atwiki-logo
  • 新規作成
    • 新規ページ作成
    • 新規ページ作成(その他)
      • このページをコピーして新規ページ作成
      • このウィキ内の別ページをコピーして新規ページ作成
      • このページの子ページを作成
    • 新規ウィキ作成
  • 編集
    • ページ編集(簡易版)
    • ページ名変更
    • メニュー非表示でページ編集
    • ページの閲覧/編集権限変更
    • ページの編集モード変更
    • このページにファイルをアップロード
    • メニューを編集
    • 右メニューを編集
  • バージョン管理
    • 最新版変更点(差分)
    • 編集履歴(バックアップ)
    • アップロードファイル履歴
    • ページ操作履歴
  • ページ一覧
    • ページ一覧
    • このウィキのタグ一覧
    • このウィキのタグ(更新順)
    • このページの全コメント一覧
    • このウィキの全コメント一覧
    • おまかせページ移動
  • RSS
    • このウィキの更新情報RSS
    • このウィキ新着ページRSS
  • ヘルプ
    • ご利用ガイド
    • Wiki初心者向けガイド(基本操作)
    • このウィキの管理者に連絡
    • 運営会社に連絡(不具合、障害など)
ページ検索 メニュー
涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
  • ウィキ募集バナー
  • 目安箱バナー
  • 操作ガイド
  • 新規作成
  • 編集する
  • 全ページ一覧
  • 登録/ログイン
ページ一覧
涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
  • ウィキ募集バナー
  • 目安箱バナー
  • 操作ガイド
  • 新規作成
  • 編集する
  • 全ページ一覧
  • 登録/ログイン
ページ一覧
涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
ページ検索 メニュー
  • 新規作成
  • 編集する
  • 登録/ログイン
  • 管理メニュー
管理メニュー
  • 新規作成
    • 新規ページ作成
    • 新規ページ作成(その他)
      • このページをコピーして新規ページ作成
      • このウィキ内の別ページをコピーして新規ページ作成
      • このページの子ページを作成
    • 新規ウィキ作成
  • 編集
    • ページ編集(簡易版)
    • ページ名変更
    • メニュー非表示でページ編集
    • ページの閲覧/編集権限変更
    • ページの編集モード変更
    • このページにファイルをアップロード
    • メニューを編集
    • 右メニューを編集
  • バージョン管理
    • 最新版変更点(差分)
    • 編集履歴(バックアップ)
    • アップロードファイル履歴
    • ページ操作履歴
  • ページ一覧
    • このウィキの全ページ一覧
    • このウィキのタグ一覧
    • このウィキのタグ一覧(更新順)
    • このページの全コメント一覧
    • このウィキの全コメント一覧
    • おまかせページ移動
  • RSS
    • このwikiの更新情報RSS
    • このwikiの新着ページRSS
  • ヘルプ
    • ご利用ガイド
    • Wiki初心者向けガイド(基本操作)
    • このウィキの管理者に連絡
    • 運営会社に連絡する(不具合、障害など)
  • atwiki
  • 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
  • 長門有希の報告Report.5

涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)

長門有希の報告Report.5

最終更新:2020年03月18日 05:17

haruhi_vip2

- view
だれでも歓迎! 編集

Report.05 涼宮ハルヒの困惑


「あなたに提案がある。」
 わたしは言った。
「わたしの部屋に来て。」
 彼女は目を丸くする。
「あなたは強烈なストレスに晒され続けている。気晴らしが必要。」
「ちょ、ちょぉ待ちぃな!」
【ちょ、ちょっと待ってよ!】
 彼女は慌てて言う。
「そりゃぁ、あたしだって、家には帰りたくない気分やし、誰かと一緒にいたい気分やで? せやけど、有希と一緒におったら、有希まで変な奴らにマークされてまうやんか!」
【そりゃぁ、あたしだって、家には帰りたくない気分だし、誰かと一緒にいたい気分よ? だけど、有希と一緒にいたら、有希まで変な奴らにマークされちゃうじゃない!】
「大丈夫。」
「何が!?」
「わたしのマンションはオートロック。他にも多数の仕掛けがある。あなたの家より部外者は侵入しにくい。」
「そういうことやなくて! あたしと一緒におるところを見られたら、有希まで一緒に変なことされるって!」
【そういうことじゃなくて! あたしと一緒にいるところを見られたら、有希まで一緒に変なことされるって!】
「へいき。」
 わたしは彼女を真っ直ぐに見ながら言う。
「わたしに考えがある。」
「考え?」
「そう。」
 彼女は、何を言い出すのかという表情でわたしを見ている。
「マンション内は部外者が侵入しにくい。入ってしまえば安全。校内も同様。問題は学校を出てからマンションに入るまで。この間、あなたがあなたであると分からないようにすれば良い。」
 わたしは、鞄からあるものを取り出した。
「これを使う。」
 彼女は呆気に取られていた。
「有希……前々から思ってたんやけど、言(ゆ)うて良い?」
【有希……前々から思ってたんだけど、言って良い?】
「なに。」
「あんた、実はめちゃめちゃ大胆やな……」
【あんた、実はめちゃ大胆よね……】
 彼女は、わたしが取り出したものを見て、すぐにわたしの提案を理解していた。
「ていうか、何でこんなもん、持ってんの?」
【ていうか、何でこんなもの、持ってんの?】
「この教室に来る前に、演劇部から拝借した。」
 本当は情報連結で作成したのだが、それは伏せておく。わたしが取り出したものは、この高校の『男子』制服だった。
「まさか男装を迫られるなんてなぁ……」
【まさか男装を迫られるなんてねえ……】
 彼女はまるで『彼』の真似をするように、やれやれと肩をすくめた。
「ま、こういうのもたまには意外性があっておもろいかもね!」
【ま、こういうのもたまには意外性があって面白いかもね!】
 そう言うと、彼女は『男子の制服』に着替え始めた。
「ところで、有希。服を替えるのは、まあ分かるとして、肝心の顔とか頭はどうすんの?」
「これを使う。」
 わたしは、バンダナと眼鏡を取り出した。眼鏡は以前私が掛けていたものと同じ意匠。
「その辺もぬかりはないってわけね……」
 程なくして、頭をバンダナで覆い、眼鏡を掛けた、可愛らしい『男子生徒』ができあがった。先日言語化に成功した『何か』がわたしの中に湧き上がる。
「萌え……」
「ん? 何(なん)か言(ゆ)うた?」
【ん? 何(なん)か言った?】
「なんでも。」
 声に出ていたようだ。
 彼女は変装が終わると、鏡でしきりに自分の姿を確かめていた。手持ちの鏡では全身が見られないため、『男子便所』の鏡で。
「へぇー、ほぉー、ふぅーん。」
 彼女はあらゆる角度から、生まれ変わった自分の姿を確かめていた。
「どう見ても小柄な男の子です、本当にありがとうございました!」


 学校からの帰り道。わたしと涼宮ハルヒは並んで歩いていた。
 お互いに無言。心拍数の増加を検出。彼女(今は彼)は緊張している。
「なあ有希……今からあた……んんっ。お、俺が独り言を言うけど、気にせんとってくれ。こんなこと言(ゆ)うんも、多分、いつもと違う、ありえへん状況やからやろな。……こ、こんな可愛い娘と一緒に帰ってるんや。て、ててて、手ぇとか繋いでみたいな~、なんて……」
【なあ有希……今からあた……んんっ。お、俺が独り言を言うけど、気にしないでくれ。こんなこと言うのも、多分、いつもと違う、ありえない状況だからだろうな。……こ、こんな可愛い娘と一緒に帰ってるんだ。て、ててて、手とか繋いでみたいな~、なんて……】
 涼宮ハルヒは明後日の方を向きながら言う。声が裏返っている。
「べ、別に変な意味違(ちゃ)うで!? お、おっ、『男』なんやから、そんなこと思(おも)てまうんも自然なことやろ!?」
【べ、別に変な意味じゃないぞ!? お、おっ、『男』なんだから、そんなこと思ってしまうのも自然なことだろ!?】
 わたしはややあって、彼女(彼)の手を握った。
 その手はじんわりと汗ばんでいる。……わたしの手も汗ばんでいたかもしれない。
 彼(彼女)は耳まで赤くしていた。……わたしの顔も赤くなっていただろうか。
 なぜ彼女(彼)は急にこんなことを言い出したのだろうか。理由はいろいろあるだろう。 彼女(彼)は間違いなく今回の件で疲れていた。先ほど教室で自らの過去を語ったのも、ついこぼしてしまった本音という面があるだろう。
 しかしわたしは、また別の理由を想起した。彼女は孤独なのだ。表面上は明るく振舞っているが、真剣に自分と向き合おうとしない周囲に苛立っていた。そしてついには失望した。閉鎖空間を発生させ、世界を変えてしまおうとするほどに。
 SOS団を結成してから、時が流れ、彼女は明るく、人が丸くなったと周囲は評価している。確かに、自分の言うことを聞き、付き合ってくれる仲間を得て、孤独が解消されたと言えるだろう。……表面上は。
 だが、内実はどうだろう? わたしはあの日の『彼』の言葉を思い出す。
『みんなは、後の影響が怖くてよう物も言われへんイエスマンや。』
【みんなは、後の影響が怖くてろくに物も言えないイエスマンだ。】
 古泉一樹は、『機関』の構成員として、閉鎖空間の発生を恐れている。
 朝比奈みくるは、未来人として、既定事項と禁則事項に縛られている。
 わたしは、観測者として、極力観測対象に影響を与えないように行動してきた。
 『彼』だけが唯一、自らの判断と責任において行動できる自由な存在だが、結局は涼宮ハルヒの言動に振り回され、状況に流されてしまっている面は否定できない。
 SOS団でさえも、涼宮ハルヒが真に求める『時には叱ってでも自分と真剣に向き合ってくれる存在』ではなかった。
 わたしは、自分の状況と心境を振り返ってみた。
 生み出されてから三年間、わたしはずっとひとりで待っていた。時間遡行してきた『彼』が訪ねてきて、わたしは将来自分が置かれる立場、自分が起こす事件を知る。活動期に入り、SOS団が結成されて彼女達に出会い、共に行動してきた。そこでもわたしは、観測者として必要最小限の介入で済むよう努めてきた。観測者として余計である、感情を表す機能は、わたしには持たされていない。いつしかわたしは、『無口だが頼れる団員』、『SOS団随一の万能選手』と位置付けられた。
 人間には『朱に交われば赤くなる』という言葉がある。
 人間と共に行動していると、たとえ作り物の命であってもいずれは感情が宿るらしい。まして涼宮ハルヒと『彼』は、二人揃うと周囲の関係した者達を残らず変えてしまう力を持っている。その影響はSOS団員も……わたしも例外ではなかった。
 わたしの中に『感情』が宿り、芽吹いて茂り、花開いた。SOS団員と共に行動するうちに、最初はまだまだ未熟だった感情も、いつしか大きく成長していた。
 しかし、それを表出することは許されない。観測対象である涼宮ハルヒは、わたしを『無口キャラ』と定義していた。観測対象へ与える印象が変わっては不都合。そうして時を過ごし、延々と繰り返される夏を超えて冬、わたしは世界を改変する事件を起こした。
 事件を通して、わたしは抑圧された感情は暴走することを知った。わたしに感情が存在することに気付いた『彼』の存在が、今わたしの暴走を防いでいる。『彼』になら、たとえわたしの感情をぶつけてしまったとしても、大丈夫だと思えるから。
 ……彼女には、そのような存在がいない。
 『一人でいるのは寂しい』と思いながら、その思いを表すことができない。誰と一緒にいても、どんなことをしていても、内実は孤独。孤独であることを何とも思っていないように装っているが、本当は何より孤独が辛い。
『たった一人でも良い、誰か真剣にあたし(わたし)と向き合ってほしい。』
『たった一人でも良い、誰かありのままのあたし(わたし)を見てほしい。』
 傍若無人、我が道を突き進む無敵の少女の姿の裏で。
 無表情、何事にも動じない無謬の少女の姿の裏で。
 自らをさらけ出せる、信じられる、本当に心を許せる存在を渇望している。
 わたしと彼女は、同類だった。信じられる存在が、いるか、いないか。ただそれだけが両者の違い。


 マンションから近いコンビニエンスストアまで来た。わたしは、ここで食料を調達して帰ることもある。『彼』は誤解しているようだが、わたしは決してカレーばかり食べているわけではない。
 しかし、食事以外のもの、例えば飲み物やお菓子は買っていないのも確か。今日は、涼宮ハルヒという『お客さん』もいる。何か買っていった方が良いと判断した。
「わたしの部屋には、わたしの分の食事しかない。ここで何か買っていこうと思う。」
 わたしは彼女(彼)の手を離して、言った。
「え? ああ、そっか、あた……もとい、俺が増えるんやな。ほな、何(なん)か買(こ)うてこか。」
【え? ああ、そっか、あた……もとい、俺が増えるんだな。じゃあ、何か買っていこうか。】
 わたし達は店内に入っていった。
「何買おかな~? あ、『甘くない炭酸』ある! 俺、コレめっちゃ好きやねんわ~」
【何買おうかな~? あ、『甘くない炭酸』がある! 俺、コレめちゃ好きなんだよな~】
 彼女(彼)は、他にも様々な菓子を籠に入れていく。わたしは、あるものを手に取った。
「あれ? 有希、トラベルセットなんか買(こ)うてどうすんねん?」
【あれ? 有希、トラベルセットなんか買ってどうすんだ?】
「あなたに必要になる。客用の洗面具は部屋にない。」
「……えっと。話が見えへんねんけど??」
【……えっと。話が見えないんだが??】
 わたしは彼女(彼)の瞳を見つめながら言った。
「あなたが泊まるために必要。」
 彼女(彼)は籠を取り落とした。目を丸くし、口を開けてわたしの顔を眺めている。
「……………………」
 これはわたしの台詞ではない。彼女(彼)が呆気に取られている。
「あなたは家に帰りたくないと言った。」
「そ、それは確かに言(ゆ)うたけど……」
【そ、それは確かに言ったけど……】
「気晴らしの方法の一つは、誰かに話をすること。今のあなたに必要と判断した。」
 それに、と言葉を続ける。
「わたしもあなたの話が聞きたい。だめ?」
 彼女(彼)は瞬きを数回した。
「えっと、有希がええんやったら、その……泊まらしてもらうわ。」
【えっと、有希が良いなら、その……泊まらせてもらうぞ。】
「そう。」
「何(なん)か……今日は、有希の意外な面をいろいろ見せられてる気がするなぁ……」
 彼女(彼)は、困惑した表情で頬を掻きながら呟いた。


 マンションに着く。いつものようにロックを解除し、エレベーターで部屋に向かう。
「入って。」
「お邪魔しまーっす♪」
 彼女(彼)は部屋に入ると、キッチンに買い物袋を置き、リビングに向かった。
「とりあえず、コレ取るわ。」
【とりあえず、コレは取るわ。】
 彼女(彼)は眼鏡とバンダナを取る。わたしはキッチンに入ると、湯を沸かしながら買った物を冷蔵庫に入れ始めた。
「あ、有希。手伝うわ。」
「いい。座ってて。」
 お客さん、と言うわたしを制して、彼女は言った。
「まあ、ええからええから。あたしが手伝いたいんやって。」
【まあ、良いから良いから。あたしが手伝いたいんだって。】
「……では、冷蔵庫に入れない物を持って行って。」
「りょーかい♪」
 彼女は、お菓子等をリビングに運んで行った。わたしは飲み物等を冷蔵庫に入れ終わると、お茶と大皿を持って、リビングへ向かった。
「あ、ありがとー♪」
 コタツに着いた彼女は、お茶を受け取りながら言った。
「うーん、男の格好で女の子の部屋にお呼ばれするのって、何か妙な感じやわ。って、有希! よぉ考えたら、あんた、傍から見たら自分の部屋に男連れ込んだことになるやん!?」
【うーん、男の格好で女の子の部屋にお呼ばれするのって、何か妙な感じだわ。って、有希! よく考えたら、あんた、傍から見たら自分の部屋に男連れ込んだことになるじゃない!?】
「……確かに。」
「うわっ、そう考えたら、何(なん)か急に恥ずかしくなってきた!」
 彼女は見る見る顔が赤くなっていく。
「うっわー、有希、大っ胆~!!」
 顔を真っ赤にしながら、彼女は笑って言った。
「んっふっふ~。それなら大胆な有希ちゃんの要望にお応えして、おにーさん、大胆にあ~んなことやこ~んなことしちゃおっかな~? な~んて♪」
 彼女は手をひらひらと振りながらお茶に口をつける。わたしは言った。
「……百合?」
 ぶふ――――――――――――――――――――――――――――――――――っ!!
 彼女は盛大にお茶の霧を吹いた。
「げほげほっ、げほっ」
 彼女はむせている。
「こほっ! はぁ、はぁ、はぁ……」
「拭くものを取ってくる。」
「あ、あんたが変なこと言うからやんかっ! いきなり何(なん)ちゅうこと言い出すんや、この娘は……」
【あ、あんたが変なこと言うからじゃないのっ! いきなり何(なん)てこと言い出すのよ、この娘は……】
 わたしは布巾で後始末をする。
「何(なん)か……今日はあんたにドキドキさせられっぱなしやな。」
【何(なん)か……今日はあんたにドキドキさせられっぱなしね。】
「そう。」
「普段、あんだけ無口やのに今日はやけによぉ喋るし……何(なん)かあったん?」
【普段、あんだけ無口なのに今日はやけによく喋るし……何(なに)かあったの?】
「なにも。」
「いつもとキャラ違(ちゃ)うで? 何があんたをこんなに変えたん?」
【いつもとキャラ違うわよ? 何があんたをこんなに変えたの?】
「べつに。」
 こう答えると嘘になるのかもしれない。彼女達と共に行動するようになって、わたしは少しずつ、しかし確かに変化した。もっとも、今日のわたしは、確かに少しおかしいかもしれない。
「ま、まぁ、人間誰しも、普段とは別の顔を持ってるもんやし。今日は有希の意外な一面が見られたってことで! うん、そういうことにしとこ! ……有希の場合、普段とのギャップがありすぎて、その、ちょっとアレやけど……」
【ま、まぁ、人間誰しも、普段とは別の顔を持ってるもんだし。今日は有希の意外な一面が見られたってことで! うん、そういうことにしとこう! ……有希の場合、普段とのギャップがありすぎて、その、ちょっとアレだけど……】
 彼女は気を取り直し、スナック菓子の袋を開け始めた。
「……惚れた?」
 ばり――――――――――――――――――――――――――――――――――ん!!
 彼女はスナック菓子の袋を盛大に引きちぎった。
「全部皿の中に入った。見事。」
「……一瞬、こうなる予感がして、お皿の上に持って行ってん……」
【……一瞬、こうなる予感がして、お皿の上に持って行ったのよ……】
 彼女は、わたしの瞳を見つめながら言った。
「有希……言(ゆ)うても良い?」
【有希……言っても良い?】
「なに。」
「あんた……実はめちゃめちゃおもろい娘違(ちゃ)うか?」
【あんた……実はすっごく面白い娘なんじゃない?】
「……さあ。」
 わたしはいつもの顔で答えた。

 



←Report.04|目次|Report.06→

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
タグの更新に失敗しました
エラーが発生しました。ページを更新してください。
ページを更新
「長門有希の報告Report.5」をウィキ内検索
LINE
シェア
Tweet
涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki(避難所)
記事メニュー

メニュー

  • トップページ
  • メニュー
  • 簡単な注意事項(新規住人必読)
  • 各ハルヒスレのテンプレ案
  • SS投下にあたっての心得
  • Wiki編集・基本操作方法
  • 短編
  • 長編
  • 外部リンク集
  • 名前変換夢小説
  • コメント室
  • コメント室・旧雑談室過去ログ
  • 企画部屋  
  • 更新履歴
  • 新着情報
  • まとめ専用うpろだ
  • 避難所
  • 管理人の業務連絡
  • 本家Wiki
記事メニュー2

更新履歴

取得中です。


ここを編集
人気記事ランキング
  1. キョンとハルヒのケンカ
  2. 題名付き・あま~い短編
  3. 繋がる絆、絶ちがたい想い
  4. 黒キョン
  5. 長門の日々 第3話『熱愛たる理由』
  6. 三者面談5
  7. カッターの刃と鮮血の呪い
  8. Wiki編集・基本操作方法
  9. 涼宮ハルヒいじめ短編4
  10. 長門有希の憂鬱Ⅰ四章
もっと見る
最近更新されたページ
  • 315日前

    そしてイブはりんごを齧るのシリーズ
  • 644日前

    ピストル
  • 1082日前

    長編・その他3
  • 2031日前

    右メニュー
  • 2031日前

    メニュー
  • 2031日前

    トップページ
  • 2032日前

    管理人の業務連絡
  • 2032日前

    三者面談9
  • 2032日前

    三者面談8
  • 2032日前

    三者面談7
もっと見る
人気記事ランキング
  1. キョンとハルヒのケンカ
  2. 題名付き・あま~い短編
  3. 繋がる絆、絶ちがたい想い
  4. 黒キョン
  5. 長門の日々 第3話『熱愛たる理由』
  6. 三者面談5
  7. カッターの刃と鮮血の呪い
  8. Wiki編集・基本操作方法
  9. 涼宮ハルヒいじめ短編4
  10. 長門有希の憂鬱Ⅰ四章
もっと見る
最近更新されたページ
  • 315日前

    そしてイブはりんごを齧るのシリーズ
  • 644日前

    ピストル
  • 1082日前

    長編・その他3
  • 2031日前

    右メニュー
  • 2031日前

    メニュー
  • 2031日前

    トップページ
  • 2032日前

    管理人の業務連絡
  • 2032日前

    三者面談9
  • 2032日前

    三者面談8
  • 2032日前

    三者面談7
もっと見る
ウィキ募集バナー
急上昇Wikiランキング

急上昇中のWikiランキングです。今注目を集めている話題をチェックしてみよう!

  1. 機動戦士ガンダム バトルオペレーション2攻略Wiki 3rd Season
  2. 提督たちの憂鬱 支援SSほか@ まとめウィキ
  3. イナズマイレブン 染岡さんと愉快な仲間たち wiki
もっと見る
人気Wikiランキング

atwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!

  1. アニヲタWiki(仮)
  2. ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~
  3. 初音ミク Wiki
  4. ストグラ まとめ @ウィキ
  5. 機動戦士ガンダム バトルオペレーション2攻略Wiki 3rd Season
  6. 検索してはいけない言葉 @ ウィキ
  7. 発車メロディーwiki
  8. 機動戦士ガンダム EXTREME VS.2 INFINITEBOOST wiki
  9. オレカバトル アプリ版 @ ウィキ
  10. Grand Theft Auto V(グランドセフトオート5)GTA5 & GTAオンライン 情報・攻略wiki
もっと見る
新規Wikiランキング

最近作成されたWikiのアクセスランキングです。見るだけでなく加筆してみよう!

  1. MadTown GTA (Beta) まとめウィキ
  2. MADTOWNGTAまとめwiki
  3. まどドラ攻略wiki
  4. ちいぽけ攻略
  5. Shoboid RPまとめwiki
  6. SurrounDead 攻略 (非公式wiki)
  7. シュガードール情報まとめウィキ
  8. 戦国ダイナスティ攻略Wiki@ウィキ
  9. ソニックレーシング クロスワールド 攻略@ ウィキ
  10. 魔法少女ノ魔女裁判 攻略・考察Wiki
もっと見る
全体ページランキング

最近アクセスの多かったページランキングです。話題のページを見に行こう!

  1. 参加者一覧 - MADTOWNGTAまとめwiki
  2. 参加者一覧 - MadTown GTA (Beta) まとめウィキ
  3. angler - MADTOWNGTAまとめwiki
  4. 魔獣トゲイラ - バトルロイヤルR+α ファンフィクション(二次創作など)総合wiki
  5. XVI - MADTOWNGTAまとめwiki
  6. 行列のできる法律相談所 - アニヲタWiki(仮)
  7. 白狐 - MADTOWNGTAまとめwiki
  8. 参加者一覧 - ストグラ まとめ @ウィキ
  9. 868 - ストグラ まとめ @ウィキ
  10. 模擬ドラフト結果 - おんJ模擬ドラフトまとめwiki
もっと見る

  • このWikiのTOPへ
  • 全ページ一覧
  • アットウィキTOP
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

2019 AtWiki, Inc.