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〇〇「あれ?七ツ森くん、まだ帰ってなかったの?」
七ツ森「こんな不完全燃焼で帰れるワケがない。」
〇〇「えっ?」
七ツ森「時間、まだ大丈夫ならもう少しつき合ってくれないか。」
〇〇「もちろん。」
七ツ森「サンキュ。」
〇〇「それで、これからどうするの?」
七ツ森「不完全燃焼を燃やし尽くす。二人で思いっきり、遊ぼ。」
〇〇(0000000000)
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「0000000000」
七ツ森「さて。なに歌う?お先どーぞ。」
〇〇「七ツ森くんからでいいよ。」
七ツ森「俺はね、あんたもステージ見てからスイッチ入れようと思ってんの。」
〇〇「うーん。どうしようかなぁ……」
七ツ森「………」
〇〇「んー……ん?」
七ツ森「!!」
〇〇「先に歌いたくなった?はい、リモコンどうぞ。」
七ツ森「や…そうじゃないんだけど。薄暗い部屋で改めて二人きりになると、ヤバいな、俺。」
〇〇「曲名が思い出せないの?わたし、探してあげるよ。出だしの歌詞をーー」
七ツ森「あぁもうっ!あんまりカワイイこと言うなっ!マジでおれ、ヤバいことしそうだから!」
〇〇「!?す、すごい歌詞だね……」
七ツ森「へ……?」
〇〇「ねえ、カラオケBOXのお部屋って……」
七ツ森「ん?」
〇〇「すごく狭いよね?」
七ツ森「エッ!?」
〇〇「ほら、使用人数が二人だけだとこういう狭い部屋になることが多いから。」
七ツ森「あ……まあ、そうね。どしたの、急に。」
〇〇「さっきの4人でこの部屋入ったら狭いんだろうなあって。」
七ツ森「そりゃそうだ。」
〇〇「でも、席は4人分あるし。どういう席順になるのかな。」
七ツ森「………… あんた、どうしたい?」
〇〇「えっ?」
七ツ森「席は4つ、人数も4人。どこにどう座りたい?」
〇〇「わたし……わたしは……」
七ツ森「ん?」
〇〇「ずっとステージの上!……かな?」
七ツ森「ご名答……」
七ツ森「……さて。軽く勝負でもするか。」
〇〇「うん、いいよ。」
七ツ森「なんか賭けてみる?」
〇〇「賭けるって、ジュースとか?」
七ツ森「違う。そういうのじゃなくて……あんたの時間……とかは?」
〇〇「えっ?」
七ツ森「カウントアップで、俺の得点分、あんたの時間をもらう。あんたの得点分、もらった時間を返す。」
〇〇「ねえ、その賭けのメリットって……。」
七ツ森「あ……そうだな、ゴメン。俺にしかメリットないわ。」
〇〇「もう。」
七ツ森「でも、ちょっと本気だったんだけどな。もし帰れなくなっても…… ……と。アブね!俺、すげーチャラいこと口走りそうになったぞ!?」
〇〇「七ツ森くん?」
七ツ森「そんな、どピュアな目で見るな!今の俺を見るな!」
〇〇「???」
七ツ森「よしっ、キマった!」
〇〇「七ツ森くん、ダーツ上手だなぁ。」
七ツ森「そ?人並みだと思うけど。少し休憩しようぜ。」
〇〇「うん。」
七ツ森「………」
〇〇「………」
七ツ森「なんだよ?急に黙り込んで。」
〇〇「ちょっと。なんか、先に帰った二人に悪いコトしてるみたいで。」
七ツ森「悪いコトかー。ま、抜け駆けしたようなモンだし?」
〇〇「抜け駆け……。」
七ツ森「うっ……なんか、あんたのクチからそう言われるとマジであいつらに悪い気がしてきた。」
〇〇「……やっぱり、悪いコトなのかな?」
七ツ森「あんたはぜんぜん悪くない。安心していいから。もし、これで俺があいつらに恨まれるなら、それは……ライバルバトルが始まるってワケだ。」
〇〇「???」
七ツ森「ハァ。」
〇〇「七ツ森くん、ため息?」
七ツ森「あ、ゴメン。さっきまでのドタバタのあとに今のまったりだろ?なんかホッとしたため息。」
〇〇「そっか。みんなではしゃいだもんね!」
七ツ森「主にアッチの二人がな?……たく、元気すぎるんだよ。」
〇〇「ふふ。二人とも、もう家に着いたのかな?」
七ツ森「どうだろうな。」
〇〇「……」
七ツ森「ん、どうかした?眉間のシワよせて。」
〇〇(みんなに悪いなみたいな感じだったような
七ツ森「や……抜け駆けみたいなことして俺ってヒキョウ者だな。」
〇〇「そんな……」
七ツ森「ま、乗っかってくれたあんたも同罪だけど?」
〇〇「えっ!?」
七ツ森「ココでその「えっ」はないでしょ。ズルいヤツめ。」
〇〇「うーん、遠くまでよく見える……気持ちがいいね!」
七ツ森「だな。あ、はば学が見えるぞ。」
〇〇「えっ、どこ?」
七ツ森「あそこ。ほら、もっとこっち来てみ。俺の指先、たどって。あの赤い屋根の家から、坂道を上って……」
〇〇「うん。」
七ツ森「その先の森を……」
〇〇「あっ!」
七ツ森「あっ……ゴメン。近すぎた。」
〇〇「う、ううん。」
七ツ森「急に二人だけになると距離感が難しいな?」
〇〇「あ……ふふ!」
七ツ森「さて、今度はなに見つけるかなー」
〇〇「はぁ……ほっとひと息ついた感じがするね?」
七ツ森「ああ。今日はドタバタだったからな。ようやく静かな時間突入だ。」
〇〇「ふふ。」
七ツ森「あんたは?疲れてない?」
〇〇「ううん。楽しくてまだドキドキしてる。」
七ツ森「ドキドキ……余韻、てこと?」
〇〇「うーん……どうだろう。ちょっと違うかも?」
七ツ森「なあ、俺の目、見て。」
〇〇「う、うん。」
七ツ森「…………」
〇〇「…………」
七ツ森「ドキドキ、どうなった?」
〇〇「もっと速くなったかも……?」
七ツ森「よし。」
〇〇(???)
〇〇「七ツ森くん、スイーツいっぱい頼んだね……」
七ツ森「ま、夕飯ぶんも半分兼ねて。」
〇〇「あ……そっか。七ツ森くんはひとり暮らしだもんね。」
七ツ森「そ。だから、外出で食事をするときは少しだけハラを満たしておく。」
〇〇「ふぅん……自炊はするんだっけ?」
七ツ森「ああ。自分の好きな料理だったらだいたい作れるし。」
〇〇「えらいなぁ。」
七ツ森「あんたもひとり暮らしすればきっとできるさ。」
〇〇「そうかな?」
七ツ森「ああ。手料理で男の胃袋を掴めりゃ将来は安泰だぞ?」
〇〇「う、うん?」
七ツ森「俺は、辛いものと甘い物さえあれば90パーセント、捕まえられるハズだ。」
〇〇(七ツ森くんの胃袋を掴むヒント?)
七ツ森「水族館て、案外スキ。」
〇〇「案外?」
七ツ森「そ。写真映えとぁそういうの置いておいてさ。子どもの頃からずっと。」
〇〇「そっか。」
七ツ森「だって、スゴクない?このサカナたつ……海洋生物、その種類、数。さらには照明効果も、地上には無い世界観。水族館の中にいると、地球の深いところに一気にテレポーテーションした気がする。」
〇〇「たしかに…よく見るお魚やクラゲたちもいるけれど神秘的に見えるかも?」
七ツ森「そうそう。青、緑、紫色の世界に、キラキラしたものが常にうごめいていて。言葉にできないんだよな……わかってもらえるかな、この高揚感。」
〇〇(ふふっ!七ツ森くん、すごく楽しそうだな)
七ツ森「ニヤニヤしてるな……俺、おかしいか?」
〇〇「ううん、ぜんぜん。わたしもおもしろいよ!」
七ツ森「この時間になるとカップルが増えるんだよな、ここ。」
〇〇「ふぅん……」
七ツ森「クールっすね……」
〇〇「えっ……?そ、そうかな。」
七ツ森「今度は違う。オモシロイ。」
〇〇「うぅ……」
七ツ森「ハハッ!コロコロ表情変わって、ホント飽きないな、あんたは。」
〇〇「もう……」
七ツ森「スネないで。褒めてるんだから。カップルか……俺らは何だと思う?」
〇〇「えっ?」
七ツ森「カップル?トモダチ?その他のなにか?」
〇〇「七ツ森くん、わたしで遊んでる?」
七ツ森「当たりー。表情見てるだけで楽しいから。」
〇〇「もうっ!水族館に来たんだからサカナたちを見よう?」
七ツ森「ごもっとも。じゃ、デートの続きを楽しみましょ。」
七ツ森「こういう公園でデートすんのも悪くないな。」
〇〇「うん。」
七ツ森「あんたのウチの近所なら、なおさら。」
〇〇「どうして?」
七ツ森「なんかさ、子どもの頃のあんたがあのブランコとかすべり台で遊んでる姿を想像するだけで癒される。」
〇〇「ふふ。どうして癒されるの?」
七ツ森「だって、カワイイに決まってるじゃん。笑ったり泣いたりしてる顔とか、今と変わらなそうだし?」
〇〇「そ、そうかな?」
七ツ森「ああ。……もし俺も、この近所に住んでいたら、あんたとトモダチになって遊んでたのかな。」
〇〇「そうだね……きっと、仲良しになれてると思う。」
七ツ森「そっか。……うん、そうかもしんないな。」
〇〇「ふふ!」
〇〇(0000000000)
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「0000000000」
〇〇(0000000000)
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「0000000000」
〇〇(0000000000)
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「0000000000」
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