核石泥棒編設定
核石
魔族を封じ込めた宝石。
下級魔族を封印した核石(『捨石』と呼ばれることも)は、医療用として合法的に使われている。
上級魔族を封印した核石(『輝石』と呼ばれることも)は、強力な力を与えるが、邪悪化を引き起こす可能性があるため基本的に非合法。しかしながらそれは西方世界の社会の中であり、東方世界では兵器の一種として頻繁に使われている。
下級魔族を封印した核石(『捨石』と呼ばれることも)は、医療用として合法的に使われている。
上級魔族を封印した核石(『輝石』と呼ばれることも)は、強力な力を与えるが、邪悪化を引き起こす可能性があるため基本的に非合法。しかしながらそれは西方世界の社会の中であり、東方世界では兵器の一種として頻繁に使われている。
人工魔族
世界に72個ある、上級魔族を封じた核石『輝石』を体に埋め込まれた者。
体に埋め込まれるのと同時に上級魔族の人格は変質し、基本的には体の所有者の人格と融合してしまう。そのため、封じ込まれている本来の魔族の名は消え去り、ただ石のみが残っている。
力を解放することで、本物の魔族以上の能力を発揮するが、体のほうが力に耐え切れずに崩壊してしまう。
力を振るうこと、人を殺すことで、肉体に負担がかかり命を縮めてしまう。
女性の人工魔族の場合、最も体に負担がかかるのは子を産むこと。人工魔族になった時点で、エルダナーン以外は子を宿すことを諦めなければいけないほど負担が大きい。
古い伝説によると他人のために流す人工魔族の涙は石となり、『石の涙』と呼ばれる。この『石の涙』はありとあらゆる願いを叶えるが、現実に存在している人工魔族は他人のための涙を流すこと自体ができないため、「叶わぬ奇跡の代名詞」と学者たちは解釈している。
体に埋め込まれるのと同時に上級魔族の人格は変質し、基本的には体の所有者の人格と融合してしまう。そのため、封じ込まれている本来の魔族の名は消え去り、ただ石のみが残っている。
力を解放することで、本物の魔族以上の能力を発揮するが、体のほうが力に耐え切れずに崩壊してしまう。
力を振るうこと、人を殺すことで、肉体に負担がかかり命を縮めてしまう。
女性の人工魔族の場合、最も体に負担がかかるのは子を産むこと。人工魔族になった時点で、エルダナーン以外は子を宿すことを諦めなければいけないほど負担が大きい。
古い伝説によると他人のために流す人工魔族の涙は石となり、『石の涙』と呼ばれる。この『石の涙』はありとあらゆる願いを叶えるが、現実に存在している人工魔族は他人のための涙を流すこと自体ができないため、「叶わぬ奇跡の代名詞」と学者たちは解釈している。
ヒノモト
無数の島々で成り立っている列島。
今現在、島にはそれぞれ国家が存在している。
かつては『ミカド』と呼ばれる国王が全ての島々を支配していたが、すでに求心力は失われており、「ただ官位を与えるための道具」としてのみ存在する。
今現在、島にはそれぞれ国家が存在している。
かつては『ミカド』と呼ばれる国王が全ての島々を支配していたが、すでに求心力は失われており、「ただ官位を与えるための道具」としてのみ存在する。
ムツ島
ヒノモト東北部に位置する島。
ヒノモトの中では最も冬が長く、夏が短い。
いくつかの国に分れていたが、すでにダテ家により統一されている。
ヒノモトの中では最も冬が長く、夏が短い。
いくつかの国に分れていたが、すでにダテ家により統一されている。
セキガハラ戦争
五年ほど前に起きた、ヒノモト全体を東西に分けた大戦争。
『覇王』と呼ばれたオワリ島の領主ノブナガの秘宝がその原因だとか言われている。
『覇王』と呼ばれたオワリ島の領主ノブナガの秘宝がその原因だとか言われている。
六人衆
セキガハラ戦争で東軍が精鋭を集めて作った殺戮集団。
たった六人で、万単位の人間を殺している。
『策士』『黒鬼』『白狼』『牡丹』『隻腕』『双面』の6人。
全員、人工魔族であり『輝石』を埋め込まれている。
たった六人で、万単位の人間を殺している。
『策士』『黒鬼』『白狼』『牡丹』『隻腕』『双面』の6人。
全員、人工魔族であり『輝石』を埋め込まれている。
人工魔族量産化
ヒノモトのムサシ島、トクガワ家お抱えの科学者の一人、ナイゲン・ヒラーガが研究していたもの。
『輝石』は小規模な国なら傾くほど高価なので、『捨石』で人工魔族を量産できないかというのがきっかけ。
調整された人工生命体に『捨石』を埋め込み人工魔族にする計画だったが、人工生命体では埋め込む段階で細胞組織が死んでしまうため、どうにもうまく行かず、計画は頓挫した。それと同時に素体はすべて破棄されたと言われているが、生き残った素体もあるらしい。
『輝石』は小規模な国なら傾くほど高価なので、『捨石』で人工魔族を量産できないかというのがきっかけ。
調整された人工生命体に『捨石』を埋め込み人工魔族にする計画だったが、人工生命体では埋め込む段階で細胞組織が死んでしまうため、どうにもうまく行かず、計画は頓挫した。それと同時に素体はすべて破棄されたと言われているが、生き残った素体もあるらしい。
それらの素体は核石を埋め込まれていない。