学 ― 学問を学ぶ
幸福の物理では、
数学と
物理を学ぶことを推奨します。数学は、
表現や
議論する上で必要となるので、必修科目です。一方
物理は、
この世界の性質を知る上で非常に重要です。もちろん物理にも限界があり、世界を完全に記述することはできません。だからこそ、その限界を知ることが幸福の物理の始まりです。
幸福の物理の実践は
観測から始まります。
観測とは、
五感の働きによって世界の情報を得ることです。見たり、聞いたり、触ったりして、情報を収集します。その際気を付けることは、他人の意見に惑わされないことです。自分が見たとおりに、聞いたとおりに感想を述べてください。
疑 ― 徹底的に疑う
幸福の物理の二つ目の実践は、
疑うことです。テレビ、新聞、書物を疑ってください。親、先生、友人を疑ってください。そして、自分自身も疑ってください。全てを疑うなかで、あなたは「
信じる」の本当の意味がわかるはずです。
議 ― 議論を行う
幸福の物理の3つ目の実践は、
議論することです。議論の目的は共通見解を導くことであり、相手を論破することではありません。議論に勝ち負けはありません。自らの考え方に固執せず、相手の意見を尊重し、建設的な意見交換を心がけてください。最終目標は「
主観の定義」について共通認識を得ることです。
最終更新:2011年11月02日 11:54