若 主人公 - Todarodes pacificus

主人公の誕生日

当日もらえるとき

●●　「はーい。
●●　「若王子先生！？
　　　　どうしたんですか……。
若王子「はい。
　　　　トツゲキ家庭訪問です。
●●　「えぇッ！？
　　　　あの、あいにく母は今——
若王子「ウソです。
●●　「…………。

---

◆若王子「ハッピーバースデー。
　　　　誕生日おめでとう。

---

●●　「わぁ、ありがとうございます！
　　　　わざわざ家まで。
若王子「ほら、学校で見つかると、
　　　　教頭先生からこっぴどく叱られます。
　　　　だから。
●●　「若王子先生……。
　　　　すみません、無理させちゃって。
若王子「うん……いいんだ。
　　　　おめでとう。
　　　　それじゃあ。僕はこれで。
●●　（若王子先生、
　　　　ちゃんと覚えていてくれたんだ……。）

当日もらえないとき

（当日もらえるときと、◆部分のみ違います）
若王子「ハッピーバースデー。
　　　　誕生日おめでとう。
　　　　ちょっと遅くなりました。

デートの帰り

●●　「家まで送っていただいて
　　　　ありがとうございました。
若王子「どういたしまして。
　　　　はい。
　　　　これ、なんでしょう？
●●　「……ひょっとして、
　　　　誕生日プレゼントですか？
若王子「ピンポンです。
　　　　ハッピーバースデー。
　　　　誕生日おめでとう。
●●　「わぁ、ありがとうございます！
若王子「学校では渡しづらいから、
　　　　今日はどうしても
　　　　デートしたかったんです。
●●　「若王子先生……。
　　　　すみません、無理させちゃって。
若王子「うん……いいんだ。
　　　　おめでとう。
　　　　それじゃあ。僕はこれで。
●●　（若王子先生、
　　　　ちゃんと覚えていてくれたんだ……。）

１月１日

若王子「それじゃ、
　　　　そろそろ帰りましょうか？
●●　「は〜い。
　　　　・
　　　　・
　　　　・
●●　「家まで送っていただいて
　　　　ありがとうございました。
若王子「どういたしまして。
　　　　はい。
　　　　これ、なんでしょう？
●●　「……ひょっとして、
　　　　誕生日プレゼントですか？
若王子「ピンポンです。
　　　　ハッピーバースデー。
　　　　誕生日おめでとう。
●●　「わぁ、ありがとうございます！
若王子「学校では渡しづらいから、
　　　　お正月に生まれてくれて
　　　　ラッキーでした。
●●　「若王子先生……。
　　　　すみません、無理させちゃって。
若王子「うん……いいんだ。
　　　　おめでとう。
　　　　それじゃあ。僕はこれで。
●●　（今年は、
　　　　とってもいい一年になりそう。）

コマンド全成功

●●　（今週は、バッチリがんばったよね！）

勉強

若王子「勉強、楽しそうですね。
　　　　うむ、感心感心。

芸術

若王子「アートですね？
　　　　先生だってわかります。
　　　　美術の先生もほめてました。

クラブ

若王子「クラブ活動、大活躍みたいですね。
　　　　先生も鼻高々です。

流行

若王子「流行。
　　　　先生も流行にはうるさいですよ。
　　　　……ホントです。

運動

若王子「運動はいいですね。
　　　　どんどんやるべきです。
　　　　あ、先生は遠慮しときます。

おしゃれ

若王子「あんまり綺麗になると、
　　　　先生、授業がしづらいですよ。

お見舞い

●●　（あ〜あ、退屈……。
　　　　ただ寝てるだけなんて
　　　　飽きちゃったよ……。）
●●　「は〜い、なぁに？
　　　　起きてるよ？

●●　「若王子先生！？
　　　　あ、あの、どうして——
若王子「お家の方にあげてもらいました。
　　　　あ、そのまま。
●●　「は、はい。
若王子「お見舞いです。
●●　「……はい。
若王子「ハァ……
　　　　何だかちょっと緊張します。
　　　　実は、女の人の部屋って初めてです。
●●　「あの、あんまり見ないでください。
　　　　部屋の中……。
若王子「や、ごめん。
　　　　……具合、どうですか？
●●　「はい。もう、大丈夫です。
若王子「良かった。
●●　「すみません。
　　　　わざわざ家まで……。
若王子「謝るのは僕の方だ。
●●　「え？
若王子「毎日君を見てるのに、
　　　　ずいぶん無理をしてたってこと、
　　　　気が付いてあげられなかった。
●●　「そんな！
　　　　若王子先生の
　　　　せいじゃないですよ！
若王子「ありがとう。
　　　　でも、やっぱり先生が
　　　　無理をさせていたような気がする。
●●　「若王子先生……
　　　　元気出してください。
若王子「うん……あれ？
　　　　お見舞いしてるのは、
　　　　先生の方ですよね？
●●　「あ、本当ですよ！
若王子「ハハ、なんだ、そうか……。
●●　「？
若王子「君に会いに来たのは、
　　　　僕のためだったのかもしれない。
●●　「え？
若王子「人のことを思うって難しいです。
　　　　相手のためなのか、
　　　　自分のためなのかわからなくなる。
●●　「若王子先生……。
若王子「だから、ねぇ、約束しよう。
　　　　お互いに正直でいるって。
　　　　相手のために無理はしないって。
●●　「はい。
若王子「うん、よろしい。
　　　　じゃあ、学校で会おう。
　　　　待ってる。
●●　（若王子先生に
　　　　ずいぶん心配かけちゃった……
　　　　早く良くならなきゃ。）