ほむさや流し
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作者:77/P/Qxao
379 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 投稿日:2012/06/29(金) 20:03:15.89 ID:77/P/Qxao
- ぬるめ
- ほむ種同士のほ食設定なし
夜。帰り道の河川敷でほむほむの巣を見つけた。
めがほむとさやさやの番、それと少し大きな仔ほむ仔さやたちと、まだ小さい仔ほむ仔さやたち。
一家は半透明プラスチック製の箱のようなものの底に古新聞や古雑誌の切れ端、草木の葉を敷き詰め
母親たちが子供たちをあやすように身を寄せ合って眠っていた。
おそらく、大型資源ごみに出された引き出しを拾ってきたのだろう。
それにしても。
ゴミ捨て場を荒らしたり、車にキズや足跡を付けられた時には許せないと思っていたが
こうやって無邪気に眠っているのを見ると毒気を抜かれるというか…可愛いとすら思ってしまう。
その代わりイタズラ心のようなものが起こってきた。
ぐっすり眠っている一家を起こさないようにそっと巣を持ち上げると静かに川に浮かべた。
ほむ種の巣としてよく見かけるダンボールハウスなら水を吸って沈むところだが、プラスチック製の巣はびくともしない。
一家は何も気付かずに平和に眠っている。
「チャ…ヤァ…」「ホミュ…」
少し波が立って、子供たちが母親にしがみつく。
「ホマァ…」
巣が川に流れてるとは思いもよらない母親は、子供たちをぽんぽんとあやした。
子供たちも安心したようにぐっすりと眠ったようだ。
このまま海まで辿り着くかな。
どんどん遠くなる一家のクルージングを見送って、俺も優雅な船旅がしたいなあと思いながら家路についた。
- いいね、いじめというより制裁だけど