スパイクの意識

スパイカーは絶対にこの一球で決めてやるという強い気持ちが必要です。

しかし、必ず決めてやるんだという思いが強すぎると、その気持ちが空回りしてしまい、ネットにかけたり、ふかしてアウトにしてしまったりということが多いのも事実です。

バレーボールに限らないことですが、重要なのは闘志と冷静さです。
どのコースにスパイクを打てば、どんな球を打てば1点が取れるのかということをアタッカーは常に冷静に考えなければなりません。

そのために、助走の時から相手チームのフォーメーションを確認することもが重要です。
相手レシーバーは深く構えているのか、手前に構えているのか、クロス寄りか、ストレート寄りかチーム全体としての穴はどこかなどです。
また、試合が始まる前や試合中に相手選手の特徴を理解して、相手ブロッカーの高さがないコースやレシーブが苦手な選手がいるコースなどを狙うことも戦略の一つです。

こうした駆け引きの一つ一つがバレーボールの醍醐味とも言えるでしょう。

このような冷静な状況判断から、強打なのか、フェイントなのか、どのコースに打つのか、タイミングの緩急はどうするのかなどの選択肢が生まれます。
この選択肢が多い選手ほど実力のあるプレーヤーといえるでしょう。
実際に、全日本で活躍するようなトップレベルのバレーボール選手のなかには、同じAクイックでも何十通りのパターンをもっていて、それを使い分けています。

これらの選択肢を増やすためには日々の練習の積み重ねしかありませんが、ただやみくもにバレーボールに食らいつくだけでなく、闘志と冷静さを兼ね備えたクールプレーヤーを目指しましょう♪

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最終更新:2010年09月23日 13:39
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