洗脳

洗脳とは、人の思考を変化させる行為。
つまり、価値観の強制である。
マインドコントロールや教育もほぼ同義である。

暴力や薬物を使えば「洗脳」。
そうでなければ「マインドコントロール」。
子供相手なら「教育」。
世間的にはこのような区別があるが、やってることは同じである。

「記憶を改竄し、人格を破壊するのが洗脳だ。」
記憶や人格など、どんどん変わっていくのが人間です。
もし、記憶が書き換え不可能で、人格が固定されていたら、それは生きてるとは言えないでしょう。
何も覚えず、何も学ばず、会話すら不可能です。

正しい方向に導くのが教育、正しくない方向に導くのがマインドコントロールだ。」
「正しい方向」こそが価値観の正体であり、その方向に導くのであれば、教育は価値観の強制です。

問題なのは、洗脳の内容である。
そういう意味では、「教育」とは「良い洗脳」と言えるかもしれない。
では、その「良い」とは誰が決めるのか?
それが、親であり、社会であり、国家である。
親は責任をもって、子供を洗脳する義務がある。

「道がわからない子供に正しい方向を教えるのが教育、すでに教育を受けた大人に違った方向へ導くのが洗脳だ。」
問題点は2つ。
道がわからない子供は、教えられた道が正しいか正しくないかわかりません。
仮に間違っていても、正しいと信じて進むでしょう。
すでにうけた教育が間違っていた可能性があります。
その場合「違った方向へ導く」のは、正しい道への修正かもしれません。


教育


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最終更新:2012年02月10日 01:29