破滅

第25話 破滅

タイトル通り作画が破滅状態に。
前回とはまるで別アニメである。

Aパート

時間が足りないのか、恒例の冒頭ナレーションが飛ばされる。

「動くなって言われても…この状況どうすりゃいいんだ…」
観念したように呟くムサシ。カグヤ様はまだ興奮状態のご様子。

夢姫の"護るための力"も発動し、城外へ脱出するムサシ達3人(のみ)。

カグヤの"闘うための力"に対して、夢姫は"護るための力"、
色々と納得いかない部分はあるが、そういうことらしい。

恒例の夢姫の分け目消失。
今回は常に消失している。

とがった横向きの鼻が今回の作画の特徴、
物語が進むにつれ成長する。

もちろん大ポカもご用意いたしております。
ゴールデンジジョウダの角が消失。これじゃあただの金の巨人だ。

そしてMUSASHI名物、ころころ変わる背景。
室内なのか、室内じゃないのか、どっちなんじゃ!?

ブラックジャックばりに顔にラインが入る夢姫様。
もはや"崩れ"などとは違う次元の画、しかもこれでアニメーションする。

お唄(お三方の合唱でございます)と共に回想シーンへ突入。
カグヤ様の妹を見る眼が危険だ。母君の笑顔も妙にぎこちない。

愛くるしい夢姫。現在より過去のほうが丁寧な画。今回ずっと割れ目消滅しているが
過去のみしっかりしている。

父親と解釈するのがまあ妥当だろう。
カグヤ様のお召し物は回想シーンでもあやふや(参考・一話より)。

衝撃のヒゲ仮面、父親説にいきなり大きな疑問符が。

超演出、炸裂。何故かむせび泣く若カグヤ。
取り留めのない回想シーンは終了する。

「餓鬼魂(がきこん)…何でも食べてしまう餓鬼の魂が何故ここに!」
ええ!? 急に何言ってんですかあなた方は!?そもそも誰だ!?

「心を持たず、実体を持たず、無心で生あるもの全てを喰らい尽すバケモノ」(夢姫談)
正しいのか間違っているのかは誰にもわからないが、無敵らしくかつてタクアン和尚が封印したらしい。

愛と勇気だけが友達の"彼"ではない。

ウラシマが大蛇(?)を召喚。
とてもかわいい

無敵であるはずの餓鬼魂が丸呑みに。
「ボクの頭を食べて」と言ったわけではない。

吐き出される愛の戦士たち。
ダンジョウの陰に、前回満を持して登場したはずのゴエモンがいるが、以後登場することは無かった。
ロウニンがリオのキリスト像のようだ。

空の彼方へと消えていく餓鬼魂と大蛇。形が変わっている…
大蛇はほとんどのシーンでいつぞやの蝙蝠と同じく単色塗りだった。

そしてタイトル。これまでとは違ったオープニングスタイル。
前回、収め切れなかったシーンを急ピッチで処理したため、などと勘ぐるのはMUSASHISTにあるまじき行為である。

突然、返事の台詞が変わるロウニン。
投げやりにでもなったかと思いきや、衝撃の理由が・・・
月の位置が変わりまくるが、そんなことはもはや些細なこと・・・。

「ここは…私たちが、遠い遠い故郷からこの星に降り立った、はじめての地…」

色々と衝撃の事実を語る夢姫様だが、MUSASHIST的にはそのお顔だけで満足である。
というかもはやその顔は落書きレベル。とりあえず彼女が異星の者であることは、よくわかったシーン。

前回ダビダビにおねだりして作ってもらったカラクリ小姓 ※蘭丸とお戯れのリョウゲン。
彼は着ぶくれするタイプだったらしい、服は脱いでも襟はとらないこだわりも見せた。

※いわずと知れた織田信長の小姓の名。

険しい表情の妙にセル画っぽいカグヤの絵。
以前は線画だったが、今回は仕上げの段階のようだ。
南蛮渡来の筆で髪に影を付ける秀頼公。

この絵が、今回のガグヤの中で一番の美麗作画であった・・・。

ダヴィンチの絵画レッスン。褒めているのにいかつい顔。
微妙に絵の中のカグヤの顔の向きが違う。

三成登場、怪しすぎるダヴィンチに刀を抜く。
「表の歴史なら家康に首をはねられていた」と不穏なことを言われてもさらりと流し、
大阪城が戦場になるとの言葉を信じる器の大きい三成。

今回はやたらと懐かしキャラが登場する。

Bパート


衝撃のMUSASHIアクションが今、始まる。

「ムサシさん、受けて!」
詳しい説明は無いが、夢姫様の衝撃波でムサシを城まで飛ばす計画らしい。

敵の攻撃を防ぎ、アヤカシをも溶かしたあの蒼い気を放つ夢姫様。
腕は代役なのか、距離感がおかしい。

これも説明は無かったが、エンカボウダンを発射しさらに勢いを付けるムサシ。

しかし勢いが足らず、失速していくムサシ。
"落ちながら"体勢を立て直し、カグヤの助言通りにガン鬼の銃を連射する。

佐助:「拙者もお手伝いしまーす!」
直感的にこれから起こる事態を察したのか、言葉を失うムサシ。

「いたたたっ! ちょっとちょっと!!」
カエルのように宙を跳ねるムサシ。

親の仇を見るような表情で手裏剣を投げ続ける佐助。

まるでルパンやディズニーアニメのように宙を滑るムサシ。

「やったっ! やったあっ!! 成功だあっ!!」
一転してピュアな表情。

そんなこんなで溶岩城へ潜入する事ができたムサシ。

「ムサシ! 最後の封印魂をGETするんだぜ!?」

某国民的アニメのようなノリのデス姐。美麗作画は前回の未使用カットか?
などと勘ぐるのはMUSASHISTとしてあるまじき行為。

「お呼びか、三成殿」

久方ぶりの幸村様、不機嫌そうに登場。
縮んだ者もいるが、MUSASHIではよくある事。

「ミヤモト…ムサシ!!」

大阪幕府を脅かす者、それは"城盗り人"だと三成に聞かされ、
因縁の男の名を口にする幸村、締まる場面。

しかし今まで出番が無かったせいか、幸村を(水平移動で)押し退けてまで画面に映ろうとする根津甚八。
三好晴海入道も貪欲に根津の左手側から割りこむ。

封印魂を求め、これといって溶岩城らしくない城内を往くムサシ。
ほほ笑ましいメッセージを発見する。

しかしなぜ最後の封印魂だとわかる?

"罠には掛かってみるタイプ"の粋な主人公であることを視聴者にアピールするムサシ。
しかしそれをよく表していない、意味不明な動作と表情。

どこをどう描いたらこんな絵になるんだ?
中国の風景画のような・・・

やたらと縁の狭い阿蘇山。山の斜面もすごく急。
皆今までいったいどこに立ってたんだ?

またもお茶目なメッセージ。その先には、いかにもな木箱が。
ムサシ「この中に…最後の七つ目の封印魂が…」

あの、罠がどうとか言ってませんでしたか…

中には小次郎からの挑発&ダメ出しメールが。
フォント感むき出し。

「あのやろ~!!」
ダメだ、この主人公はダメだ。

「あのやろうとは いったいどなたなのでしょうか?」ってお前が誰だ!

絶世の美女 巌流(GUN流?) 佐々木小次郎 登場!

大胆カミングアウトするダンジョウ。
しかしそれさえも聞く耳持たずな子どもがむすっとした様な表情をした夢姫。

かなりの巨乳。FかGカップらしい。
弾丸のリロードはもしや・・・?

ピュアな表情、其の二。
やめろ・・・その無意味なズームインをやめるのだ・・・!

封印魂でかっ!
さすが最後の封印魂。でかさの比が違う。

着物の懐から取り出したはずが、いつの間にか羽織から出てきているように見えるが、
そんなことは些細なこととしてスルーされる。

銭形警部のようなまつげ。目に隈ができたような感じがする。
何気に封印魂がギリギリ手に収まるサイズに縮まった。

目の隈が消えてすっきりした表情。

夢姫ビーム&佐助の手裏剣攻撃の助けを借りてやっと到達した溶岩城から
エンカボウダンの連射だけで、あっさり帰還してきたムサシ。

溶岩で雰囲気をだす。決してムサシが燃えている訳ではない。
さっきより小次郎との距離が縮まったような…。

ヒロインや要所を担当していたと思われる日本人スタッフの名が無い。
結果、MUSASHIクオリティが戻った。

次回予告

ラストなのに予告からMUSASHIらしいクオリティを見せつける。

ラストの鍵を握るのは真田たちなのか。

発光するカラクリ小姓、超展開の予感が。

こんなことで時間を浪費している場合ではないだろう。
思えば何故カグヤ達がこの星に降りた(墜ちた?)のかも未だ不明。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年02月05日 11:42
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。