メイド狼タオ
ヒマチャで密かに開発されてきた「スライムーズ」というゲームの作者。
作者であり運営者である彼女が突然ヒマチャから姿を消してしまったため、現在スライムーズの新カード開発は頭打ちとなっている…と歴史は語っているが、それは事実ではない。
彼女はスライムーズ転覆をひそかに企てていた参謀によって"消された"のである。
その参謀の名は「水無 暇音」。
5億回ほど噛まれた挙句道路に吐き捨てられてそのままカピカピに乾燥したガムに勝るとも劣らない粘着力を武器に、あらゆる外敵から時間と魂を奪ってきた彼もまた、スライムーズという聖戦に身を投じる強豪プレイヤーであった。
しかし、その完璧な謀略の網は、自己のアイデンティティの一種であったスライムーズにおける創造主であり絶対神であるメイド狼タオをも捉えてしまったのである。
神殺し。
それは西方、東方ともに宗教上の大いなる禁忌として継承されてきた行為である。
刑が執行された日の朝。
輪廻転生の枠組みに手を加えるという責任について悩んだのち、水無暇音は決断した。
いや、目覚めたと言ってもよい。
"私が新世界の神になるのだ"と...!
こうして神は死に、水無暇音は喜びのあまり涙を流した。
コロシアムに鳴り響く歓声。
神を殺めたその拳を高く振り上げ、水無暇音は新時代の始まりを宣言した。
しかし、神となったはずの彼を待ち受けるものは、新世界でも理想郷でもない、失楽園と言う名の焦土に他ならないということに、この時はまだ世界の誰一人として気付く者はいなかった。
今はただ、神が神であったという事実が、過去になっていくだけである。
とかいう、ガチで反吐が出るほど気色悪い解釈が事実として正しいかどうかはさておき、水無暇音との間に何らかの対立があったのはまず間違いないだろう。
一応スライムーズのwikiは現存している。かつては公式サイトも存在したが、リンク切れしてしまった。
最終更新:2026年06月02日 20:34