俺とルーデルはカレー・ヴルストを砲張りながら地下街を歩いていた。

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カレー・ヴルスト ドイツの一般的な料理、屋台や露店で売ってる事が多いそうで。

材料
ソーセージ 5~6本
ケチャップ、カレー粉 適量
フライドポテト(冷凍) 25本程度

ソーセージを一口大に切り、油を引いたフライパンで焼く。
フライドポテトを揚げる。
ソーセージを皿に盛り、ケチャップだばあ。
カレー粉をソーセージにどさあ、フライドポテトを盛って完成。

「思えばいろいろあったもんだな。」

口の周りをケチャップとカレー粉まみれにしたルーデルが言った。

「まだ何も解決していないだろう、お前は気が早すぎるんだよ」

「俺達は何を解決しに来たんだよ、ただ単にガーランドの命令でこの島に来ただけだろう?」

「俺はこの事件の真相が知りたいんだ、それまでは帰らんぞ。」

「だったらこんな所でのんびりしてる訳にはいかないだろ。」

「今は様子見だ、それにガーランドだってただ単に訓練がしたくてこの島に来たわけじゃないだろ?」

「訓練以外にガーランドがこんな事するってのか?」

「考えてみろ、こんなの自然に起こるようなもんじゃない、きっと人為的な災害・・・。」

「おい!そ、それじゃあガーランドはそれを確かめる為に・・・。」

「ああ、そして皇帝を助ける為に・・・。」

「じゃあ何で俺達に黙って?ってか皇帝って・・・。」

「ガーランドは俺達が言わずとも分かってくれる、それを分かってたんだ。」

「じゃあ・・・。」

「ガーランドは誰にも縛られない存在、でも皇帝への忠誠は誰よりも高い。」

「だけど・・・言ってくれてもよかったんじゃないのか?」

「ガーランドなりの自身の現れだろうな、自分1人で何とか出来ると思ってるんだろう」

「・・・あの野郎、帰ったら鉄拳制裁だな。」

「ああ、全くだ。」

積み上げられた皿をゴミ箱に叩き込むと俺達は歩き出した。

「行くぞ。」

「ああ。」

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最終更新:2011年04月19日 17:01