漢字の大海
論
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houji
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【論】
読み
- 音読み
- 訓読み
あげつら(う)、と(く)、ろん(じる)
字義
①すじみちをきちんと整理して説く。
ことわけて話す。
例:「評論(ヒョウロン)」「討論(トウロン)」
ことわけて話す。
例:「評論(ヒョウロン)」「討論(トウロン)」
②すじを整理して罪を決める。
量刑する。判決を加える。
例:「論罪(ロンザイ)」
量刑する。判決を加える。
例:「論罪(ロンザイ)」
③理屈をたてた話。
また、道理を述べて意見を主張する文章。
例:「世論(セロン)」
また、道理を述べて意見を主張する文章。
例:「世論(セロン)」
④文章の最後にあって、作者が意見をのべる論評。
⑤(仏教用語) 三蔵の一つである「論蔵(ろんぞう)」の略。
教理を体系的に叙述したもの。阿毘達磨(あびだつま)。
教理を体系的に叙述したもの。阿毘達磨(あびだつま)。
⑥「論語」の略。
余談
「論」の草書体
はひらがなの「ろ」として用いられることがあるらしい。
解字
会意+形声。「言+(音符)侖」。
[侖]は「亼(まとめるさま)+冊(文字を書く短冊)」で
字を書いた短冊をきちんと整理して、まとめることを表す。
「論」は「言+侖」で、ことばをきちんと整理して並べること。
[侖]は「亼(まとめるさま)+冊(文字を書く短冊)」で
字を書いた短冊をきちんと整理して、まとめることを表す。
「論」は「言+侖」で、ことばをきちんと整理して並べること。