339 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(1/13) :2011/04/09(土) 14:41:22.81 ID:???
 ルール説明
シャア「兄弟には、くじで選ばれた女性とタッグを組み、ランダムで選ばれた機体2機で戦ってもらう」
ブライト「ルールはバトルロイヤルで、ペアのどちらかが撃墜された時点で脱落となる」
シャア「機体は兄弟の出演作以外で、同一作品から2機が選ばれる。どちらがどの機体に乗るかは自由だ」
ブライト「女性も同じ様に、兄弟の出演作品以外から選ばれる。女性と機体の作品が被るのはOKだ」
ドモン「兄弟で出ていないのは俺とアル、シュウトと姉さんだ……こればかりは仕方ないな」

 開始前の作戦タイム……
刹那「俺のパートナーはルナマリア・ホークか。アムロ兄さん達が相手なら厳しいと思ったが、機体次第で何とかなりそうだ」
ルナ「さあ、早速機体を見に行きましょうか」
刹那「希望は近接タイプ2機……F97の海賊モデルか、Wのガンダムなら理想だが……」
 ・ヴァリエイト&ガンダムヘビーアームズ改(EW)
刹那「……世界の悪意が見えるようだ」

アムロ「俺の番号は7番か。えっと、ペアは……」
ラクス「よろしくお願いしますわ」
アムロ「……ラクスちゃん?まさか」
ラクス「ええ、7番を引きました。素人ですけど、足を引っ張らないようがんばります!」

コウ「よし、勝つぞ……!」
プル「どうせならミーティアみたいなのがいいな!何が出てくるんだろ?」
 ・ガンダムハルート
プル「あれ、これだけ?」
コウ「まさか……複座だから2機で1つだとか……いや、そもそもこれって、OS的には3人乗りだよな……」
プル「ビット使えるし、いっか。がんばろうね!」

ガロード「他の人は大変そうだなあ、コウ兄は1機だけみたいだし」
アイナ「私達は当たりみたいね」
 ・フリーダムガンダム&ジャスティスガンダム
ガロード「まさかこんな組み合わせが来るとはね……ラッキーだったぜ」

シーブック「……こんな組み合わせもあるんですね」
ハマーン「ああ。だが、貴様がニュータイプで助かった」
 ・νガンダム&サザビー
ハマーン「私がサザビーに乗らせてもらうぞ!」
シーブック「そんな強く言わなくても……」

シャア「他のペアも用意は済んだ様だな。では、出撃の時間だ」
ドモン「それじゃあ始めるぞ、ガンダムファイト、レディー・ゴー!」

340 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(2/13) :2011/04/09(土) 14:42:50.38 ID:???
アムロ(キュリオス)「いいかい、敵が来たらすぐにGNフィールドを張るんだ」
ラクス(セラヴィー)「はい!」
アムロ「たぶん、みんなラクスちゃんを狙ってくるだろうからな……あとは俺が何とかするさ」
ラクス「ええ、なんとか囮になれそうな機体で助かりましたわ……」

ロラン(ガーベラ・テトラ)「あれは……アムロ兄さん!?」
セシリー(ゼフィランサス)「いきなり嫌な人に当たっちゃったわね、どうする?」
ロラン「ちょっと卑怯だけど、パートナーのラクスさんが操縦に慣れる前にやっつけちゃいましょう!」
セシリー「気が合うわね、それじゃあ、一気に行くわよ!」
 らせん状の軌道を描き、アムロを抜けようとする2人
アムロ「やはりそう来たか! この火力で止めきれるか……!?」
ロラン「避けるだけなら、なんとか……!」
ラクス「えっと……GNフィールドは……あっ!?」
 ばひゅーん
ロラン「えっ……?」 
 ドカーン ロランペア脱落
ラクス「間違えてビームを出してしまいましたわ……」
アムロ「……凄いじゃないか!」
ラクス「えっ、でも……」
アムロ「ボタンを間違えたにせよ、この場を切り抜けられたんなら正解だったって事さ」
ラクス「そういうものなのでしょうか……」


 ズガガガガガ
刹那(ヘビア改)「来るな!俺に触れるな!!」
ルナ(ヴァリエイト)「なんでこんなに狙ってるのに2人とも1発も当たんないのよ!?」
刹那「狙うな!余計当たらないぞ!避けながら適当に乱射するんだ!」
シーブック「こっちは1歩も動いてないのに……ファンネルにすら当たらないのはある意味凄いや」
ハマーン「最初から運が尽きていたという事だ。そろそろ、終わりにするぞ!」
シ・ハ「「(フィン)ファンネル!!」」
刹・ル「「わああああ!!」」
 ドカーン 刹那ペア脱落

341 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(3/13) :2011/04/09(土) 14:45:23.46 ID:???
カミーユ(ビグザム)「なんで下半身だけなんだろう……」
ソシエ(ジオング)「私は上半身だけ……」
カミーユ「合体してみよう。なぜかビグザムの大きさがちょうど合うし」
 シャキーン
ソシエ「ビグ・オング!」
カミーユ「ただしメガ粒子砲は股から出る!」
ソシエ「……危険ね」
カミーユ「……俗物とか凡人とか言われても仕方ないよな」
ソシエ「とりあえず落ちてたハンマーでふたをしてみよっと」
カミーユ「とげが刺さったように見えて痛々しいから止めろ!」


ガロード(フリーダム)「シロー兄ちゃんが相手か……」
シロー(メッサーラ)「アイナ!」
ソーマ(ジ・O)「今は敵です!気をつけて!」
アイナ(ジャスティス)「まさかシローと戦う事になるなんて。でも今の私はガロード君の女……容赦はしないわ」

シロー「……い……今なななななななんて言ったんだ!?」
ソーマ「今のアイナさんはガロードのパートナー、だそうです」
シロー「ガロード!ティファちゃんがいながら、よくもアイナをたぶらかしたな!!」
ガロード「いや……単にこの試合だけペア組んでるって意味だろ……」
アイナ「誘ったのは私よ……だってあなたも、ソーマちゃんと2人でいるじゃない!」
ガロード「あー、悪ふざけだなこりゃ……」
シロー「誤解だ!俺はいつだってアイナの事を忘れた事は無い!
ソーマ「こんな時、超兵として取るべき適切な行動は……」

 エル「悩んでる超兵の脳量子波をキャッチしたわ!なるほどね。
    √悪乗りするのが正解よ!」(o^-')b グッ!

ソーマ「(√エル、感謝する!)私の事を守るって言ってくれたのは……嘘だったのか!?」
シロー「そ、それは確かに試合の前に言ったけど……」アタフタ
ガロード「出来の悪いドラマみたいなだな……ってか、今ならシロー兄ちゃん狙い放題なんじゃ……」
ソーマ「しまった!そういう作戦か!?」
アイナ「……そうよ!そういう事にしておくわ!さあ、ガロード君、やってしまいなさい!」
ガロード「行くぜ、フルバースト!」
 ドカーン シローペア脱落
アイナ「もちろん冗談よ。 ……まさかあそこまで本気で動揺するとは思わなかったけど」
シロー「そうだよな!いやあ、つい焦っちゃったよ……」

342 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(4/13) :2011/04/09(土) 14:46:59.18 ID:???
マイ(ウォドム)「威力ならこちらも劣ってはいないのですが……!」
シーマ(スモー)「片方が大型機ってのが響いたね。
        アタシがフォローに回ってるからまだ耐えているが、いつかジリ貧さ。それに……」
シン(ヴァサーゴCB)「マイ兄さんを狙い続けて、シーマさんを釘付けにする!」
パーラ(アシュタロンHC)「これだけ攻撃を重ねれば、攻めてはこれないからね!」
シーマ「向こうはコンビを重ねて長いんだ。即席の連携で対抗するのは厳しいね……ぐっ!?」
シン「今だ!隙を作ったら……」
パーラ・シン「「サテライトランチャー!」」
 ドカーン マイペア脱落
マイ「防ぎきれませんでしたか……すみません」
シーマ「気にする事は無いよ、運が無かったのさ。でも、残念だね……」
シン「ラッキーだな、俺達」
パーラ「機体は強い上に兄弟機。私達の息も合ってる。こりゃ優勝だね!」
 ズキューン
シン「球状のビーム!?」
パーラ「敵襲!?」
シン「2発めは……無い……! 一撃離脱か……」
パーラ「レーダー範囲外の攻撃か……警戒しないとね……!」

ラクス「……また間違えてしまいましたわ」
アムロ「トランザムを間違って付けた上、切ろうとしてバーストモードにするとはな……
    機能が多いってのも考え物だな……」


ガロード「くそっ、いくら複座とはいえ、2対1なのに……」
アイナ「パイロットが限界以上に性能を引き出している……」
プル「いっけー!シザービット!」
コウ「1機なら庇うなんて考えなくてもいいんだ!だったら俺だって……」
 キラン
ガロード「機体の眼の光が増えた!?」
アイナ「あれは……」
コウ「1人で2人分だって使ってみせる!マルートモード!!」
プル「スピードアップだ!いっちゃえー!」
アイナ「リフターとブーメランで手数を増や……」ズバズバッ
ガロード「フルバーストで装備を……」チュドーン
コウ「吶喊する!」
プル「ドッカンするよ!」
ガロード「うわああっ!」
 ドカーン ガロードペア脱落

343 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(5/13) :2011/04/09(土) 14:49:13.07 ID:???
ネーナ(ブリッツ)「あーあ、せっかくせっちゃんと組めると思ったのに……」
ウッソ(イージス)「最初から同作品のペアは無しって書いてあったのに……」
ネーナ「こうなったら、勝ってせっちゃんに褒めてもらおっと♪」
ウッソ「その意気ですよ! って、あそこにいるのはアムロ兄さん!?」
アムロ(キュリオス)「見つかったか!」
ウッソ「ネーナさん、行きますよ」
ネーナ「ラージャ!」ヒュイィィン
アムロ「ミラージュコロイドか……!ラクスちゃん、気をつけて!」
ラクス(セラヴィー)「はい、GNフィールド展開!」ポチッ
アムロ「ネーナちゃんには悪いけど、見えなくたって気配と経験である程度は読めるさ……止める!」
ウッソ「分かってますよ、僕のターゲットが、ラクスさんなんですから!」
ネーナ「ミラコロを使ってるのは少しでも回避率を上げるためよ! ……ウッソの案だけどね」
アムロ「そういう事か……くそ、やっぱりこの火力じゃ、ウッソは止め切れない!」

ウッソ「至近距離のスキュラなら、GNフィールドを破れるはず!」
ラクス「どうしましょう……とにかく避けて…… あっ、変なボタンを押してしまいましたわ!」ポチッ
 その瞬間、膝の隠し腕が稼動し、両手のサーベルと合わせてイージスの爪を防いだ
ウッソ「防がれた!?でも、それだけじゃ勝てませんよ!ラクスさんには悪いけど……」
ラクス「ええと、こういう時はどうすれば……」ポチッ
 ラクスが適当にボタンを押すと、背中のセラフィムガンダムが動き出す。そして……
ウッソ「ビームサーベル!?確かにバズーカじゃ間に合いませんが……」
 ズバシュッ ウッソペア脱落
ウッソ「おかしいですよー!」
ラクス「……なんとかなりましたわ」
ネーナ「うそ……でしょ?」
アムロ「偶然……なんだよな……」


キラ(アリオス)「ラクスもがんばってるみたいだね……なんか複雑だなあ」
ステラ(GNアーチャー)「でも、会ったら戦わなきゃ」
キラ「そうだね。これはゲームなんだし、せめて僕達が倒さないと」
ステラ「じゃあステラもシン、倒す」
キラ「うん、がんばって優勝しよう」


中篇に続きます



345 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(6/13) :2011/04/09(土) 15:05:01.94 ID:???
ハマーン(サザビー)「ジュドー、待て!年頃の男女がペアなどと……教師として風紀を正す!」
ジュドー(デスサイズヘルカスタム)「なんでハイパージャマーつけてるのに場所が分かるんだよ!?」
カテジナ(ゼロカスタムEW)「知らないわよ!?完全にとばっちりよ!」
シーブック(νガンダム)「先生!2人は試合のペアってだけです!って、もう止まんないや……」
ジュドー「カテジナ!ゼロシステムで何とかしてくれよ!」
カテジナ「これって使ったら怖くなるシステムなんでしょ?嫌よ!」
ジュドー「だったら誤解されたままやられるのかよ!?」
カテジナ「それも嫌! ああもう、どうにでもなれ!」
 ポチっとな


カテジナ「…………みんな敵……みんな消えてしまえっ!」
ジュドー「なあ……カテジナ?」
カテジナ「年上を呼び捨てにするなんて……アタシを馬鹿にしてるの!?」
ジュドー「滅相もございませんカテジナさん!」
カテジナ「まあいいさ、さっさと片付けるよ!」
シーブック「態度が急変した……」
ハマーン「彼女が優等生という立場を取り続ける事によるプレッシャーや責務感から来るストレスが、
     ゼロシステムにより爆発したのだろうな……」
シーブック「いや、そこだけ真面目に教師にされても……」
ハマーン「真面目な自分から脱したいが故に年下をたぶらかすか……ますます、教育せねばならなくなったな……!」
シーブック「だからなんで先生までトチ狂ってるんですか!?」
カテジナ「先生だからといって……容赦はしないわ!」
ハマーン「私も、甘さは見せんぞ!」
ジュドー「あーあ、2人とも熱くなっちゃって……」
シーブック「下手に出たらやられそうだな……」
ハ・カ「「そっちも戦え!」」
ジ・シ「「はいい!」」

シーブック「で、結局……」
カテジナ「はあ、はあ、やったわ……」
ハマーン「何故だ……私の教育は間違っていたのか……」
カテジナ「いいえ、ハマーン先生、あなたは間違っていない……でも、勘違いをさせておくわけにはいかなかったわ」
ハマーン「そうか……私は、ジュドーを想うあまり貴様を敵と思ってしまったのか……俗物だな、私も……」
ジュドー「まあ、誤解が解けてよかったよ。カテジナさんもゼロシステムを克服したみたいだし」
カテジナ「ええ。ハマーン先生とシーブックのためにも、このままがんばりましょう」
 シーブックペア脱落

346 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(7/13) :2011/04/09(土) 15:07:50.73 ID:???
シン(ヴァサーゴCB)「ステラが……キラと……合体してる!?」
ステラ(GNアーチャー)「うぇーい♪」
キラ(アリオス)「アーチャーアリオス形態だからね」
シン「こ……こんなの……アリかよ……!?」
パーラ(アシュタロンHC)「どうしたんだ、急に震えだして?」
シン「今なら妹魂に入れる気がする! キラ兄!アンタは俺が倒す!今日!ここで!!」
パーラ「おーい、って聞いてないなこのシスコン……」
シン「パーラ、最大出力!」
パーラ「へいへい」
シン「サテライトランチャー!」バシュゥゥン
キ・ス「「オープンゲット!」」
パーラ「息ぴったりで避けられたわ、やっぱ冷静にならないと」
シン「名前欄がキスなんて……許せない!メガソニック砲!」
キラ「いや、とばっちり過ぎるよ!?」ヒョイッ
パーラ「うーん、シンにとってはステラは妹のはずなんだよな。じゃあなんで……」
キラ「お兄ちゃんの知らないところで妹が取られた、って設定で暴走してるんだと思うよ……」

ステラ「シン、怒ってる?」
キラ「やっつけるかやられたら元に戻るんだと思うけど……せっかくだし僕達がやっつけたいよね」パリーン
シン「アリオスの動きが変わった!?種割れか!」パリーン
キラ「シン!話を聞いてくれ!」
シン「話す事なんて無い!俺はアンタからステラを取り戻す!」
ステラ「ステラ、今はキラの味方」
シン「『キラの味方』!?」
ステラ「だから、終わったらシンと遊ぶ! ってあれ?」
シン「 キラの味方……
     きらのみかた……」

 ガッシャーン
パーラ「あ、種が粉々に砕けた」
ステラ「シン?」
シン「   」ボーゼン
キラ「……今だ、合体してトランザム!
ステラ「うぇーい♪」
 ドカーン シンペア脱落
シン「……ステラ……ごめんな……妹はいつか……旅立つものだもんな……」
パーラ「あー、こりゃ治るのにちょっと時間かかるかな……」

347 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(8/13) :2011/04/09(土) 15:08:57.15 ID:???
ルー(カラミティ)「ねえ、なんでさっきからそんなに不機嫌なの?」
ヒイロ(フォビドゥン)「元々こういう顔だ」
ルー「あっ、まさか背が低いの気にしてるのに、私みたいなモデル体系がパートナーだから嫉妬してるとか!」
ヒイロ「そんな事あるものか!」
ルー「図星ね!私ってば大当たり!」
ヒイロ「……無駄口を叩いてる暇があったら、戦闘準備をしろ」
ルー「ノリ悪いなあ。ところで、あの大きいのは、何?」

ソシエ「ビグ・オングの出撃よ!」
カミーユ「下ネタでも構うもんか!メガ粒子砲!」
ヒイロ「くっ……ゲシュマイディッヒ・パンツァー!」
ルー「その影からどんどん撃つわよ!」
カミーユ「く……Iフィールド展開!」
ソシエ「ちょっと何あれ!反則よ!」
ヒイロ「Iフィールドを張ってる奴には言われたくない」
カミーユ「ビームの撃ちあいなら勝負は付かないか……だったら、一方的に蹴られる、痛さと怖さを教えてやる!」
ルー「来た来た……避けて、一気に接近してやっつけるわよ!」サッ
ヒイロ「ルー、俺から離れるな!」
ルー「え?」
 バシュゥゥン
ソシエ「もー、なんで避けるのよ!」
ヒイロ「足元の死角をジオングで補ったか……考えたな兄さん!」
カミーユ「こっちだって、ただ合体してるだけじゃないんだよ!食らえ!」
 ドカッ
ヒイロ「ルー、ジオングのビーム砲を受けないよう、大きく回避行動をしろ!」
ルー「分かったわ!」
カミーユ「離れても、メガ粒子砲があるんだよ!」
ヒイロ「(ルー、ここで……)」
ルー「(了解)きゃあっ!?」
ソシエ「2人が離れて、動きも止まった!今だ!」
カミーユ「分離してけりをつける!」

ヒイロ「だが……俺達はこの時を待っていた!」バシュウウン
ルー「ソシエちゃんがビグザムから離れる時……食らえ!」バシュウウン
ソシエ「危ないっ!?」
ヒイロ「掠める地点でビームを曲げる!」
カミーユ「しまった!?」
 ドカーン カミーユペア脱落

348 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(9/13) :2011/04/09(土) 15:10:09.67 ID:???
ルー「何とかなったわね、さっすがアタシだわ!」
ヒイロ「自画自賛するのはいいが、休む時間は無さそうだ……来るぞ!」
ジュドー「お、ヒイロ兄ちゃんとルーか!」
カテジナ「どうやら戦った直後みたいね、疲れもあるだろうし、一気に攻めるわ!」
ヒイロ「あれは……ゼロ!?それにデスサイズか!」
ルー「自分の機体と戦うなんて不運ねー」
ヒイロ「これも任務だ!ルー、突撃してくるデスサイズを破壊する!」
カテジナ「作戦が読めるわ、ジュドー!真正面からフォビドゥンに突っ込んで!」
ジュドー「分かったぜ!横から行ったら、フォビドゥンで曲げたカラミティのビームでドカン、か!」
ヒイロ「側面攻撃を予測していたが、それも読まれていた……!?」
ルー「えーい!」バシュウン
ジュドー「ヒイロごと撃って俺に当てようって考え、それもカテジナさんが教えてくれたぜ!」スカッ
ヒイロ「やはり、ゼロシステムを使いこなしている!」

カテジナ「今度はこっちから行くわよ!」
ヒイロ「ゼロなら、フォビドゥンで防がせ、そこを狙ってくる。ルー、避けるぞ!」
ルー「分かったわ!」
ジュドー「おっと、そうはさせないぜ!」
ヒイロ「くっ……!」
カテジナ「ヒイロとルーを分断しないと…………あの不登校と問題児を……」
ジュドー「あ、やばい」
カテジナ「……真面目に学生をしない人間なんて、みんな焼けてしまえ!」
ヒイロ「システムに取り込まれた!?」
カテジナ「ツインバスターライフル!」
ジュドー「避けられるって予測で、俺ごと撃つつもり!?」
カテジナ「不良生徒をまとめて、消し去ってやる!」

ヒイロ「何とか避けたが、ルーも……無事か」
ルー「ちょっと、カテジナが急に変わったわよ。アンタふだんあんなものに乗ってるの!?」
ヒイロ「俺は慣れているから問題無いが……2射目が来るぞ!」
ルー「え!?」
ヒイロ「く……間に合わない、防ぐ!」
ジュドー「これを待ってたんだ!逃がさないぜ!」
ヒイロ「何だと!?」
ルー「きゃあっ!」
 ドカーン ヒイロペア脱落

ジュドー「1発目で俺の存在をうやむやにして、2発目で勝負を掛ける、ってわけね」
カテジナ「ふう、落ち着いたわ。ジュドー、次行くわよ」

349 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(10/13) :2011/04/09(土) 15:12:05.57 ID:???
アムロ「なんとかここまで残ってるみたいだな。正直、俺も驚いてるよ」
ラクス「ええ、でも間違って押したボタンで何とかしているのが……」
アムロ「それが、ビギナーズラックって奴さ(絶対何かが違うと思うけど……)」
ラクス「そういう、ものなのでしょうか……? あ、レーダーに反応です!」
アムロ「このスピードで1機……誰だ!?」

コウ「この海は……地獄だ!」
プル「速ーい♪」
アムロ「1人で思考と反射の融合!?我が弟ながら恐ろしい奴だ……」
コウ「プル、兄さんに攻撃を集中させろ!ミサイル発射!」
プル「分かったよ!シザービット」
コウ「ラクスちゃんの撃墜数が伸びてる……兄さんはラクスちゃんを上手く使ってるって事か……
   だったら、ラクスちゃんをけん制しつつ、兄さんとの1対1に持ち込めば……!」
アムロ「俺狙いか……対抗はしてみるが、さすがに相手が悪いか!?」ズガガガガ
ラクス「マシンガンだけでミサイルを簡単に落としていく……さすがキラのお兄さんですわ……」
コウ「だったら……トランザム!」
プル「トランザム!」
アムロ「こっちもトランザムだ!」
ラクス「私はどうすれば……きゃあっ!?」
 ラクスの乗ったセラヴィーは、回転しながら吹き飛ばされる
アムロ「しまった!避けたビームがラクスちゃんに!」
 ポチッ
ラクス「ああ、衝撃の弾みで何か押してしまいましたわ……」
 ズキュウウン
 セラヴィーが放ったビームは、シザービットを次々に破壊する
プル「あーん、せっかく楽しかったのに!」
ラクス「姿勢制御を……操縦桿のボタンを押したまま行っているんですけど、いいのでしょうか?」
 手のキャノンと接続した、肩のキャノンにエネルギーが溜まっていく
ラクス「……ゲージが一杯になったら放さないとダメですよね」
 バヒュウウウン
コウ「何!?うわあああっ!!」
 ドカーン コウペア脱落

アムロ「……これで3つ、か」
ラクス「……なにか憑いてるのでしょうか」


351 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(11/13) :2011/04/09(土) 15:28:20.07 ID:???
ジュドー(ヘルカスタム)「残っているのは俺達とアムロ兄、キラ兄か。
     うーん、どっちかに共闘を申し込みたいんだけど……」
カテジナ(ゼロカスEW)「アムロさんのペアはラクスさんですから、難しいですよね」
キラ(アリオス)「その通りだよ。ラクスがやられるにしても、僕らのチーム以外にはやらせない!」
ステラ(GNアーチャー)「ステラ、シンのために勝つ!」
 ズキュウウン
ジュドー「遠くからのビーム攻撃!?」
キラ「まさか!?」

アムロ(キュリオス)「ラクスちゃん、いいのかい?乱戦となれば、俺もフォロー出来ない場面だって出てくる」
ラクス(セラヴィー)「ええ、構いません。キラは私のために戦ってくれていますが、それでは不公平ですから。
    正々堂々、3つ巴で、私も戦って勝敗を決めたいのです」
アムロ「そうか……ラクスちゃんの気持ちはよく分かったよ」
ラクス「(アムロさんには悪いけど……これならさすがに、落とされると思いますわ……
    運だけで勝っては、他の人に悪いですし……)」

キラ「ラクス……そういう事なら、僕もラクスと戦うよ……!」
ジュドー「2連戦になると思ったけど、これならなんとか勝ち残れそうだな!」
カテジナ「……」
ジュドー「カテジナさん?」
カテジナ「キラ君とステラさん……合体なんて不潔だわ……!」
キラ「シンと同じ事言ってるよ……」
ステラ「うぇーい?」
カテジナ「それにアムロさんとラクスさんも……大企業の重役とアイドルってだけで卑猥だわ……!」
アムロ「ワイドショーと週刊誌の見すぎだ!」
ラクス「いったい何が卑猥なんでしょうか……?」
カテジナ「……そんなものは消毒してあげるわ!」
ジュドー「これで3度目かよ……」

カテジナ「アムロさんはまともにやりあっても勝てない、キラ君も回避が上手いから厳しい、
     ラクスさんは……今日の運勢が最高だからダメ……となれば!」
ジュドー「ステラちゃんを狙うってワケね!」
キラ「ステラ、カテジナさん達は、ステラを孤立させる作戦だ。絶対に離れちゃダメだよ!」
ステラ「分かった!」
キラ「先にアムロ兄さんを倒す!もしかしたら、ウイングゼロの攻撃にうまく巻き込めるかもしれない」
アムロ「俺は先にジュドー達を倒したいのに……!」
ラクス「なんとか、アムロさんの役に立たないと……」

352 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(12/13) :2011/04/09(土) 15:29:41.99 ID:???
カテジナ「食らえ!」バシュウン
キラ「システムの癖は分かってるんだ。当たらないよ!」
アムロ「厄介だが、邪気でタイミングは察知できる!」
カテジナ「く……高機動だからって……!」
キラ「あとはアムロ兄さんだけど……いくらこっちが後継機といっても、素のままなら厳しいよね。トランザム!」
アムロ「俺だって、トランザム!」
ジュドー「決めにかかってる!?なら、耐え続ければ……」
 バシュウウン
カテジナ「ラクスか!」
ジュドー「素人とは言え、そんな簡単にいくわけ無いよな」
ラクス「ようやくボタンが分かってきましたわ……
    6個のキャノンを1つずつ撃って、相手を休ませない様にする。アムロさんが教えてくれた事ですわ」
アムロ「その調子だ……特にセラヴィーは一発が大きいから、当たらなくても威圧できる」
カテジナ「避けたところに正確に撃ってくる……種割れでもしているのか!?」
ラクス(割れてない)「とにかく、攻撃を途切れさせない……」
ステラ「キラ、ラクスを……」
キラ「焦っちゃダメだ!恐ろしく正確だけど、狙ってるわけじゃない。
   アムロ兄さんとの延長線上にいれば、まず撃たれないよ」

カテジナ「そうはいくか!焼き払う!」
キラ「くっ、しまった!?」
ステラ「避けきれない!離れる!」
ジュドー「今だ!気付かれずにステラを……」

 ザクッ!

ジュドー「キュリオスのハサミ!?」
アムロ「ゼロシステムとハイパージャマーの行動くらい、読んでみせるさ。
……それに、俺だって活躍しないとな!」
ラクス「狙っても当てられませんから、撃つ数だけは増やして……」
カテジナ「こっちも……避けきれない!?」
 ドカーン ジュドーペア 脱落

353 名前:兄弟バトル(男女ペアの部)(13/13) :2011/04/09(土) 15:31:16.47 ID:???
キラ「ダブルノックアウト!? でも、これであとはアムロ兄さんとラクスだけだ!」
ラクス「キラ達がアムロ兄さんの影に……これでは撃てませんわ」
アムロ「俺の事は心配せず撃て!ステラちゃんが来るぞ!」
キラ「ステラ!アムロ兄さんとラクスの間に入って!」
ステラ「よし、いっけええ!」
キラ「これならラクスは撃てないはず。心が痛むけど、ごめんね、ラクス……」
ラクス「こういう時は……ええと……あっ!?」ポチッ
 セラヴィーのトランザムが発動する
ラクス「また変なボタンを押してしまいましたわ……でも、まずは、避けなくては……!」サッ
ステラ「よけた!?」
 セラヴィーはGNアーチャーの最高速の動きをギリギリで回避すると、そのままキラ達の方へ突っ込む
ラクス「すごい速さで……上手く動かせないですわ……!」
キラ「ラクス!?」
ラクス「キラ!?このままではぶつかって……ブレーキボタンは……とととと……止まってー!」ポチッ
 その瞬間、セラヴィーのビームサーベル6刀流が発動し……
キラ「避けられない……うわああああ!?」
ラクス「またボタンを間違えて……」
 キラのアリオスを見事に引き裂いたのだった!


シャア「というわけで、優勝はアムロ・ラクスペアだ。5組撃破で、戦果も申し分無い」
ブライト「流石だな。ペアの相手は初心者だったが、ハンデにもならなかったか」
ラクス「ええ、私は運に助けられただけですし、アムロさんのお陰で、なんとかなりましたわ……」
アムロ「いや、俺は何もしてないよ。ラクスちゃんが頑張ったからさ」

キラ「残念だったね……」
ステラ「でも、ステラがんばったから満足。
    シン、賞金もらったから、マユ達とご飯食べに行こう」
シン「ステラ……」

ジュドー「3位かあ……」
カテジナ「いいじゃない、誰が勝ってもおかしくないんだし、大健闘だと思うわ」

キラ「それにしても、ラクスは強かったなあ。アムロ兄さんにも勝てるんじゃない?」
ラクス「そんな、操縦を間違えていただけですわ……」
アムロ「まあ、優勝できたからいいじゃないか。運も実力の内さ」
ラクス「ううん……では、そういう事にしておきますわ」
キラ「(偶然であれだけ強いのか……この町で1番MSの適正がある人って、ラクスだったりして)」
ラクス「キラ、どうかしましたか?」
キラ「ううん、なんでもないよ(そんなわけ無い、か)」

 おわり 支援ありがとうございました!

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最終更新:2015年02月01日 23:29