2022年ヒカマニ国際危機とは、「イスラムに処刑されて(泣く)」という動画が炎上し、大規模な国際議論を招いた騒動である。別称、ヒカマニとイスラムの対立・戦争とも呼ばれるが、実際には穏健派のムスリムが一部の暴徒化した同胞を説得したり、過激派と穏健派で分裂したヒカマニ民の内部抗争も生じ、さらにそれを大チャンスとしてヒカマニ界隈を壊そうとしたヒカマニアンチ系勢力も乱入したため、全面戦争とは言い難いのかもしれない。
概要
元々はイスラム過激派組織「イスラム国(ISIL)」による日本人人質殺害事件の映像をヒカマニに編集して投稿された動画が原因である。該当の動画の内容は、ISILの処刑人とされているジハーディ・ジョンの頭部が
!?に、人質の後藤健二さんの顔には
(泣く)ヒカキンさんの顔が合成されており、処刑されていると思われるシーンは画面が真っ暗になり
レさの音が鳴るというものだった。
実際に人が亡くなった事件をネタにしているという点は勿論、本来のイスラム教のイメージを著しく低下させる、誤解を招くような非常に悪質な動画であり、ヒカマニ民とムスリムの双方から非難される。しかし、逆張りのつもりなのか、一部のヒカマニ民の中にその動画を称賛したりするような者がいて、ついに衝突が始まってしまう。
当然、イスラム教徒側にも穏健派の者は暴走している人たちに必死に仲介をしていたが、それすらも敵認定する
ネトウヨ・レイシスト的な過激派や、ヒカマニ民・イスラム教徒の双方になりすましたアカウントで騒動を混乱させるヒカマニアンチが原因となり、停戦への道は遠のいていく。
時系列
2022年12月
2022年12月1日、「【ヒカマニ】イスラムに処刑されて(泣く)」という不謹慎な動画が投稿された。瞬く間に動画は大炎上し、当初はヒカマニ民とイスラム教徒の双方から叩かれていた。コメント欄には、ISILによる殺害をイスラムの処刑と誤解してしまった者や、その不謹慎な動画の制作者を擁護する者などが現れ、ヒカマニ民とイスラム教徒が対立してしまう火種が徐々に積み重なっていく。しばらくして、ついには双方の過激派が暴走したことにより大規模な騒動に発展した。
イスラム教とは一般的な宗教であるが、イスラム国(ISIL)とは、イラク・シリア領内を中心にテロ行為を行い、独自にイスラム教を解釈した国家の樹立を目的とするテロ組織であり、同一視するような動画の内容であったため騒動を招いたとされる(この記事で解説するイスラム国とは、イスラム教を国教とする国や地域ではなく、国家樹立を目論むテロ組織の方であり、正式な国家や政府を示すものではない)。
2023年1月
該当の動画は、「暴力犯罪組織に関するポリシー」に関する違反として削除され、これで一安心と思いきや、すでに双方の対立は深まり騒動は縮小するどころかむしろ拡大した。他のヒカマニ投稿者のコメント欄を戦場としてヒカマニ民とイスラム教徒が衝突するという現象が乱発していた。元の不謹慎動画にコメントしていたヒカマニ投稿者を経由してこのような事態になったと考えられる。
2023年2月
騒動は全盛期を迎え、Twitter(現:X)やTikTok等にも飛び火していた。状況を理解できていなかった多くのヒカマニ民もこの頃から騒動の事柄を知り、毎日のようにヒカマニ民とイスラム教徒の衝突が続いていた。
一時期、ヒカマニとイスラムの対立がニュース化したことが話題になった。そのサイトの内容は、例の不謹慎動画のサムネイル等が貼られており、外国語でヒカマニを糾弾するような内容であった。しかし、そのサイトは本物のニュースサイト等ではなく、Jimdoという無料ホームページ制作ソフトによって作られたサイトであった。また、アラビア語を公用語とするイラクの国旗の画像が大量に掲載されていたが、実際にサイト内で使用されていた言語はペルシャ語と英語であったことから、一部のヒカマニ民かヒカマニアンチがふざけて作ったものであると思われる。そのような疑惑が浮上してから、該当のサイトは削除されたが、Yahoo!知恵袋やXにてURLが残っている。
2023年3月
騒動の拡大に伴い、穏健派と過激派に別れた同じヒカマニ民同士・イスラム教徒同士での内ゲバが起きる。
2023年4月
ヒカマニアンチ勢力による破壊工作が明らかになる。コメント欄のイスラム教徒の中に、数時間~数日前に作られたアカウントでコメントをしていたり、明らかにイスラム教を理解していないようなコメント(ムスリムではないはずのヒカキンさんが豚肉や酒を摂取したことを非難するような内容)、さらには別のヒカマニ動画のコメント欄で日本語で普通にアンチコメをしている者がいた。穏健派のイスラム教徒は、怪しいコメントに対して「あなたは本当にイスラム教徒か?」と疑った。同時にヒカマニ民も異常に気付き、ヒカマニアンチの参戦が鮮明となった。
2023年5月
ヒカマニ民とイスラム教徒でずっと争っているよりも、まずは騒動を混乱させているヒカマニアンチ勢力の打倒が急がれた。特に、イスラム教徒に偽装している奴に関しては、本物のイスラム教徒にとって見抜くことは容易であり、次々と破壊工作が暴露されていった。
2023年6月
ヒカマニアンチ討伐に成功、同時にヒカマニ民とイスラム教徒の過激派も一掃されたことにより双方が対立する理由はなくなり、ヒカマニとイスラムの対立自体は事実上終戦した。しかし、未だに歪んだ考えを持っている者がいるというのが現状だ。
騒動参加者の出身・居住国(地域)
中東
- シリア
- イラク
- イラン
- イエメン
- オマーン
- クウェート
- サウジアラビア
- アラブ首長国連邦
- トルコ
- バーレーン
- パレスチナ自治区
- ヨルダン
- レバノン
南アジア
東アジア
アフリカ
ヨーロッパ
考察
ムスリム側の騒動参加者は、主にシリア・イラク・イラン・トルコ出身の者が多く、これらの国はISILによる被害を最も多く受けている。ISILが関わった紛争は、シリア内戦の局面の一つでもあり、政治的な面でも非常に不謹慎だったとされる。
騒動が拡大するにおいて、ウン發さん本人の命が狙われるのではないかと危惧されていたが、元々は不謹慎な動画の制作者とそれに便乗して動画を称賛したものが現れたことが始まりであり、むしろ被害者であるヒカキンさんやセイキンさんにヘイトが向くことはないと思われる。しかし、特定の人物がコーランを燃やしたといった捏造動画を制作して実在するイスラム過激派組織へ攻撃を促すといったケースは存在しており、もしそのような内容であったら騒動は更に拡大していただろう。
また、騒動の参加者の中に宗教を冒涜したり否定するようなコメントをする者がいたが、彼らは浅はかであり、世界史・倫理をやり直すべきだろう。イスラム教を侮辱したり誤解を招くような動画が原因で騒動が発生したのに、そういった発言をすることは更なる騒動の拡大に確実に貢献してしまっていると思われる。
また、キプロス共和国の騒動参加者は北キプロスの人もいた。
最終更新:2025年04月13日 14:43