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ナンパ「00000」
〇〇〇「00000」
男子「00000」
ナンパ「00000」
〇〇〇「00000」
男子「00000」
〇〇「あれ……御影先生、まだ来てないみたい。」
〇〇「うーん。御影先生、遅いな……」
男「ねぇ、信じる信じない?」
〇〇「えっ!?なんですか?」
男「キミが知らないところで、人類の選別は進んでいるってこと。信じる?」
〇〇「し、信じません。」
男「いい?信じなくてもキミは選ばれた、これは事実。さ、行くよ?」
御影「おいおい、どこ行くんだぁ?」
男「ん?ダメだね、キミは選ばれてないんだ。だから、連れていけない。」
御影「おまえの友だちか?」
〇〇「いえ……」
御影「だよな……」
御影「友だちが欲しいのか?寂しいのはわかるけどさ。」
男「えっと……」
御影「友だちなら、俺がなってやるよ。ほら、こっちこい。」
男「そ、そんなの信じないよ。」
御影「信じる信じないは、おまえ次第だ。」
男「し、信じないんだからね!」
御影「ふぅ……なんだか、可哀そうなやつだなぁ。」
〇〇「えぇと……御影先生、助けてくれてありがとうございます。」
御影「ごめんごめん。俺が遅れたから、怖い思いさせちゃったな。」
〇〇「大丈夫です。あの人、寂しいんですかね?」
御影「まあな。でもおまえの友だちには向かない。ほら、行こうぜ。」
〇〇「御影先生、まだみたい……」
〇〇「遅いなぁ、御影先生。」
??「うーん、弱い弱い~。もっとバリバリ感じる子、みっけてよ~?」
男「うぇっ?みーっけた!アンテナバリ3!?」
〇〇「え!?ばりさん?」
男「もう逃がさない。ハイ、ここにサインしちゃってぇ。」
〇〇「えぇと……困ります。やめてください。」
男「ダーメ、キミなら女優からモデルまでなんでもイケちゃうよ?業界歴うん十年のオレが太鼓判押しちゃう♪」
御影「おい、その子から離れろ。」
男「え、なになにスゴイイケメン。でーも、今はすっこんでて、話ブレるから。」
御影「すっこむのは、おまえだよ。にしても、すげぇ恰好してんな……」
男「ふふん、これは成功者の金ジャケ!濡れ手に粟でガッポッポ~ってね。次はその子で稼ぎま――」
御影「こっち来い、交番だ。」
男「そんなとこ掴まれたら、金ジャケ伸びちゃう~!ちょっと待って、ここは穏便にね?ね?」
御影「二度と現れんなよ。」
男「あ、ハイ、ハイー。失礼しまーす。」
御影「はぁ……悲しくなるよ、ああいうの。あいつにも高校時代はあったんだぜ。」
〇〇「はい……なんか少し可哀そうかも。」
御影「ごめんな、俺が遅れたせいで。気分入れ替えて、行こうぜ。」
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