130 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/27(月) 16:48:38 ID:???
ロラン「兄さん、もしこのまま姐さんが木星圏まで行ったらどうします?」
アムロ「あいつの事だ、6669時間ぐらい地球圏から離れてもたくましく生活して逝けるだろう」
ロラン「この板では劇場版のネタ触れられないからあんまりいいたくないけど、もし姐さんがそういうのに接触して
    NTとかサイキッカーとかイノベイダーとかコーディネイターとか
    ガンダムファイターを超えた何かになったらどうしますか?」
アムロ「確かに…メンタル的な意味とは言えど、AIに恋をする女だ…」
ロラン「本当に人を超えた存在になったら…」


アムロ「と言うわけで家族全員でお前を見送ることにした」
セレーネ「スターゲイザーの前にオーキス・ハウス(長期在住使用)付けて言うことか!」
ロラン「姐さん安心してください、僕たちは姐さんが人間をやめるところを見送るだけです、止めたって無駄無駄」
ジュドー「人を超え、獣を超え、今、愛の力に悪しき空間を起つ、やあってやろうぜ!ってな」
セレーネ「それだと一生お天道様の下歩けなくなるんじゃないの!あとオーキスのブースター私のそばに近寄るなぁあ!」
キラ「大丈夫、姐さんはすでにお天道様の下歩ける身分じゃないから(満面の笑み)」
ウッソ「さっすが兄さん、俺達にはできないKYな事を平気なことでやってのける(ry」
ヒイロ「ちなみにすでに太陽はアステロイドベルトの影になって見えない位置に居る」
カミーユ「わー、何だろうあれ、彗星かな?違うよな、彗星はもっとこう、ばぁーってなるもんな」
セレーネ「っぐぅ、人が慣れないMSのコックピットの中に居るのに、そっちはオーキスの中でこたつまで出してぬくぬくと」
シン「いや、これから寒くなるじゃん」
ガロード「ティファを思えばへっちゃらだけどな」
セレーネ「宇宙は元々寒いのよ!って、あーーいーなーそれぇー、スタゲにも運びなさいよ!」
劉備ガンダム「こちらは温州ミカンにございます」
バナージ「俺はここに居る事にもズレを感じる…やっぱりテレビとドテラも欲しい…」
ドモン「とにかく、俺達は姐さんの仕事を邪魔する気はない、新人類としての門出を家族みんなで見守りたいだけだ」
セレーネ「こらー、勝手に姉貴の分の蜜柑を食うなぁあ、あと勝手に人間やめるの決定するなぁあ!」
シーブック「人間やめる事よりも蜜柑の方が大事なのかよ、姉貴は…(う…知り合いにあったらどうしよう)」
シロー「ちなみに俺達は姐さんが人間でなくなるまで居てやるから安心してほしい。アイナはきっと10年後も17歳だろうしね」
刹那「俺は、俺はあとどれだけ口を閉ざしていればいいんだ、ヴェーダは何も言ってくれない、教えてくれティリア」
キャプテン「安心しろ刹那、私は常にお前をサポートする」
シュウト「キャプテン?!」刹那「ティエリア?!」
キャプテン「…演技と言うものをやってみたかったのだ…」
アル「なぁんだぁ、モノマネかぁ~」
セレーネ「あぁ~~~っもぉう!うっとおしい、いいわ、今すぐそっちに行くわよ!
     冷蔵庫の蜜柑全部食べてやるから覚悟しなさい!うわすご、スタゲからオーキスまで通路まであるし」
コウ「なぜだ……なぜ俺のオーキスが…」

~オリヴァー・マイの日記~
その後の我々ガンダム兄弟家開発GP03をベースに、ビグ・ラング、ミーティア、サザエさん宅を参考に作られた、
試作大型複雑簡易住居ウィザード、「ハウス・オーキス長期在住型」の試験飛行も兼ねての長期旅行兼長女の人間門出祝いは、
操縦者セレーネ・マクグリフ・ガンダムがオーキス後部のスターゲイザーから離れた事によって、ネオジェネシスからの
軌道を大きく外れ、内部構造の密度の差から生まれた速度の歪みが、オーキスを各パーツごとに空中分解させ
家族全員宇宙で路頭に迷う羽目にあわされた。


133 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/27(月) 19:32:48 ID:???
 ゆっくりと目を開けると、網膜に突き刺さるような鮮烈な星の光が飛び込んできた。
 次いで、静寂が訪れる。自分の鼓動と息遣い以外に何も聞こえず、バイザー越しに見る
風景には月も地球も見えなかった。大気の揺らぎのない宇宙空間では星は瞬かず、
無数の銀色の光が、宇宙の深淵に浮かんでいる。
 四方へ飛散したオーキスの装甲材は宇宙に無数に漂うデブリの仲間入りを果たし、
中にはモビルスーツと同じくらい大きな破片も浮かんでいる。
 ノーマルスーツの生命維持装置の最大稼働時間は八時間程度。
 付近にいる宇宙船に救難信号をキャッチされたとしても、それまでに回収される可能性は
極めて低い。いや、ゼロだと言い切っても差し支えあるまい。
 これから自分は、真綿で首を絞められるような緩慢な死を迎えるだろう。数時間かけて
ボンベの酸素がなくなるまで、眼下に広がる巨万の星空を眺めながら。

(ロケーションは申し分ないけど、あまりロマンチックとは言えないわね……)

 妙に冷え切った頭で、ぼんやりとそんなことを考える。
 我ながらおかしくなる。これから死ぬのだというのに、どうして自分の心はこんなにも
静まり返っているのだろうか?
 諦観か、それともこの広大無辺の宇宙の中から自分を見つけてくれる誰かがいるとでも
思っているのか? どちらにしろ、不思議なほど恐怖は感じなかった。
 茫漠と広がる虚空の果てに、漂流するセレーネ・マクグリフを目指してやってくる
一つの光点があることは、彼女はまだ知らなかった。



セレーネ「……そんなわけで、助かったわ。ありがとうマリーダ」
マリーダ「シャア社長の命令であのコンテナオバケを監視していたんだが、正解だったな」
バナージ「ネオ・ジオン社のニュータイプや強化人間を総動員で俺達を回収してくれたんだよ」
アムロ「シャアに礼を言わなければならないとはな……」
コウ「お、俺の3号機が……」
キラ「オーキスがなかったら、ステイメンはコアブロックに手足が生えた程度の代物だからね」

134 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/27(月) 19:55:57 ID:???
マイ「漂流日記でも書かないと行けないかとも思いましたよ。」
ヒイロ「流星になる所だった。」
シーブック「まだ帰れる所があるんなて、セシリーこんなに嬉しい事はないよ。」
ガロード「ははは、俺生きてる、神様ありがとうティファ今から逢いに行くぜ。」
アル・シュウト「怖かったけど楽しかったねぇ。」
シロー「助けてくれた皆、勇気ある行動に感謝する。」
ドモン「いざとなったらガンダムを呼べば問題ないからな心配は無かったぞ。」
ウッソ「部屋突き破ったら全員死にますから止めてください兄さん。」
カミーユ「無茶な運転して後で修正してやる。」

刹那「姉さんはガンダムじゃない!」


135 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/27(月) 19:58:09 ID:???
133
ステイメン、全備重量:70.0t、推力:188,800kg
Zガンダム、全備重量:62.3t、推力:112,600kg

ニナ「これでもコアブロックに云々言えるかしら?」

173 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/28(火) 20:26:46 ID:???
セレーネ「やっぱり、急増のコンテナMAじゃ星の海を超えるのは無理ね。
     ここはジュピトリスとかトレミーとかソロシップなんか調達しないと駄目ね。」
ロラン「遠出する前に部屋の大掃除してからにして下さいね、勿論でセレーネ姉さんがご自身でなさってくださいね。」

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最終更新:2014年11月29日 21:44