ギレン・ザビ
登場作品
機動戦士ガンダム
年齢:35

兄弟スレでの扱い

ザビ家の長男。原作同様というべきか、あまり人前に出てくることはなく、黒幕っぽく意味深そうな言動を取っていることが多い。
ただ、あくまでそれっぽいだけで、実際には頭の中も言動も煩悩まみれでうかつ。の逆鱗に触れて撃たれるのがお約束の駄目なオッサン。妹曰く「乳好みの男」。
何をして働いているかもよくわからず、ニート疑惑もあるが、何故かギレン好みど真ん中のセシリア・アイリーンが側に控えているし、熱烈に尊敬してくれるハゲ親父とかもいる。

こうなったのは主にトニーたけざき作「トニーたけざきのガンダム漫画」と大和田秀樹作「ガンダムさん」のせいだな、うん。

なお、グレミー・トトやプルズに「お父さん」と呼ばれることがあるが、本人は全力で否定している。


原作での扱い

ジオン公国の総帥。IQ240の天才。名目上は公国軍の総司令官だが、公王デギンの長男でジオン公国の思想的指導者でもあるという立場から政治的な影響力も強く、議院も内閣も傀儡化している。隠居状態の父デギンに変わる実質的な独裁者。
独自の選民思想の持ち主で、「増えすぎた人口」の整理と、国力差の大きい地球連邦へ最大限のダメージを与える目的から、地球連邦よりの他のコロニーへの毒ガス散布や、地球へのコロニー落としを実行し、当時100億以上の人口を半分にまで減らした。宇宙世紀史上最大の殺害で歴史上の大悪人ということになるが、アースノイドとスペースノイドの格差を埋めるために戦ったという見方もあり、宇宙世紀の政治思想に強い影響を残した。
本編ではいつもジオン本国で指揮を取っており、終盤まで戦場に出てこないので、本編での出番は多くはないが、弟ガルマ・ザビの追悼演説などで存在感を見せた。一年戦争の最終決戦となったア・バオア・クー要塞での戦いでは、自ら出陣して総帥の名に恥じない的確な指揮を見せたが、直前のソーラ・レイを使った父デギンの殺害を理由として妹のキシリア・ザビに殺害された。彼の死が引き金となり、指揮の混乱やギレン派のエギーユ・デラーズ艦隊の離脱等で、ジオン公国軍の戦線は雪崩的に崩壊しア・バオア・クー要塞は陥落。彼の手で傀儡にされていた政府が地球連邦と終戦協定を結び、一年戦争は終結した。
人格的には、天才の名に恥じない非常に理性的な人物。大衆心理の操作に長けた一流のアジテーターで、国力の劣るジオン公国を巧みに扇動して戦争への体制を固めることに成功させている。反面、情愛に欠けている面があり、ガルマドズルの戦死にも冷淡だった。そうして親兄弟も道具のように使い捨てていった業が自分にブーメランのように返ってきて、命を落とす結果になった。

アドルフ・ヒットラーをモデルとしたキャラクターで、劇中でデギンに「ヒットラーの尻尾」と評されていた。担当声優にもヒットラーのように演じるよう演技指導があったという。人道上の悪事を犯しながらも人類の思想に強い影響を残し、多数の追随者を生み出しているところも、ヒットラーの再現といっていいのかも知れない。

「機動戦士ガンダムΖΖ」に登場したグレミー・トトミネバ・ザビを擁するハマーン・カーンに反乱を起こす際、その大義名分としてギレンの隠し子を自称したが、真相は不明である。彼以外にもアクシズのニュータイプたちはギレンの精子を使った試験管ベビーやクローンだという説があるが、やはり真相は不明。

主な乗機


主に登場したネタ

(メインか、それに近い立ち位置で登場した作品や小ネタ)

主な関係者




関連項目



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最終更新:2017年05月21日 00:43