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〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
氷室「どうも。」
〇〇「あ、氷室くん。今、帰り?」
氷室「うん。海寄ってくけど、君もどう?」
〇〇「うん、ぜひ!」
〇〇「氷室くん、もうサーフィンのエキシビションには参加しないの?」
氷室「ああ……そういえば君も見に来てたね、前回の。」
〇〇「うん。すごくカッコよかった!」
氷室「……どうも。ま、僕が参加することで、少しでもイベントが盛り上がるなら出場するかな。」
氷室「会長にもお礼したいし。」
〇〇「会長って……」
氷室「あのイベントの主催者。商店会長もやってる人なんだ。」
氷室「そして、僕をサーフィンに誘ってくれた人。」
〇〇「へえ……そうなんだ!」
氷室「うん。会長のおかげで、今の僕がある。サーフィンがなかったら、全く違った自分になってる気がするし。」
氷室「本当、感謝してるんだ。」
〇〇(氷室くん、商店会長さんに深い恩を感じてるんだ……素敵だな)
〇〇「氷室くん。今、帰り?」
氷室「うん、海寄ってくけど。」
〇〇「あ、もしかしてサーフィン?見に行ってもいいかな?」
氷室「……お好きにどうぞ。」
〇〇(氷室くんは本当にサーフィンが上手だなぁ……)
氷室「……?なに。」
〇〇(そういえば、前にベースも弾いてたよね。運動神経だけじゃなくて、手先も器用なのかも……?)
×:氷室「ちょっと!?いきなり何!」
氷室「何……?ジッと人の腕なんか見てさ。」
〇〇「あ、ごめんね。前に、ライブハウスに行った時のことを思い出してたの。」
氷室「うん……それで?」
〇〇「氷室くん、バンドマンの人からベースを借りて弾いてたでしょ?」
氷室「ああ、そんなこともあったっけ。」
〇〇「だから氷室くんって、手先も器用なのかなって。」
氷室「手先“も”……ってどういう意味?」
〇〇「サーフィンもできて、ベースも弾けて、勉強もできるでしょ?だから苦手なこと、何もなさそう。」
氷室「なわけないでしょ。たまたま君が、得意なことやってる僕しか見てないだけ。」
〇〇「そうなの……?じゃあ、氷室くんの不得意なことって――」
氷室「教えないよ。」
〇〇「ええ?じゃあヒント――」
氷室「教えない。」
〇〇(うう、気になる……)
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇(……あれ?氷室くんからメッセージだ。“話したいんだけど時間ある?”だって……)
〇〇(海から上がってきてだいぶ時間経つけど……氷室くん、ぜんぜん話してくれないな……)
×:氷室「もし、僕以外にもしてたら……ハァ。」
氷室「あ、うん……その、急に呼び出してごめん。」
氷室「……チョコ、おいしかった。」
〇〇「えっ?」
氷室「二度も言わせないで。バレンタインにチョコ、くれただろ?あれ、おいしかったから!以上。」
〇〇「あ!良かった。がんばったから。……もしかして、話ってそれ?」
氷室「……悪い?」
〇〇「ううん!」
氷室「で……他のヤツにも、あげたの?手作りチョコ。」
〇〇「手作りは、氷室くんだけだよ?」
氷室「あ、そ。味わって食べた甲斐、あった。」
〇〇「また作ろうか?」
氷室「そうほいほい作られても、複雑なんだけど……」
氷室「あのタイミングでもらえるから嬉しいものでしょ。」
〇〇「バレンタインってこと?」
氷室「まあ……そう。だから、来年も……」
〇〇「ん?」
氷室「なんでもない!良い波来そう、いってくる!」
〇〇(氷室くん……?)
〇〇(氷室くん、いなかったな。二人三脚のこと、謝りたかったのに……)
〇〇(あ、もしかしたら……)
氷室「……で、何?わざわざここまで来て。」
〇〇「あ……体育祭のこと謝りたくて。ごめんなさい。二人三脚、ビリになっちゃって。」
氷室「なんだ、そんなことか。」
氷室「ま、いいよ。君と組むって決めたの、僕だし。」
〇〇「怒ってない?」
氷室「そこまで子どもじゃない。……ただ。」
氷室「ちょっと、自分の身体能力疑った。実は運動できないんじゃないか……って。」
氷室「だから今日、普通にサーフィンできて安心した。」
〇〇「やっぱりわたしのせいだよね。」
氷室「そこは否定しない。」
〇〇「次があったら、がんばるね!」
氷室「次って……まあ、好きにしたら?」
〇〇「うん!」
〇〇「あ、氷室くん。今帰り?」
氷室「ああ、君か。今日はこれから海に行くつもり。……よかったら、来る?」
〇〇「うん……!」
氷室「あのさ……少しは泳ぎの練習、したら?」
〇〇「え……」
氷室「前にプール行った時、泳ぎ、得意じゃなさそうだったから。」
氷室「海、気持ち良いのにもったいない。なんなら教えるけど?」
〇〇「本当?」
氷室「君にヤル気があれば、ね。僕の指導、厳しいから。」
〇〇「……お手柔らかにお願いします。」
氷室「は?泳げるようになりたくないの?」
〇〇「そうじゃないけど……」
氷室「なら、お手柔らかになんて甘えたこと、言ってる場合じゃないだろ。」
氷室「だいたい、海って危険だってわかってる?波にさらわれることだってあるし。」
氷室「中途半端に泳げたら、油断する。だから、しっかり泳げるようになったほうがいい。」
〇〇「わ、わかった……がんばります。」
氷室「よろしい。」
氷室「有言実行、期待してるから。」
〇〇(あ、氷室くんだ!)
〇〇(……あ、行っちゃった。よし、追いかけてみよっと!)
氷室「……それで本当にここまで来たの?君って暇だね。」
〇〇「う……」
氷室「でも、ちょうど良かったかも。僕も聞きたいことあったし。」
〇〇「え、なに?」
氷室「……この前、好きなタイプについて聞いたでしょ?あれは、なんで?」
〇〇「ええっと……あの時も言ったけど、単なる興味だよ?」
氷室「それ以外、まったく意図はなし?」
〇〇「う、うん……」
氷室「……あ、そ。なら、いい。」
〇〇「氷室くん?」
氷室「べつに。ちょっと気になっただけ。」
〇〇「どうして?」
氷室「理由、必要なわけ?君だって、理由なく好きなタイプについて聞いただろ?」
〇〇「そうだけど……」
氷室「いろいろ思い悩んだ自分が馬鹿みたいだ。」
〇〇(氷室くん……あの質問で、悩ませちゃってたんだ……)
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「0000000000」
男子「0000000000」
〇〇「あ、氷室くん。お疲れ様。もう帰る?」
氷室「うん、海寄ってくけど。」
〇〇「じゃあ見に行ってもいい?」
氷室「え……いいけど……」
〇〇「やった!」
氷室「次のシフト、出勤やめといたら?」
〇〇「えっ。どうして?」
氷室「やっぱ自覚ないんだ。顔に疲れ、出てる。」
〇〇「う……」
氷室「体調管理も、仕事のうち。そんな顔した人と一緒に働きたくないし、急に倒れられたりしたら、それこそ迷惑。」
〇〇「そうだよね……ごめんね。」
氷室「べつに。今倒れたわけじゃないんだから、謝る必要ないでしょ。」
氷室「勉強に運動に遊びに……色々優先させたいことがあるのはわかるけど。」
氷室「それと同じくらい……いや、それ以上に休むことが大事ってことは君もわかってるでしょ。」
〇〇「うん。」
氷室「となれば、こうしていられないね。もう、帰ろう。」
〇〇「え、でも……」
氷室「またすぐ来られるでしょ。」
氷室「君の体が一番だってこと、肝に銘じて。」
〇〇「あ……うん。ありがとう、氷室くん。」
〇〇「あ、氷室くん、お疲れ様。もうあがり?」
氷室「うん、今日は海寄って帰る。良い波来てそうだし。」
〇〇「わあ、いいね!」
氷室「君ももうあがりだろ?来たきゃ、来れば?」
〇〇「やったあ!」
氷室「けっこう、がんばってるじゃん。」
〇〇「え?」
氷室「バイト。正直、すぐに辞めると思ってた。」
〇〇「やめないよ?だって、楽しいし!」
氷室「……あ、そ。」
〇〇「もっと、いろんなことできるようになりたいなぁ。」
氷室「君の努力次第でしょ。」
氷室「……ま、今の調子なら、心配ないと思うけど。」
氷室「やれることが増えれば、やり甲斐も出るし、もっと面白くなると思う。」
〇〇「うん、そうだね。」
氷室「ま、どこまでがんばれるのか、見せてもらうとするよ。」
〇〇(よーし、がんばるぞ!)
氷室「お疲れ様。」
〇〇「あ、氷室くん。もう帰るよね?」
氷室「そう、これから海。」
氷室「君も、来る……?」
〇〇「いいの?お邪魔します!」
氷室「……花、好きなんだ?」
〇〇「好きかな。バイトしてると愛着でてくるし。」
氷室「いつも仕事しながら、花に笑いかけてるくらいだしね。」
〇〇「えっ、そうだった?」
氷室「無自覚?なら、筋金入り。」
〇〇「ちょっと恥ずかしいかも……」
氷室「いいんじゃない?……わりといい顔してるし。」
〇〇「えっ……」
氷室「照れないで。……つられる。」
〇〇(ふふ、氷室くんに褒めてもらえちゃった……!)
氷室「お疲れ。君ももうあがりでしょ?」
〇〇「うん、どうかしたの?」
氷室「海、寄ろうと思うんだけど、君も来る?」
〇〇「えっ、サーフィンするの?ぜひ!」
氷室「なんでそんな必死?じゃ、着替えたら行くよ。」
〇〇「うん!」
氷室「なんか、バイト先に君がいるのが、当たり前になってきた。」
〇〇「本当?」
氷室「うん。君、いつの間にか僕の日常に入り込みすぎ。」
氷室「ま、いいけど。」
〇〇「……ふふっ。」
氷室「なに?」
〇〇「なんとなく、くすぐったいなって……」
氷室「何それ。」
〇〇(……あれ、氷室くんの顔、赤い……?)
×:氷室「わっ!?な、なに。まだ濡れてるよ。」
氷室「え……別に、赤くない。夕日のせい。」
〇〇「ふーん?」
氷室「なに?言いたいことあるなら、言えば?」
氷室「人の顔見てニヤニヤするなんて失礼。」
〇〇「えっ、にやにやしてた?」
氷室「わりといつも。」
〇〇「ええっ!?」
氷室「〇〇先輩。もうあがりでしょ?」
〇〇「あ、お疲れ様。うん、氷室くんと一緒だよ。」
氷室「じゃあ行くよ。良い波来てるから。」
〇〇「あ……ふふ、はい!」
氷室「あのさ、君自身花が欲しいって思うことある?」
〇〇「うーん、もらえたらうれしいかな?……もしかして、くれるの?」
氷室「練習で作ったブーケぐらいなら。」
〇〇「本当?うれしい。」
氷室「失敗作でも?」
〇〇「うん!」
氷室「ふーん?じゃ、しばらく待ってて。とっておきの失敗作、作るから。」
〇〇「失敗作がとっておき?」
氷室「そ。上手くいったブーケは商品にしないといけない。けど、生半可なの渡すのは癪だし。」
〇〇「それって、どのへんが失敗になるの?」
氷室「いいだろ。僕が失敗だと思えば失敗。それだけ。」
氷室「ま、失敗を期待されても困るから、今日聞いたことは忘れといて。」
〇〇「ふふ、わかった!」
〇〇(楽しみだな……!)
〇〇「あ、氷室くん。もうあがりだったよね?」
氷室「そうだけど。」
〇〇「じゃあ、今日はサーフィンかな?」
氷室「じゃあ、君はその見学?」
〇〇「ふふっ、うん!お邪魔します。」
氷室「バイト、いつまで続けるつもり?」
〇〇「やれるところまでかな。氷室くんは?」
氷室「僕も同じく。」
〇〇「じゃ、一緒に極めてみようか?」
氷室「なに。将来、アンネリーに就職?」
〇〇「どうだろう。でも、すごくやり甲斐はあるよね?」
氷室「まあ、ね。」
氷室「もし、この先やりたいことが見つからなかったら、それもいいかも。」
氷室「そしていつか二人で店を持つ。」
〇〇「えっ?」
氷室「花を極めるんだろ?なら、君はこれ以上ない人材。」
氷室「ライバル店に行かれても困るし、今のうちにヘッドハンティングしとく。」
〇〇「あ、そういう意味ね。」
氷室「?なんだと思ったわけ?」
〇〇「ううん、なんでもない!」
〇〇(はあ、ドキドキした……!)
〇〇「あ、氷室くん。今日もこれから海?」
氷室「ああ、うん。……そうだ、君も来なよ。」
〇〇「え?う、うん。」
氷室「……おめでとう。」
〇〇「え?」
氷室「期末テスト、まさか連続で1位になるとは思わなかった。」
〇〇「ふふっ、やったよ!」
氷室「調子に乗らないこと。気を抜いて、つまづいてもしらないから。」
氷室「今回のことで、君に勝とうと奮い立ったヤツ、たくさんいると思うし。」
〇〇「そうだね。がんばらないと。」
氷室「……じゃあ、次、また1位を取ったら、ご褒美あげる。」
〇〇「えっ、ご褒美?」
氷室「うん。僕のできる範囲内であればなんでもいいよ。」
〇〇「本当に?じゃあ……褒めてもらおうかな?」
氷室「え……そんなことでいいわけ?」
〇〇「うん!」
氷室「ふーん、わかった。」
〇〇「よし、がんばろうっと!」
氷室「……君のやる気って、ずいぶん安上がり。」
氷室「でもま、がんばって。応援してる。」
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