Todarodes pacificus
クラシック
最終更新:
gs23
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社会見学・クラシック鑑賞会
氷室「座席番号は確認したな?
それでは入場する。
氷室「まもなく上演だ。
これより上演終了まで、
私語は慎むように。
それでは入場する。
氷室「まもなく上演だ。
これより上演終了まで、
私語は慎むように。
1回目
氷室「完全だ……
完全な調和は人が完全に
なりうることを予感させる……。
完全な調和は人が完全に
なりうることを予感させる……。
『先生は完全な先生です』
氷室「そう思うか? よろしい。
それでは君も完全な生徒で
あるよう心がけなさい。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
それでは君も完全な生徒で
あるよう心がけなさい。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
『完全な人間なんていません』
氷室「そうだ。しかし言い訳に
初めから何もしない人間は卑怯だ。
君はそういう人間にだけはなるな。
●●(えーと、
まあまあ、かな。)
初めから何もしない人間は卑怯だ。
君はそういう人間にだけはなるな。
●●(えーと、
まあまあ、かな。)
『そして昼寝のBGMとしても完全です』
氷室「……君は完全に眠りこけていたな。
●●(あ〜もう、わたしのバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
●●(あ〜もう、わたしのバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
2回目
氷室「素晴らしい演奏だった。
●●。
君は楽しめたか?
●●。
君は楽しめたか?
『素晴らしいです』
氷室「大変結構。
最近の学生には珍しく、君には
交響楽を楽しむ能力があるようだ。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
最近の学生には珍しく、君には
交響楽を楽しむ能力があるようだ。
●●(やったね!
バッチリ好印象!!)
『先生といっしょならなんでも楽しいです』
氷室「あまりほめられた動機ではないが……
君が交響楽を楽しむきっかけと
なれば、まあ、良い。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
君が交響楽を楽しむきっかけと
なれば、まあ、良い。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
『よくわからないのでつまらないです』
氷室「それは君の能力不足で、演奏のせい
ではない。交響楽は聴く者に
一定の鑑賞能力を要求するからだ。
●●(あ〜もう、私のバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
ではない。交響楽は聴く者に
一定の鑑賞能力を要求するからだ。
●●(あ〜もう、私のバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
3回目
氷室「●●。
一つ聞いておきたい。君は無理を
して私に付き合っているのか?
一つ聞いておきたい。君は無理を
して私に付き合っているのか?
『本当に交響楽が好きなんです』
氷室「そうか。それを聞いて安心した。
私は君の観賞能力を見くびっていた
ようだ。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
私は君の観賞能力を見くびっていた
ようだ。
●●(ウン!
良い感じだよね。)
『わかってるなら次はロックにしてください』
氷室「断る。
高校生がそんなものを
聴く必要は断じて無い。
●●(あ〜もう、わたしのバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
高校生がそんなものを
聴く必要は断じて無い。
●●(あ〜もう、わたしのバカバカ!
印象サイアクだよ〜。)
『ひどい! わたし、大好きだから……』
氷室「そ、そうか……すまない。
君が交響楽をそこまで好きだとは
知らなかった……。
●●(う……
印象悪くしちゃったかな。)
君が交響楽をそこまで好きだとは
知らなかった……。
●●(う……
印象悪くしちゃったかな。)
3回目特別会話
『ひどい! わたし、大好きだから……』
氷室「なるほど……
しかし……それではアンフェアだ。
君は君の主張を持って良い。
しかし……それではアンフェアだ。
君は君の主張を持って良い。