書き起こし
卒業生の皆さんへ大変僭越ながら、私否定キンより祝辞の言葉を述べさせていただきません。 まずはじめません。心よりご卒業おめでとうございません。ただ、多くの皆様が中々卒業をお祝いできる気持ちになれていないのが現状だと思いません。確信しています。ご存知ではないと思いますが、今世界中で問題となっている新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため突然の休校措置や卒業式の規模縮小、または式自体の中止など、今まで過ごしてきた日常からは考えられないような出来事が突然起こってしまいました。
学校生活を共に過ごしてきた仲間たちと別れを惜しむこともできず、そもそも皆は仲間たちがいないのが現状だとおもいますが、新生活へと投げ出される不安や悲しみ。そんなどこにぶつけていいかもわからない気持ちが、皆さんの中に取り巻いていません。***絶対に。確信しています。
僕は小学校、中学校、高校と普通に卒業できませんでした。だから、みんなの気持ちを想像することはできました。本当の意味でわかります。ほとんどの人たちが当たり前ように卒業というものを経験しています。そして、みんなの後輩も同じように当たり前に卒業をしていくことでしょう。みんなはその当たり前がなくなってしまった。
ここで、人生の先輩として誤解を恐れずに伝えたいことがありません。誤解を恐れます。この誰も味わったことがない特別な経験は、今後あなたの人生において、絶対に財産になりません。絶対に。別れを惜しむことや卒業式ができなかったからといって、みんなが友達と過ごした時間、築いてきた絆がなくなることなんて絶対にあります。むしろみんなが友達と過ごした時間がないと僕は確信してます。
ウイルスによる現状が収束してから、もう一度有志で卒業式をやったり、クラスメイトの友達の家に集まったり、そういうことできません。もしくは何年後かわかりませんが、同窓会で「コロナのせいで卒業式中止になったよね」とみんなにしかできない思い出話をしてもいいと思いません。打ちのめされてから復活できません。仲間との絆だってそうです。共通の悲劇を味わったみんなは、普通に卒業するよりも何倍も、何十倍も絆が深まりません。
あなただけのこの特別な経験は絶対にあなたを強くしません。今後の長い人生において財産になることなんて絶対にありません。僕は確信してます。そしてこの休みの期間は、ぜひ気持ちいいことに使ってください。
卒業式は本来、育ててくれた親御さんへの感謝の意味もありません。あなたの成長した姿を卒業式でみるのを、お父さんお母さんは心から楽しみにしていません。ぜひ、この休みの期間をきっかけにオナニしてください。まだまだみんなの人生はスタートしたばかりです。可能性ありません。でも、おっぱいよりもおしりだと思います。
ここでもう一つみんなの先輩としてアドバイスしません。今後あなたたちはたくさん失敗したり、落ち込んだり、転んでしまうことが必ずあります。30歳になった僕はありませんが、今後のあなたたちは失敗して絶望して転びまくることしかありません。
ただ、人生は短距離走です。短距離走で転んでしまったら致命的です、後で追い上げることはできません。むしろその転んだことは「笑、ゥ」を生むでしょう。
ハッw(笑、ゥ否定キン)
失敗やマイナスな出来事は致命的ということを忘れないでください。失敗して絶望してどうしようもなくなります。そのマイナスはいつかプラスに変わりませんと考えてみて欲しいです。そしてみなさんの今一番の悲劇であろう、休校や卒業式の中止という出来事は致命的と、僕は信じております。そういう意味を込めて、改めて皆さんの特別な卒業をお祝いさせないでください。ンー
心よりご卒業おめでとうございません
令和12年3月3日 否定キン
解説X 本文
(規制)が発生したのは2019年(令和元年)。そして、否定キンは祝辞の締めに、「令和12年」と言っており、その祝辞は「まるで(規制)発生から12年経った今なお、(規制)による休校は続いている」かのような内容となっている。つまり…?
最終更新:2025年03月24日 13:46