。
見聞きした技能を学び取ることが可能。
特に彼は『孫子』などの戦術的駆け引きを貪欲に学ぶため、サーヴァントとなった今でも後述する2つのスキルのランクが戦闘を重ねるたび向上していく可能性がある。
詭道の所作:C+
言動によって相手と自分の思考を誘導、操作し自分に有利な状況を作り出す。
心理を読み取り次の行動を図る洞察力、観察力、そして自身の精神状態を把握する冷静さが重要となる。
魔術ではなく精神的な干渉であり、精神耐性系のスキルで抵抗可能。
同様に他者からの精神干渉に対する抵抗力としても機能する。また泣き喚くことで冷静になり、より強力な精神干渉からも解き放たれることが可能。
陣地攻略:D
世界を回り、様々なものを見た知識に加え数多の実戦によって得た経験値。
工房などの攻略に有利な補正を得る。
針の敷き詰められた闘技場での巧みな立ち回りや、シェルターのような密閉空間から空気供給管を利用しての脱出なども可能。
【宝具】
『怪焔王の流法(モード・オブ・フレイム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0~2 最大捕捉:2人
原初の一(偽)による肉体操作の極みにより彼らは固有の流法を持ち、エシディシのそれは熱を操る炎の流法である。
代謝による体温の上昇を利用し血液を500℃まで上昇させ放つことができる。
主に手や足の先端部分から血管針を出し放射する。
副次効果として温度の上昇を伴う為、冷気や気流の扱いを乱すことが可能。
『怪焔王大車獄の流法(モード・オブ・インフェルノ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0~4 最大捕捉:10人
通常手足の先端からしか血管針を放たないのは精密動作が難しい箇所で自発的に裂傷を作るのが難しいためである。
逆に血管針を放てるならどこからでも血液の放射は可能である。
相手に追わされたダメージや自傷による傷からより広範囲に血管針および熱血を放つ。
受けた傷も肉体の一部とし、積み重ねたダメージも能力の一環として扱う勝利への執念の具現化といえる。
『肉体は死すとも執念は死せず(スティル・アライブ・ビーイング)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
霊格が破壊されても脳と血管は消失せずに現界し続ける。この状態では単独行動のランクが2ランク向上する。
思考能力は残り、寄生からの洗脳および『怪焔王の流法』の使用も可能。
『勝者の口上に機先を制せ(カウンター・ワード・ウィン)』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
相手がする発言を先に言い当てる事で、そのターンの相手の直前の行動をキャンセルする。
結果勝利の確信を得ている時程、敵は大きな隙を晒す事となる。
……実際は虚を突かれて唖然としているだけであり、本来なら宝具と呼ぶのもおこがましい詐術である。
にもかかわらずこれが宝具として表れているのは、生涯最期の好敵手たる波紋戦士からラーニングした闘争の証であり、彼がこれの大元を宝具として持つため。
加えて一瞬とは言え完全に彼の十八番で上回ったただ一人の存在がエシディシであると言う逸話も大きい。
【weapon】
『死の結婚指輪(ウェディング・リング)』
リングの中に毒薬がしこんであり、スキルによる肉体の一体化を応用して敵体内に埋め込む。
一定時間がたつか無理に取り出そうとすると殻が破れ毒が回って死に至る。解毒剤はエシディシの鼻のピアスの中に仕込まれており、闘って奪い取るしかない。
まさに死が二人を別つまでのウェディングリング。
魔力による生成が可能であり、籠めた魔力量により殻が破れるまでの制限時間を調節できるようになっている。
【人物背景】
はるか昔、地球に出現した太陽光に当たると消滅してしまう生き物の一族、その一人。
その一族の多くは穏やかに過ごしていたが、突如生まれた一人の天才がより強い力を求めたため争いが起き、その天才と協力者一人、何も知らぬ赤子二人を残して一族は滅んだ。
その協力者がエシディシであり、その四人が石仮面をかぶり、原初の一(偽)となった柱の闇の一族である。
柱の闇の一族は多くの動物を殺し喰らわなければ生きられないため当然戦争が起こり、宿敵として波紋使いの一族とは幾度も争った。
そして齢十万年以上を数えた西暦1939年、波紋使いジョセフ・ジョースターとの高度な知略戦に敗れる。
敗北後肉体の大半を失いながらも誇りも全てかなぐり捨て仲間のため赤石を届けようと、生きようとあがくが二人の波紋使いの連携に敗れその生涯を終えた。
一人の同朋のために一族皆を敵に回す、仲間のために汚れることもいとわないなど種族の違いから人間と相容れることはできないだろうが、敬意に値すると宿敵にも語られた熱い男である。
【サーヴァントの願い】
宇宙や英霊の座にいる同朋と共に生をやり直し、今度こそ究極生命体となる
最終更新:2015年05月29日 15:45